この記事は「オーバービュー」と題しまして、比較用や整理のために引っ張り出してきた古めのアイテムをシリーズ単位でまとめて紹介していきます。
今回は映画4作目「トランスフォーマーロストエイジ」関連アイテムで、ダイノボットを別項目にしてみました。今後も随時アイテムを追加していきますのでお楽しみに…。
TRANSFORMERS AGE OF EXTINCTION |
TAKARATOMY / HASBRO |
2014-2015 |
ダイノボット勢ぞろい(グリムロックのみムービーザベスト版)!劇中登場は4体でしたが、玩具展開では新キャラも含めて7体も立体化され、ロストエイジの”ダイノボット推し”がとっても楽しい(そのわりに映画の出番は少なかったのですが…)!おそらく若年層を意識してのカラフルな見た目も悪くないですよね。この後POTPやSSでG1ダイノボットが次々リメイクされたことを考えると、間違いなくその下地を作ったと言えるでしょう。
AD-05ダイノボットスコーン(SCORN)
スピノサウルスモチーフの新キャラ。適度に配置された恐竜の意匠、もうひとつのモチーフである騎士の甲冑デザイン、ワインレッドの高級感あるカラーなどがバランスよく融合された傑作です。とにかく素立ちがカッコいい!
メカスピノサウルスに変形。モチーフからいくとグリムロックくらいの大きさがほしいところですが商品展開上デラックスなのは仕方がないでしょうか。ちなみに次作「最後の騎士王」では劇中登場しないのにボイジャークラスでリメイクされています。
ギャオー!!これはエフェクトをくわえているだけです。
左腕がシッポそのままというのが大胆かつクール!!
手持ち武器として剣が付属します。
右腕はトランスプレイで恐竜ヘッドにするのもヨシ。総じて出来が良く、ロストエイジダイノボットの中でも上位のアイテムです。そろそろG1にも逆輸入されないかな…?
AD-07スラッグ(DINOBOT SLUG)
G1にもいたトリケラトプス型ダイノボットで映画にも登場。少し骨っぽいデザインと甲冑モチーフのシンプルな頭部がカッコいいんですよね。メタリックパープルも高級感があります。直立させるとなんか内股気味になっちゃうんですが…。
メカトリケラトプスに変形。造形が良くて、しかもどことなく愛嬌があります。ボディの横に剣を付けられるのですが、ゾイドみたいでイカします。
剣は2本付属。騎士らしい重そうなタイプです。可動はあと一歩といったところですが、他のダイノボットと同じく見た目が素晴らしくてディスプレイに映えるフィギュアですね。
AD-24ストレイフ(DINOBOT STRAFE)
プテラノドン型ダイノボットですがG1の「スワープ」ではなく、なぜか「ストレイフ」に。映画にも出てきて、ビーの相方のようになっていました。プテラの翼がマントに見える小技の効いたデザインです。
メカプテラノドン…と思ったら、ひとひねりあって双頭プテラノドンに変形。ちゃんと翼にボリュームが割かれているところが好印象です。ちなみにシッポは軟質です。
剣が2本付属。スラッグと違って細身のレイピアみたいなイメージでしょうか。翼を広げて空中戦スタイルが似合います。
さらにボウガンも付属。押し出し式ミサイルギミック付きです。
変形は簡単で全体的にシンプルな作りですがその分遊びやすい佳作。さすがに劇中どおりのサイズとはいきませんけどね。
AD-25ダイノボットスラッシュ(DINOBOT SLASH)
ヴェロキラプトル型の新キャラで、映画未登場ダイノボットその1。後にPOTPでG1ユニバースに逆輸入されました。オフスクリーン枠なのは良いとして、よくバナナに例えられる毛?のような意匠が謎。よく見るとロボットとしての体型も変なんですよね。肩の上の肋骨パーツとかカッコいいんですが…。
水色×黄色のトロピカルなメカラプトルに変形。ラプトルとしてはカッコいいんですが、少し生っぽいデザインで他のダイノボットたちとはひと味違うような気が。
ラプトルっぽい飛びかかるポーズ。
背中の装飾をはずすとハンドアックス的な武器になります。可動範囲は狭めで、アクションは今ひとつ。
トランスプレイでクローっぽく。
良作揃いの他のダイノボットと比べるとやや完成度が低い子なんですが、見た目はそれなりに良い感じだし、明るいカラーが並べた時に映えますよ。
AD-28スナール(SNARL)
ステゴサウルス型のダイノボット。G1からおなじみのメンバーで映画未登場その2です。鮮やかなライトグリーンのカラーリングがまぶしい!そしてクリアパーツ多様でこれまたひと味違うデザインラインですね。神々しさすら感じます。
両脚にステゴサウルスの頭部が付いており、右脚のものはダミー。おそらくデザインアートを再現したんでしょうね。
メカステゴサウルスに変形。背びれがクリアパーツで、エネルギー集光とかしそうな感じ。ちょっとゾイド味も。
クリアパーツの武器(後述)を背中に追加。ギラギラな背中がさらにギラッギラに!
ドゴーン!ステゴのシッポが棍棒のような武器になります。
こちらはブレード的な武器。クリアパーツがとっても綺麗なんです。
2つの武器は組み合わせてアックスっぽくできます。なんとなくこのスナールは魔法使いっぽいイメージを持っているんですが、接近戦が好きなんですね。
なんか他のダイノボットとは明らかに異なるデザインラインですが、スラッシュもちょっと変わってたからわざとなんですかね。とにかく劇中未登場ならではの派手なスタイルで存在感抜群。クリアパーツは破損が怖いので丁寧に扱いましょう。
AD-29スロッグ(SLOG)
ブラキオサウルス型のダイノボット。G1にはいない新キャラで、映画未登場その3。G1のブロントザウルス型スラージが元ネタでしょうね。大型の恐竜モチーフということでボイジャークラスでの商品化となり、ボリューム感たっぷり。実は軟質パーツが多用されていて取り扱い注意なアイテムなんですが、ガッチリした体型が見た目に心強いです。
メカブラキオサウルス(アパトサウルスも混じっているらしいです)に変形。こちらのモードも十分にボリュームがあって満足感高し。
武器を取り付けると雰囲気がガラッと変わります。これもゾイド…w
アクションは四肢や首がそれなりに動いていい感じですよ。
ロボモードでも武器を取り付け。背中に付ければキャノン砲に見立てられますし…
手に持たせればランスになります。ロストエイジダイノボットはそれぞれ特徴的な武器を持っていて面白いですね。
実はこのスロッグ、軟質多様により経年劣化が怖いのと、その軟質パーツを「しならせて異動させる」という禁断の変形行程が物議をかもしたいわく付きのアイテムだったりします。ただ、大きくしてほしいキャラがちゃんと大きいというのが嬉しいポイントで、見た目のカッコ良さは抜群!ロストエイジダイノボットのラストにふさわしい佳作です。
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