トランスフォーマースタジオシリーズ SS-105 ミラージュ(海外版) レビュー

スタジオシリーズ
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さて今回はチキンレースに負けてw海外版を購入してしまったSSミラージュの紹介です。まあ早く遊べるから良しとしますか。ちなみに国内版ナンバーはSS-141。

TRANSFORMERS STUDIO SERIES
TAKARATOMY / HASBRO
AUTOBOT MIRAGE
2024

【パッケージ】映画「ビースト覚醒」で主人公ノアのバディ役で活躍。今までのバンブルビーポジションで、ビースト戦士たちより印象に残るほど。はっきり言って映画公開前は予測もつかない結果だったのは記憶に新しいところです。そしてトイ開発陣もそのことを知ってか知らずか、プロモーション展開時はあまり商品に恵まれなかったんですよね。今回は待望の本命アイテムということになります。

【ロボットモード】劇中のミラージュは車から変形したカーロボっぽさを残しながらもシルエットがすっきりした人間体型で、変型トイにするには難しそうな題材でした。
SS版はご覧のとおり車のパーツを背中や脚などに散りばめた実にTFらしいスタイルとなっております。等身も低めでちょっとズングリ。劇中プロポーションからするとかけ離れていて再現度という点では劣るのですが、いかにも実写版カーロボという見た目は結構好みです。

【アップ】頭部はこれまでのミラージュトイの中では抜群の再現度。待望のマスクオフなのも嬉しいところ。写真に撮るとなんか口裂けになってますが、実物はここまで気になりませんよ。

【可動】可動はパーツ干渉がやや気になりますが、まあ合格点ですね。足首デザインが内側に出っ張ったパーツが来ているので動かしづらいのと(見た目もここだけ悪いです)、ボールジョイントが外れやすいのが欠点。

【付属品】ブラスターが付属。腕に被せて使うタイプの「腕が変形」系武器。

エフェクトに対応してそうな穴はありますが大きすぎて合いません。

スリム度は足りませんが、車のパーツがゴチャッとした感じは実写TFっぽくてカッコいいですね。

ちなみにビークルモードのために上腕全体がクリアパーツになっているというちょっと大胆な仕様。

【ビークルモード】ポルシェ911カレラに変形。ライセンス有りです。なんとトランフォーマーブランドでは初のポルシェライセンスらしく、国内版のリリースが遅れたのもこのライセンスまわりが影響しているのではと言われています。さすがお墨付きなだけあって、愛嬌のあるカッコ可愛いフォルムは素晴らしい!分割線がやや目立つのは仕方ないというか、そこがTFっぽくて好きです。

ビークルになるとほぼ全面メタリック塗装で窓はクリアパーツ。質感が非常に高くてポルシェライセンスへの意気込みが感じられます。

ブラスターは底面(下部)に収納。ライセンスのためにボディ外側にジョイントは付けられなかったのではという穿った見方をしてみたり。

【変形】パーツ配置はわりとオーソドックスなのですが、それぞれのパーツ合わせが非常にタイト。一部プラの弾性に頼るような硬いジョイントもあり、クリアパーツの破損も怖くてヒヤヒヤします。ロボモードのプロポーションもそうなのですが、ビークルモードの完成度が最優先でいろいろ犠牲になっているみたいですね。

メインラインデラックスクラスと。細身のシルエットはデラックスも頑張っていましたが、全体の質感はやはりSSが圧倒的ですね。

ビークルでも。さすがに全面塗装にはかないません。

ダチに手を出すなー!!

ぐぬゥゥゥゥゥ!!

ぐはァァァッ!?

チーム…ワンチーム…!!

ホラガツンと来いよ!グータッチだ!

ペルファボーレ!!

SSミラージュでした。ビークル優先でいろいろ犠牲にはなってますが、さすがSSと思えるところもたくさんあって個人的にはとりあえず満足です。貴重なポルシェライセンスを是非その手に!というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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