トランスフォーマースタジオシリーズ TS-05ボーンクラッシャー レビュー

怒涛のTF7月組襲来！今回はついに始まりました86コンストラクティコン。まずはブルドーザーになるボーンクラッシャーです。

TRANSFORMERS STUDIO SERIES

TAKARATOMY / HASBRO

CONSTRUCTICON BONECRUSHER

2025

【パッケージ】長くなりすぎたスタジオシリーズが、TSとしてナンバリングをリセットして再スタート。05はコンストラクティコンのトップバッター、ボーンクラッシャーです。アニメ映画「THE MOVIE」に取材したいわゆる86シリーズのアイテムで、もちろん集めるとデバステーターに合体可能。2015年コンバイナーウォーズ(ユナイトウォリアーズ)のタイタンクラス版以来の2度目の本格リメイクで、果たしてどんなアプローチのデバステーターになるのか今から楽しみですね。

【ロボットモード】建物を破壊し、瓦礫の散乱した光景に美学を感じるという建機モチーフとは真逆なヤツ。合体戦士であることを割り切ったようなちょっとバランスの崩れたプロポーションです。ただそれがG1ビンテージトイを彷彿とさせる妙な味になっているのが面白い。サイズはデラックスクラスでCW/UW版よりグッと小さくなりました。そして何よりコンストラクティコンのアイデンティティである鮮やかな黄緑色の発色が素晴らしい！

【アップ】頭部造形も良いですね。狙ってか偶然か、昔の「ツッパリ」リーゼントに見えるのが好きです。

【可動】ヒジとヒザは直立しているとツライチに見えるタイプの関節になっていますが、このようにちゃんと動きます。この辺はできる限り構造を単純化して合体の負荷を減らそうという意図でしょうか。

ちなみに胸アーマーになるバケットはこんなふうに腰パーツと繋がっており、上半身をひねると違和感が。ここも割り切った構造です。

【付属品】シンプルなブラスターが付属。

別売りのファイヤーエフェクトに対応しています。

劇中ではこんなことはしませんが、バケットを活用しようと思うとなんか滑稽な状況にw

【ビークルモード】ブルドーザーに変形。G1トイにほぼ忠実なコンパクトなスタイルで、クローラーまで黄緑なのもそのまま。良いリメイクです。

バケットは少し小さいかな。ロボ時のバランスに合わせたものと思われます。

ブラスターは上部に取り付け可能。

バケットが少しだけ上下できます。建機遊びは童心に帰りますねw

【変形】CW/UW版を簡略化したような変形。最小限のクリアランスで、ギリギリタイトになるかならないかくらいの設計となっています。

UW-04デバスター(DEVASTATOR)(2015)

さてここでせっかくなのでUW版のボーンクラッシャーも併せて紹介しましょう。CW版をローカライズした商品で、各ロボの関節追加、合体時の頭部リデコなどかなりの仕様変更(バージョンアップ)があった良作。初のタイタンクラス合体戦士としても記憶に残る6体セットアイテムです。

【ロボットモード】TS版と異なり、より自然なヒューマノイド体型を目指したUW版。特に大きいのがヒザの伸縮機構ですね。塗装についても全体的に豪華です。

【ビークルモード】よりメリハリの効いたビークルモード。パーツ配置についてはTS版とほぼ同じです。

付属のブラスター。UW版にローカライズされるにあたって追加されたパーツだったりします。

合体時前腕になるパーツもミサイルランチャーとして使用可能。TS版にはこれが無いのですが、果たしてどんな仕様になるのでしょうか。

デバスター左腕モード。合体用の余剰パーツ使用&合体位置固定のため、変形に無茶なところはありません。ちなみにTS版の説明書にはこのモードが無くて、今後明らかにされるようです(おおかたわかっちゃうんですけどね)。

まとめ

UW&TS。基本的には縮小版といった感じです。カラーはTS版がより淡くなっていますね。

ビークルでも。UWの頃は必ずと言っていいほどアレンジを入れるのが主流だったので、若干車種が異なります。

デバステーション！！

TSボーンクラッシャーでした。遊び心地がややヘビーだったCW/UW版をライト風味で再調整という感じ。G1トイのいい意味での野暮ったさもアップし、これは今後メンバーがそろっていくのが楽しみです。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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