さて今回はアニメ映画『ザ・ムービー』に取材したいわゆる86シリーズからブローンの登場です。G1では比較的目立つ活躍をしたミニボットの1人。タイタンズリターン期の各種アイテムも一緒にどうぞ。早速見ていくことにしましょう。
TRANSFORMERS STUDIO SERIES LEGENDS |
TAKARATOMY / HASBRO |
BRAWN GONG&REPUG |
2023/2017 |
SS-112 ブローン(2023)
【パッケージ】国内ではその名も「怪力ゴング」。小さなボディに似合わずパワフルでヤンチャなパワーファイターで、向こう見ずな戦い方が得意です。こういうキャラはだいたいトラブルメーカーだったりしますが、ブローンの場合はそれなりに活躍。特にサウンドウェーブをこらしめる場面が多いことで有名です。
ちなみに映画『ザ・ムービー』では冒頭あっけなく戦死してしまいました。
【ロボットモード】パワーファイターらしいずんぐり体型がよく再現されたなかなかの見た目。カーキとイエローの発色も綺麗です。そして特に目を引くのが、左右のふくらはぎにまとめられた4本のタイヤ。これだけで傑作のニオイがプンプンしますね。
【アップ】おかっぱのオッサンというおおよそ日本のロボアニメには出てこないであろうデザインが素敵なブローン。再現度も素晴らしいですし、ちょっとバランス的に頭でっかちなのもいい感じ。
【可動】基本的な可動域は確保。頭の後ろにパネルがあるので頭部を回しづらいのですが、その時はボディパネルを前に倒してから回しましょう。
こういうポーズが似合うブローン。
どーん!!
【付属品】ブラスターが付属。汎用性の高そうなシンプルなデザイン。
ファイヤーエフェクト対応です。
ブラスターは背面のスペアタイヤのところに付けておくことができます。
ちなみにそのスペアタイヤは取り外すことができまして…
「これでもくらっとけやー!!」
【ビークルモード】SUVに変形。カーキの成形色が綺麗です。ブローンのキャラに合ったパワフルなビークルですね。
ビークルの顔。四角くて野暮ったくて無骨な雰囲気が素敵。
ブラスターはルーフのスペアタイヤにマウント可能。
【変形】ロボットの時からどことなく醸しでていたように、奇をてらった変態変形で、なおかつ難易度低め。脚部がガバッと伸びてビークル側面を構成するのはシージハウンド型を連想させます。
ちなみに脚部を伸ばしっぱなしにすると、どことなくG1トイっぽさが出るんですよね。もしこれも想定された上での変形だったら、考えた人天才でしょ。
「自分の武器で撃たれる気分はどんなもんかな!?」
無鉄砲なブローンは、一度メガトロンのフュージョンキャノンをぶっ放してひっくり返ったことがあります。
「このォ!ザマァミロってんだ!!」
「ゲフッ!!」
「イヤッホー!それ行くぜー!!」
「オ、降リロー!!」
「アノオッサン嫌イ…」
SSブローンでした。86シリーズなのでガンガンジェネレーションズ系とからめて遊べるとても良いゴング様ですよ。G1キャラをコレクションしているなら是非手に取ってください。
レジェンズ LG48 ゴング&リパッグ(2017)
【ロボットモード】続いてレジェンズ版ゴング。タイタンズリターン版ブローンのローカライズ版です。先月のビーチコンバーもそうだったんですが、もうこの時点でほぼ文句なしの怪力ゴング。サイズはレジェンドクラスなので小さいです。もともとミニボットなのでキャラには合ってますけどね。
【アップ】SS版よりちょっと若々しいゴング様。
【可動】小さいサイズなのと後述の搭乗ギミックのために腰回転は無し。このクラスなら十分でしょう。ちなみに頭部はこの型も回しづらいです。
ビークルの後方ルーフが変形では差し替えになっており、腕に付けてシールドに見立てられます。今でも時々このような差し替え仕様のアイテムがありますが、この商品が最初だったんじゃないかな。
銃口のようなモールドもあるので、武器としても遊べますね。
ちなみに背中に付けておけば差し替え無しで変形したように見せられます。一部差し替えについては賛否あるかと思いますが、少なくともこれひとつでコストがだいぶ浮くんだろうなというのは想像できます。
SSのブラスターを借りて。なかなか良いサイズ感。
【リパッグ】ゴングとセットのヘッドマスター、リパッグ。海外版タイタンズリターンのタイタンマスターリパグナスのローカライズです。レジェンズの小サイズアイテムには、こんな風にヘッドマスターキャラがセットになっていました。
顔モード。リパッグはモンスターモードがインパクト強すぎてロボットは地味なんですよね。なおリパッグについてはこの後同じタイタンズリターン内にて本格的にリメイクされました。
レジェンズブロードサイドに付属しているリパッグアーマーと組み合わせ。この辺の商品展開は今から見るとカオスすぎて後から把握するのが大変です。
ゴングのロボットモードだと特に連動要素はありません。
【ビークルモード】SUVに変形。SS版よりちょっとだけスタイリッシュ。
ビークルの顔。
ビークル内部にはヘッド(タイタン)マスターが搭乗できます。ルーフを閉めちゃうと全く見えなくなっちゃいますが…。
【変形】単純明快なのでほとんどの方が説明書無しで変形できると思います。なお、先述したとおりルーフ後方は差し替えとなります。
レジェンズゴング&リパッグでした。正直ゴングとしてはこれでも十分。サイズ的にこっちの方が好みの方もいるかと思います。お好きな方をどうぞ。
おまけ&まとめ
ついでなのでタイタンズリターン・タイタンマスター版ブローンも出しちゃいましょう。TRではなぜかタイタンマスタークラスとレジェンドクラスで2回ブローンが出たんですよね。
顔モード。おかっぱオッサンというインパクトが選ばれた理由でしょうか。
TRのタイタンマスタークラスはミニビークルとのセットでした。ブローンにはもともとのSUVを意識したようなビークルが付属。ブローン本体は折りたたんでコアっぽく真ん中にセットしてあります。
ミニビークルはスピーダーバイクのようなビークルに変形可能。ブローン本体を乗せて遊べます。
ビークルはさらにブラスターに変形。タイタンマスターであるブローンもコア状になってくっついています。小さいサイズでとんでもないプレイバリュー!
もうヤケクソなので上記のタイタンマスターをローカライズした日本バージョンも。ワンダーフェスティバル限定「LGEXヘッドマスターセット」に入っていました。
色分けが細かくて特別感。水色っぽいヘルメットはコミック版?
今回のブローン(ゴング)たち。まあよくこんなオッサンが何度も商品化されるもんだw
ビークル比較。新しい方が野暮ったいという面白いことになってます。
「あなたが落としたのはかわいいゴング?お茶目なゴング?」
ブローン(ゴング)特集でした。どれも良いブローンなのでサイズや雰囲気などお好みで選んでいただければ良いと思います。もちろん入手しやすいのはSS版ですけどね。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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