過去良品を振り返るシリーズ。ネオ完走を目指してたんですが、新商品にあくせくしてたら先に配信終わっちゃいましたw今回はいよいよブレントロンをサクッと紹介していきます。
| BEAST WARS NEO |
| TAKARATOMY / HASBRO |
| 1999 |

物語終盤、突如として現れたサイバトロンでもデストロンでもない第3勢力ブレントロン。圧倒的な戦闘力で両軍を翻弄し、アンゴルモアカプセルを次々と奪取していきました。その正体はトランスフォーマーシリーズ最強の敵ユニクロンの眷属たち!なお商品としてはいずれもメタルス期の国内未導入フューザーズのリカラーです。
X-6ラートラータ(LATOLATA)




【ビーストモード】ミノカサゴとハチのフューザー戦士インジェクターのリカラー…といっても元のインジェクターとほとんど変わらないカラーです。ぶっ飛んだ組み合わせの多いフューザーの中でもトップクラスに強烈なキャラで、謎の多いブレントロンに選ばれたのもまあ納得。脚や羽を自由に動かせるほか、口も開閉が可能です。



【ロボットモード】ロボットモードがこれまたインパクト抜群で、頭はほぼミノカサゴを被っているという状態。もはや変態の域です。スポーンから始まったエキセントリックなフィギュアブームの余波がまだあった頃ですね。


ハチの針にあたるポイズンアローは左右どちらの腕にも取り付け可能。スプリングでミサイルを発射できます。

後頭部のスイッチにより頭部が前に倒れ、背びれが展開します。名付けてラートスラッシャー!!

デザインの奇抜さもさることながら、全体的にクリアパーツでできているのがまたすごい。後ろから光を当てるとボーッと光ります。変形は単純ですが、一度は触ってみたいウワサのアイテムですね。
X-7エルファオルファ(ELPHAORPHA)




【ビーストモード】シャチとゾウのフューザー戦士トーカのリカラー国内導入。ミックス具合が奇跡的なカッコ良さで、3体の中でビジュアル人気は一番なんじゃないでしょうか。背びれをスライドさせるとゾウのキバが開いたり閉じたりします。



【ロボットモード】ロボットモードも重厚感があっていい感じ。スリット入りのマッドマックス風マスクが只者では無さを演出しており、ブレントロンにピッタリの型でした。

ドゴーン!!アニメでは空間を叩き割ってワープするという演出がカッコ良すぎました。

背中のパーツがポロッと取れて、手持ち銃キラーシューターに。実際に水鉄砲として使えます。

変形はボディを割るだけの単純なものだったり、ロボ腕にゾウ足がそのままくっついちゃってたりと、手にとった感触は期待したほどではないアイテム。ただそれを補ってあり余るビジュアル的な迫力があり、総合的には佳作と言えるでしょう。
X-8ドランクロン(DRANCRON)




【ビーストモード】トカゲとトンボのフューザー戦士スカイシャドウのリカラー国内導入。こちらは融合具合が自然すぎて地味なヤツと言われがち。確かにフェアリードラゴンなんてファンタジー世界によくいそうなキャラですよね。

背中のスイッチを動かすことで、羽が開いたり閉じたりします。

シッポの先端にロボ顔があるという地味に見えて実はエキセントリックなデザインだったりします。


【ロボットモード】まるで特撮の怪人のようによくまとまったモンスタータイプ。ただしよく見ると羽が右手と胸に分散されているしトカゲ頭も手になってるしトカゲの脚がひと組背中にまとまってるしで、一体全体何がどうなってこうなったんだ?というデザインなんです。実際問題3体の中では群を抜いた変態変形で、胴体がクルッと90度回転するところなんかはアニメのバンクでも再現され、ドランクロンで一番印象に残る部分だったりします。


右手は羽パタパタギミックを活かしたハサミギミック。名付けてドランカッターです。

口にぶっ刺さっているクラップミサイルは押し出し式で発射可能。アニメではとりもち状の攻撃でした。

ぐぁー!!

後ろから光。見た目は地味でもオモチャとしては一番トリッキーで遊び甲斐があるというのが面白いところ。ビースト期のアイテムはこういうところが侮れません。
まとめ

ビーストウォーズネオの終盤を大いに盛り上げ、果ては物語をトランスフォーマーG1ユニバースの大団円へと導いた立役者ともいえるブレントロン。こういう既存アイテムを流用するうまさがタカラ(トミー)の真骨頂ですよね。三者三様のプレイバリューを是非ともお楽しみください。というわけで皆さまからのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。



みんなのアメトイレビュー
レビューお疲れ様です
ネオ期の玩具も色々持ってましたが、ブレントロンではドランクロンが(ビッグコンボイとマグマトロンを除けば)特に印象に残ってますね
奇抜なはずなのに見た目が割と自然、全身がグリグリ動かせてネオ期アイテムでは当時お気に入りでした
こういうフューザー戦士って今後はなかなか出なさそうですよね…ただでさえ生物同士の融合は難しそうなのにそこに変形も加えるとなると、開発者は当時どんな頭の回転させ方でフューザー戦士を世に送り出したのか気になってくるところですw
コメントありがとうございます
フューザーやトランスメタルスはぶっ飛びすぎてて時代の空気みたいなものを感じます
今だともっとあっさり風味になりそうですが、それはそれで見てみたいかも…
以前バンクの件でコメントさせて頂きましたが、まさにドランクロンは筆頭格ですよね!まあ良くあんなギミック思いつくなというか。ああいう奇抜なギミックは生き物モチーフならではですね〜。
ドランクロンのくるくるバンクですね
たぶんこの頃の開発陣頭が別次元いってますよねw