さて今回はG.I.ジョーの3.75インチからの紹介です。長い歴史の中でこれまで何度か仕切り直しをしてきた3.75インチのRAH(リアルアメリカンヒーロー)ラインですが、このレトロコレクションは2020年に開始されたリブートシリーズです。クラシファイドのおまけみたいな感じだったんでしょうか、6インチが好調に推移する中でなんとなく自然消滅状態になってしまっています。
かくいう僕もG.I.ジョー3.75インチは2014年の50thアニバーサリーシリーズをちまちま集めていたのですが買い逃しも多く、レトロコレクションは補完するのに重宝を感じておりました。特にこのWAVE4はまるごと持っていないキャラだったので、ここでまとめて紹介していこうと思います。
G.I.JOE RETRO COLLECTION -HASBRO
2020年、ハズブロがG.I.ジョーの6インチライン「クラシファイドシリーズ」に併せて開始した3.75インチライン。クラシックスタイルのパッケージに最新可動のフィギュアという組み合わせ。WAVE毎に2〜4体というスローペースでリリースされてきたが、2021年のWAVE4を最後にアナウンスは無し。
・販売 | 2021年 |
・英名 | G.I.JOE RETRO COLLECTION WAVE4 |
グラント
【パッケージ】レトロコレクションの名の通り、1982年の初期RAHトイを模したレトロなパッケージ。イラストもまんまのようです。なんか開けるのがもったいないですね。
裏面にはG.I.ジョーフィギュアの特徴である「ファイルカード」が。キャラクターのプロフィールをまとめたデータカードで、これを切り取って集めていたんだとか。トランスフォーマーのバイオみたいなものですね。
本名ロバート・W・グレイヴス。全てのNATO、ワルシャワ条約機構及び国内の小火器を扱うことができるスペシャリスト歩兵です。1番最初の3.75インチフィギュア16体のうちのひとつですが、アニメでは地味な存在でした。
【フロント&リア】前述のとおりかなりオーソドックス(地味)なキャラクターですね。ボディやベルトのモールド、カラーリングなど全体的な質感はなかなかモダンで良い感じ。
【アップ】顔も無個性な感じ。最初期のキャラなのでそれほどアクが必要なかったんでしょうね。顔のペイントはややボケてるかな?ちなみに胸ベルトに付いている手榴弾はベルトと一体成形なので、外すことはできません。
【可動】パッケージはレトロですがフィギュアは最新。ヒーロー着地も難なくこなします。ヒジ関節が動かすと腕に違和感が出てしまう構造なのと、頭が上を向かないのが欠点。
【付属品】こまごまとたくさん付いてくるのがG.I.ジョーフィギュアの醍醐味。グラントで特徴的なのはヘルメットとバックパックでしょうか。
武器をひとつずつ持たせていきます。こちらはナイフ。
ピストル。ホント小さいパーツなので紛失に注意です。
これはアサルトライフルでしょうか。肩に担いでみて。
ヘルメットとバックパックをつけてみます。これでかなり個性が出ますね。
全部載せ。腰にピストル用のホルスターがあったり、胸ベルトにナイフがつけられたりで芸コマです。
以上グラントでした。最後にこれはパッケージイラストを再現してみた写真ですがいかがでしょうか。
サージェント・ストーカー
【パッケージ】次はサージェント・ストーカー。本名ロンゾ・R・ウィルキンソン。ストリートギャングの出身にも関わらずレンジャースクールを優秀に卒業。多言語に精通しています。グラントと同じくオリジナル16フィギュアの1人です。
【フロント&リア】ボディはグラントの色変えですが、よく見ないと気づきません。明るいグリーンカモがカッコいいですね。黒人のキャラクターということで個性があり、アニメでもちょこちょこ写っているイメージです。
【アップ】個性のあるいい顔だ。ベレー帽もキャラ立ちに役立ってますね。あとボディのモールドも意外と細かいのがわかるかと思います。
【可動】シリーズで同じ構造なので変わり映えはしないのですが、一応ヒーロー着地を。
【付属品】ストーカー軍曹には武器が4つ付属。ホントこまごましているので管理が大変です。以下ひとつずつ持たせていきます。
ナイフ!
拳銃!
マシンガン!
これもマシンガン?自動小銃が2つ付いてるんですよね。ジョーは好きだけどミリタリー好きなわけではないのでこの辺の区別がようわからんw。
ストーカーも胸ベルトと腰のホルスターがあるので、全部装備できます。
パッケージ再現。軽いので立たせるときのバランスとりが難しかったりするのですが、3.75インチは気軽に楽しめるからやっぱいいなぁ。これだけ動けば十分ですよね。
コブラオフィサー
【パッケージ】3体目はコブラ・オフィサー。部隊を率いるちょっとだけ偉いモブキャラです。世界観を広げるには必須アイテムですよね。
【フロント&リア】コブラ軍の青い軍服を着た兵士。ザコ敵ではありますが、もちろん手抜きということはなく、構造自体は名のあるヒーローたちと変わりません。素体の上に軟質のベルトというのも一緒。
【アップ】栗毛の七三分けスタイルに黒マスク。なんかマスクに違和感が無い世の中になってしまいましたが、モブ感と異質さを際立たせています。胸のコブラマークはシルバー。あと個体差かもしれませんが顔のペイントが少し失敗して汚れていますね。
【可動】他のフィギュアと同様の可動ポイントがありますので、ヒーロー着地も御覧のとおり。首が上を向けば完璧でしょうか。
【付属品】ザコキャラだからと言って手抜きをしないのがアメトイフィギュアの良いところ。むしろ豊富に取り揃えられております。
拳銃を構えて。あと最初からヘルメットをかぶらせてあげましょう。グッとザコキャラ度が増しますね。
ライフル銃。こういうのを持たせてたくさん並べてみたいです。
自動小銃。ババババババ!
これはバズーカ砲…かと思ったら、地面に置いて使う迫撃砲っていうんでしょうか。こうなってくるとなんだか男の子のリカちゃん遊びみたいになってきますね。もっともG.I.ジョーというコンテンツそのものが軍人さん着せ替え人形から始まっているわけですが。
迫撃砲を持たせるわけにはいかないので、とりあえず設置した上で全部装備!一斉射撃だ!
最後にパッケージ再現で一枚。複数買い前提キャラなので、何か他の物を買うついでに追加していきたいなぁ。市場に長く残っていてくれるとうれしいんですけどね。
コブラトルーパー
【パッケージ】最後の4体目はコブラオフィサーよりさらにザコ、一番下っ端のコブラトルーパーです。わらわら出てきてやられる悲しい奴らですね。パッケージは同じくレトロ仕様で裏面にはファイルカードも完備。ちなみに「Secondary Specialty : Sabotage」とありますが、「サボるのが特技w」ではなくて「Sabotage=破壊」ですので念のため。これ、日本人にしかわからない面白さw。
【フロント&リア】ぱっと見すぐわかると思うのですが、ひとつ前のコブラオフィサーと全く同じ素体で、この状態での違いは上半身の軟質ベルトの形状と、グローブの色、胸のコブラマークの色のみ。パーツ流用で別キャラを作るのは基本中の基本。実はこれって最初の16体フィギュアのときと概ね同じ仕様なんですよ。
【アップ】顔もコブラオフィサーと全く同じ。栗毛の七三です。先述したように胸のコブラマークが赤。ベルトは全く別物で、拳銃が造形されてたりしますね(一体成型なので取り外し不可)。
【可動】これまた当たり前ですが全く同じ可動です。
【付属品】付属品はコブラオフィサーとは異なっており、差別化が図られております。サイズが違う銃器がそろっていて、色んな部隊が作れるようになっています。
ヘルメットを着けて、ナイフ装備。接近武器はトルーパーにしかついていません。
拳銃は同じですね。ちなみにオフィサーのヘルメットにはマークが入っていましたが、トルーパーにはありません。
スナイパーライフルみたいなやつ。ザコ敵なのに遠方から攻撃かw。
で、最後が手持ちのバズーカ。色も違うし、このフィギュアならではの特別感がありますね。
最後にパッケージ再現をして、コブラトルーパーでした。
まとめ
「Yo, Joe !!」WAVE4は敵味方2体ずつというラインナップですね。こちらはジョー側の2人。ちなみに冒頭の掛け声はジョー達が突撃するときの合図です。
「てーッ!!」複数並べると俄然輝きを増す彼ら。
色んな情報が自分の中でごちゃ混ぜになった結果なのですが、G2期TFとG.I.ジョーを絡めるのが個人的に大好きなんですよ。というわけでコブラトルーパーが来たらやろうと思ってた1枚です。トルーパーもっと増やしたいなぁ。
以下4コマ劇場始まりまーす。
「コブラ!」
THE END
というわけでG.I.ジョーレトロコレクションからWAVE4をまとめて紹介しました。このシリーズ、2022年現在シングルパックは13体で終わってしまっているシリーズですが、メイン級のキャラクターばかりなのでここから3.75を集め始めるのにも適しています。一部高騰しちゃってるんですが(スカーレット…)、このWAVE4はどれも比較的入手しやすい。一応米ウォルマート限定商品のようですが、Amazonを始め米国内の各種ショップでも買えるので探してみてください。あと願わくば続き出てくれ〜(涙)。
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