過去良品を振り返るシリーズ。先日ルナクルーザープライムで遊んでいたらふと懐かしくなったSSセンチネルプライムです。DOTM当時品の心残りを見事に晴らしてくれた快作でした。早速見ていくことにしましょう。
TRANSFORMERS STUDIO SERIES |
TAKARATOMY / HASBRO |
SENTINEL PRIME |
2020 |
【ロボットモード】今思うとクリーチャーデザインばかりだった初期実写TFの中でヒューマノイド方面に振り切るという珍しさのあったセンチネル。騎士っぽいデザインもロストエイジ・最後の騎士王ではわりかしスタンダードになっていきましたよね。
映画制作時のCGデータを使うことができるらしいSS版は、さすがの再現度で全体的なスタイルも密度感もまるで画面から飛び出してきたかのようです。
【アップ】子供も手にするような一般販売されるプラスチック玩具としては限界に近いんじゃないかと思わせるディテールの細かさ!色数こそ少ないものの塗り分けの細かさは素晴らしいですし、何より憎たらしい爺さん顔がばっちりですw
【可動】この見た目で可動もしっかりこなします。マント状の背中のパーツもうまく逃がせるようにできていますね。
【付属品】手持ち武器としてブレードが付属。2つのパーツを両方向から持たせて諸刃にします。劇中でも使っていましたが、もう少し鋭さがあると良かったですね。旗か何かを持っているようにも見えちゃいます。
私はプライムだ!!
劇中のような密度感なので、とにかく動かしていて楽しい!
両手にそれぞれ持たせることも可能。劇中でも片刃で使うこともありました。
このセンチネルで唯一残念なところは、シールドが無いこと。コストの関係だと思われますが、劇中でも常に装備していて印象的だったので欲しかったですね。その後も現在に至るまで特に補完されていません。アイアンハイドを撃ったブラスターとかも含めて、武器パーツセットみたいなの出ないかなぁ。
【ビークルモード】ローゼンバウアー社のパンサー6×6に変形。ライセンス有りのようです。空港用の科学消防車で、日本でも活躍。僕もこれかどうかはわかりませんが、空港で似たような車両を見たことがあります。直方体が特徴の車両ですが、かなり綺麗にまとまってますね。
クリアパーツの使用もいい感じ。一瞬スケールモデルと見紛うほど。
放水銃は上下可動のみ可能。本物は伸縮とかもするのかな?
対応しているわけではありませんが、エフェクトをつけることはできました。
ブレードは車両側面のガワとして装着されています。
【変形】基本はガワ変形なのですが、適度にビークルパーツが分散されてロボに配置されているほか、ビークルとロボでパーツを裏返していくような変形が楽しいなかなかの良作。ビークルのガワも合わせやすく、難易度もちょうどいい感じです。
「迎えに来たぞ…古き友よ…」
「お前の役目は終わった。楽になれ!」
「それでもお前は人間を選ぶのか!?」
「お前は常に勇敢だったが…冷酷な決断ができない奴だった!!」
「神は1人だけでいい!!」
「ここは俺の星だ!わかったか!!」
「よせぇ!!オプティマァス!!」
…と、センチネル名場面集でした。ラストの流れは今見てもハチャメチャ(褒めてますよ)で、マイケルベイのパワープレイ全開っていう感じですよねw
…あんまり年寄りをいじめるもんじゃないぞよ…。
SSセンチネルプライムでした。造形・可動・変形が高レベルでまとまった傑作。サイズも適度だし、センチネルプライムのフィギュアとしては十分でしょう。それだけにシールドが無いのだけが惜しい!思わず非正規のグレードアップパーツに手を伸ばしそうになります。どんな形でもいいから、なんとか補完してほしいものですね。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
【国内ショップで探す(スポンサーリンク)】
みんなのアメトイレビュー
あの展開はびっくりしました