マスターズオブユニバース・オリジンズのディープな世界。今回は悪の軍団からフェイカーを紹介します。ヒーマンの姿そのままにリペイントで創出された、いわゆる「にせヒーマン」。簡単に魅力的な敵キャラを作れるため、キャラ物ではよく使われる方法ですね。こちらのフェイカーもオリジナルトイの時代からファンに人気のキャラクターで、ヒーマンに似せて作られたロボットということになっており、WAVE5に登場です。
MASTERS OF THE UNIVERSE ORIGINS- MATTEL
米マテル社が2020年から展開している、かつての大ヒットフィギュア・マスターズオブユニバース(MOTU)の本格リブートシリーズ。初代オリジナルフィギュアのデザインをほぼ忠実に再現した上で可動箇所を現在の標準的な仕様に変更。キャラクターのバージョン違いなども取り入れた正統アップデートラインと言える。
・販売日 | 2021年 |
パッケージ。オリジナルトイに沿ったレトロ仕様。裏面はイメージイラストによるキャラ紹介・遊び方・ラインナップが載っています。紹介は「複製ロボットフェイカーは、ヒーローたちを死の罠に誘き寄せるぞ!」という感じ。付属品は剣が1本。
フロント&リア。全体としてヒーマンをベースに色をリカラーしたもの。ただよく見ると顔はノーマルヒーマンと違うのと、アーマーはスケルターのものとなっています。水色の毒々しい肌が非生物感を出していますね。
バストアップ。80’sアメリカンなフェイス。また後で並べてみますが、アーマーがスケルターのものであることがわかるかと。水色ボディにオレンジのアーマーというビビッドな配色がいかにもアメトイという感じでいいですね。
フェイカーといえばこれ。アーマーの下に、なにやらメカの意匠がプリントされています。こいつはロボットなんだぞという主張です。まあ最小限でなおかつ効果的かもしれませんね。なおオリジナルトイではこれはシールだったそうです。
ちなみにフェイカーの設定ですが、媒体によって若干異なっており、科学的なロボットだったり魔法で動く機械人形的な存在だったりするようです。
可動はいつも通り。できればもう少し深い可動がほしいところ。
ヒーマンとの比較。アーマーが当然違うのですが、ヘッドパーツが異なるのがわかるかと思います。になみにこのフェイカー、アニメでは色も含めてほぼヒーマンと同じデザインで登場しており、完全なニセヒーマンを演じております。あれ?おもちゃとアニメが違う?…と当時のキッズは感じていたことでしょう。
ついでにスケルターとも。アーマーが色違い。ボディの色合いは同じです。
付属の武器は剣が1本。デザインはヒーマンのパワーソードと同じですが、ヒーマンの剣はスケルターの剣と合わせてひとつになる仕様なのに対し、こちらはちゃんと裏表造形されています。なんかオレンジ色がおいしそう。
ストラトスと対決!ちょっとロボットっぽい動きを表現してみました。
以下4コマ劇場。
THE END
体調が悪いヒーマン。
2時間目体育に変わってたのに運動着忘れたー!!
というわけでオリジンズ・フェイカーの紹介でした。メーカーとしては省エネで作れるお手軽キャラクターですが、ロボットキャラだというのがひねりがきいていて面白いですね。2022年6月現在入手難易度はそれほど高くありませんので、是非探してみてください。
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