マスターズオブユニバース・オリジンズ:ヒーマンのディープな世界。今回は2024年の新展開、カートゥーンコレクションからWAVE20クラウフルの紹介です。
| MASTERS OF THE UNIVERSE / ORIGINS |
| MATTEL |
| CLAWFUL ( CARTOON COLLECTION ) |
| 2024 |
【パッケージ】2024年のWAVE15から始まった新展開「カートゥーンコレクション(以下CC)」。80年代フィルメーション社のアニメに取材したシリーズで、ビンテージトイではなくアニメの見た目に近づけた造形が特徴です。TFのスタジオ86シリーズみたいなものですね。パッケージのカラフルな「CARTOON」は、フィルメーションのロゴをもじったものですが、コレが最高にクール！
【フロント＆リア】スケルター軍団の三下的なヴィランの1人。と言っても狡猾で残忍な性格のまあまあ強キャラです。例に漏れずオリジナルトイとアニメでの姿に乖離のあるキャラで、後で比較しますがオリジナルトイとは印象が全く異なる出来になっております。
なお名前の「クラウフル」についてはマテルが国内導入の時に使用した表記。「クロウフル」の方が自然な気がしますが、公式に従っておきます。
【アップ】CC版クラウフルは爬虫類系の頭部が強調され、かなりアニメに近くなりました。オリジナルトイはハサミの手も相まって甲殻類風味が強かったので、違いが歴然です。
せっかくなのでわかりやすく別角度からも。ちなみに口の開閉はできません。
【可動】可動域はいつものオリジンズといったところです。
両手がハサミなのもクラウフルの特徴。オリジナルは右手が大きなザリガニみたいな形でしたが、CC版は両手同じ。
チョッキンチョッキン！！
言葉では限界があると思うので実際に並べてみましょう。ほぼ別キャラなくらいの違いがありますね。オモチャとテレビで全然違うというのも時代を感じて味わい深いものがあります。
そしてここからがCCの面白いコンセプト。アニメのエピソードからチョイスして、印象的なアイテムが付属するというものです。パッケージ裏にもその場面が描かれており、クラウフル用に選ばれたエピソードは「Dree Elle’s Return」。クラウフルとトラップジョーがグレイスカル城を襲うシーンです。
そしてそのエピソードに登場するアイテムが「Horn of Evil(悪魔の角笛)」。吹くと邪悪なエネルギーに満ちたメロディが流れ、周囲の木々や岩がモンスターになったり、その他のモンスターを召喚したりします。
クラウフルのハサミの手でも持たせることができます。
悪魔のメロディ！ブォォォォン！！
「さあやれトラップジョー！！」
見た目は三下なクラウフルですが、トラップジョーよりは立場が上のようです。
【4コマ劇場】
THE END
こちらヒーマン公式より「Dree Elle’s Return」。オルコとガールフレンドのドリーが大活躍するエピソードです。
MOTUオリジンズからクラウフル(CC)でした。元のギミックはオミットですが、アニメのままの姿でブンドドできるのはやっぱり楽しい！カートゥーンコレクションはホント良いシリーズだと思います。というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。
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