さて今回はトランスフォーマーレガシーから、ブレークダウンを紹介します。レガシーの目玉商品のひとつスタンティコンシリーズもついにラスト。1年目には間に合わなくてエヴォリューションのWAVEに食い込んでしまいました。ただし表記はあくまで「レガシー」みたいですね。何はともあれ早速見ていくことにしましょう。
TRANSFORMERS LEGACY – HASBRO
ハズブロのトランスフォーマーメインラインである「ジェネレーションズ」の、2022年のサブタイトル。前年まではある程度の一貫性のあるストーリーに沿って商品がリリースされていたが、レガシーでは「様々な世界を横断してキャラクターたちが集結する」という以前のコンセプトに回帰。ただ、例えばTFプライム世界のキャラクターがG1世界のデザインにリメイクされていたりという新たな展開も見られる。
・販売 | 2023年 |
・英名 | TRANSFORMERS LEGACY BREAKDOWN |
【パッケージ】スタンティコン(和名:スタントロン)のメンバーの1人。まわりの信号機や自動車までも自分に注目していると思い込んでいるパラノイア。『トランスフォーマー 2010』エンディングでの「自意識過剰のブレークダウン」のフレーズはTFファンならおなじみです。エンジンの振動波で他の機械を壊すという能力を持っています。
【ロボットモード】レガシーの目玉商品としてリリースされてきたスタンティコンですが、最後のブレークダウンはなんとワイルドライダーのリデコ!発表された時にはネット上で物議を醸したのですが、確かに最後の最後にリデコで終了というのはちょっと肩透かしでした。
しかもこの型は正直出来があまり…でして、ボディが細く、肩周りが窮屈な感じ。背面の分割ウィングも特に元ネタが無さそうで謎なんですよね。
【アップ】G1アニメを意識した頭部はシンプルで造形も良い感じ。赤い顔が特徴ですね。
【可動】可動は及第点でしょうか。ワイルドライダーの時にも述べたのですが、真っ直ぐにするとパネルがくっついてしまう腕の構造が、少し見栄えが悪いかなぁ。曲げておけば気にならないんですけど。
【付属品】ライフルが1つ付属。スタンティコンたちは皆ふたつずつ銃を持っていたのですが、なぜか彼だけ1つのみ。なんで統一してくれないの〜というのが物議ポイントその2。
ライフルがひとつしか付かない代わりに、ビークルのスポイラーがもうひとつの武器ということになっています。とはいうもののこれをどうしよう…w
とりあえずブーメランじゃーい!!
また、説明書によると銃とスポイラーを組み合わせてこの謎の刃物にしてみろとなっています。オノでしょうか。
90度曲げて垂直に取り付ければピッケルっぽくもなりますね。
【ビークルモード】スポーツカーに変形。もともとランボルギーニカウンタックに変形するキャラですが、ワイルドライダーのリデコのため、「カウンタックっぽいフェラーリのようなもの」になっちゃってます。これがまた物議ポイントその3。
車種が問題なだけで、ビークルそのものの出来は良いです。
車体上部の5ミリ穴はスポイラーで使ってしまうため、武器は底面に収納します。
【変形】パーツ配置はオーソドックスですが、全体的にタイトであまり気持ちの良い変形ではありません。特に車体ルーフのクリアパーツを動かす時のヒンジが固くて怖いのと、脚部のパーツ移動のクリアランスがいまいち。これらはワイルドライダーの時からの特徴です。
これはもうターン様のお仕置き案件だな。あーこれでスッキリしたw。
ユナイトウォリアーズ版と比較。あらためて見てみるとUW版も独特の体型をしてますね。色は少しクリームがかっているUW版の方が高級感があって好き。
ビークルでも。UW版はコンセプトが異なり、架空のスポーツカーです。だからこそ今回はカウンタックが期待されていたんでしょうね。
「これ、返すぜ」「え…?」
「なんだか手に馴染むなぁ!」
「壊すの大好きィ!!」
KO「ハッ…!!あなたはもしかしてG1ユニバースの…!?」
BD「え…?どなたですか…?」
BD「なんだか知らないが気が合いそうだ!」
KO「そうそう…これですよこれ!」
トランスフォーマーレガシーからブレークダウンでした。悪い意味でいろいろ衝撃だったアイテムなわけですが、やっぱり何か事情があるんでしょうねぇ。全くダメなやつというほどでも無いんですけどね。何はともあれメナソー完成のためには必須です!というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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