マスターズオブユニバース・オリジンズ:ヒーマンのディープな世界。今回は2024年の新展開、カートゥーンコレクションからWAVE19ウェブスターの紹介です。
| MASTERS OF THE UNIVERSE / ORIGINS |
| MATTEL |
| WEBSTOR ( CARTOON COLLECTION ) |
| 2024 |
【パッケージ】2024年のWAVE15から始まった新展開「カートゥーンコレクション(以下CC)」。80年代フィルメーション社のアニメに取材したシリーズで、ビンテージトイではなくアニメの見た目に近づけた造形が特徴です。TFのスタジオ86シリーズみたいなものですね。パッケージのカラフルな「CARTOON」は、フィルメーションのロゴをもじったものですが、コレが最高にクール！
【フロント＆リア】ビンテージでは最盛期の1984年にリリースされたスケルター軍団の戦士。クモをモチーフにしたキャラクターで、商品リリースと同時期にアニメシーズン2でもデビューしました。ビーストマンやトラップジョーに比べ狡猾で手強いヴィランのようです。一応クモがモチーフではあるものの、その姿は青い小鬼といった印象です。
【アップ】CC版ウェブスターは通常版よりも愛嬌があって人間味のある顔をしています。額にある２つの複眼？が唯一クモっぽい。
【可動】可動域はいつものオリジンズといったところです。
【ギミック】バックパックからはアンカー付きのヒモが伸びており、ひっぱるとここまで伸ばすことができます。
アンカーは手に持たせることが可能。
「ヒッヒッヒ！！つかまえたぞ！！」
ヒモを伸ばした状態でバックパックのダイヤルを回すと、ヒモが巻き取られて短くなっていくという仕組み。
ズリズリ…ズリズリ…
「さあもう逃げられねぇぜヒーマン！！」
「そうか…それは残念だ」
「あ…」
「お、お許しを～！！」
そしてここからがCCの面白いコンセプト。アニメのエピソードからチョイスして、印象的なアイテムが付属するというものです。パッケージ裏にもその場面が描かれており、ビーストマン用に選ばれたエピソードは「The Cat and the Spider」。像を盗もうとするウェブスターです。
そしてそのエピソードに登場するアイテムが「グリマルキンの像」。グリマルキンという悪魔を閉じ込めてある像です。スケルターがその力を利用しようと悪だくみをしました。
そぉ～っ…
シャァァァッ！！
「ヒッヒッヒ…ちょろいもんだぜ」
「あーっ！！待ちなさーい！！」
「アバヨー！！」
「…あれ？なんだこれ？」
「ネコダマしの術！見事ひっかかったジャン！！」
ちゃんちゃん。
こちらヒーマン公式より「The Cat and the Spider」。グリマルキン像争奪戦がメインのエピソードです。
MOTUオリジンズからウェブスター(CC)でした。CCでは珍しく元のギミックがほぼそのまま残っている形。キャラとしてはちょっと地味ですがいろんなところに引っかけて遊んでみてください。というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。
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