トランスフォーマーレガシー ナイトプローラー & キングダム KD-03 チーター レビュー

TFジェネレーションズ系
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 さて今回は米Walmart限定ナイトプローラー(ナイトプロウラー?)を紹介しようと思います。そして前のTF回のスプリンガーと同様、どうせなら全く同じ型であるキングダムチーターも同時レビュー行ってしまいますよ。本格的にビーストリメイクが始まったキングダムの中でも、キャラ人気から期待度が高かったチーター(和名チータス)。その出来が実は…というわけで、振り返りながら見ていきましょう。

TRANSFORMERS LEGACY – HASBRO
 ハズブロのトランスフォーマーメインラインである「ジェネレーションズ」の、2022年のサブタイトル。前年まではある程度の一貫性のあるストーリーに沿って商品がリリースされていたが、レガシーでは「様々な世界を横断してキャラクターたちが集結する」という以前のコンセプトに回帰。ただ、例えばTFプライム世界のキャラクターがG1世界のデザインにリメイクされていたりという新たな展開も見られる。

TRANSFORMERS KINGDOM – HASBRO
 ハズブロのトランスフォーマー メインラインシリーズのひとつで、2020年末から展開。3部作からなる「ウォーフォーサイバトロントリロジー」の最終章。Netflixでアニメ化もされた。ビーストウォーズのキャラクター達が本格的にリメイク開始されたことでも注目された。

・販売2022年 / 2019年
・英名TRANSFORMERS LEGACY AUTOBOT NIGHTPROWLER / KINGDOM CHEETOR

【パッケージ】チーターのパッケージは既に処分してしまったので、ナイトプローラーのみ。輸入ショップで購入したのですが、中華圏での流通版のようです。そしておや?このパッケージはレガシー基準なのになぜかプラ窓がついてますね。限定商品だからでしょうか。

【フロント&リア(ロボ)】カラーリングが異なるだけの全く同じ型で、ナイトプローラーの明るいグレー成形色が綺麗です。なお元になったチーターに関してはリメイクは2度目。アクが強めだったユニバースヘケヘケ)版を経ての今回だったので、正統派リメイクをおそらく多くの人が望んでいました。その結果は…ロボットモードは頑張って劇中に似せようとしているけどなんか色々気になるところがあるなぁという感じ。とりあえず僕が気になるのは上半身のボリューム不足と脚部の構造かな。
 ナイトプローラーだとそんなに気にならないので、やっぱりアニメ登場組はそのイメージが強い分ハードルが高くなっちゃうんですかねぇ。

※画像リンクはいずれもTFWikiへのリンク。

【アップ】頭部は良いと思います。特にナイトプローラーはガンメタの塗装が素敵。額のインシグニアがチーターはマクシマルですがナイトプローラーはオートボットになっているという違いがありますね。
 次に胸のビースト頭はアニメだと下向きになって隠れるはずなのですが、そこは再現されませんでした。ただ、ビンテージトイ(TFWikiリンク)はこの向きだったのでそんなに違和感はありません。
 ちなみにナイトプローラーは2003年のTFユニバースの限定商品「ハロウィーンホラーコンバリューパック」としてリリースされる予定でしたがキャンセルとなってしまったアイテム。故に設定もまだそんなに無いキャラなのですが、その時にマクシマルではなくオートボット所属だったようです。

【可動】ヒーロー着地!可動では型の後ろについているパネルが邪魔になることがあります。それ以外は全体的に細身で動かしやすいですね。

 適当にファイティングポーズ。拳の裏側にビーストのガワがかなり大きめにくっついちゃっているのが目立ちますね。チーターだけそんなにコストきつかったのかなぁ。

 頭部が結構上を向くことができるので、自然な角度がキマります。チーターとしてはちょっと上半身が細すぎですが、劇中を考えなければ良いスタイルなのでポーズをつけるとカッコいいですね。

【付属品】これがまた物議をかもした付属武器。ビースト時のしっぽがカマ(?)状の武器になります。カマ?なんでカマなのw?ビンテージトイ時のインパクトや劇中の活躍から考えても、やはり付けるべきなのは内臓を模したガットガンだと思うんですが…。せめてガットガンでなくとも銃なら良かったんですけどね。

 キャットストリームアターック!ネココンビによる怒涛の連続攻撃だ!!

 カマを反対に持たせるとムチっぽくもできます。ところでこの2体の斑点模様の塗装パターンって完全に同じなのですが、なぜかこのしっぽだけ微妙に違っているという謎があります。

【ビーストモード】ナイトプローラーはユキヒョウ、チーターはチーター(英語だとスペルが違うんですよ)に変形。とはいえ当り前ですが色が違うだけで全く同じ型です。画像検索してみるとユキヒョウっていうのはどちらかというとトラっぽい顔立ちのようですが…まあそういう野暮なことを考えるのはやめましょうw。チーターとして見るとスラリとした体躯が再現されていて良い出来なのではないでしょうか。

 頭部はかなりリアル寄りで、口を開閉することができます。よりリアルな動物から劇中のロボに変形するというのがキングダム以降のビーストリメイクのコンセプトのようです。

【変形】デザイン上ある程度は変形方法が限られてきてしまいますので、概ねビンテージトイに沿った形で変形します。難しくはないし、動かしずらいところなんかも特にありません。ただチーターの細い体を再現するためか、全体的に薄いパネルが多いのがちょっと怖いです。

 リアルな動物のスタイルを再現することが優先されておりますので、ビーストモードでは可動が少な目。できる範囲でネコっぽいポーズを…と思ったのですが、どうでしょうか。

 これは、ケンカしてるのかじゃれ合ってるのか…。

 フライングキャッツ!足もそんなに動かないのに、変形の都合でこんな動きはできるというw

 化け猫の盆踊り。

…いつの間にか増えてます。

「ダブルカマじゃん!」

ネコ調教中。

 「ハロウィーンホラーコンバリューパック」のもう1体はメタルスワスピネーターの黒リカラーの予定でした。実はクリーチャーズコライド4パックのコイツがそれモチーフなんですよね。なのでライバルキャラ同士ということでいいのかな?

【クリーチャーズ・コライドのレビューはこちら】

トランスフォーマーレガシー クリーチャーズ・コライド(バズワージーバンブルビー) レビュー
 今回は近年のトランスフォーマー展開の中でも謎が謎を呼ぶゲリラ販売シリーズ「バズワージーバンブルビー」から、「クリーチャーズ・コライド」を紹介します。昨年の「ワールド・コライド」に続く4体パック。既存商品の色変えアイテムがメインのセットなの...

「もうやられたぶ~ん…ていうか1人増えてるぶ~ん…」

 レガシーナイトプローラーとキングダムチーターでした。残念ながら万人が満足するような出来ではなかったチーターですが、まあチーターのことだからまたリメイク機会はあるでしょう。なお、そのリカラーのナイトプローラーについては個人的にこれで十分。つくづくアニメ登場キャラのハードルの高さを思い知らされるアイテムでした。というわけで皆様からのご感想もお待ちしておりまーす。

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