トランスフォーマーシナジネクス リオレウスプライム レビュー

怒涛の7月展開！今回は日本版コラボレーティブと言うべきシナジネクスシリーズから、まさかのモンスターハンターコラボ・リオレウスプライムです。

TRANSFORMERS SYNERGENEX

TAKARATOMY / HASBRO

LIOLAEUS PRIME

2025

【パッケージ】T-SPARKの主要ブランドと他社IPを掛け合わせたシナジー効果を生み出すSYNERGENEXの最新作は、トランスフォーマー×モンスターハンター！CAPCOMのビデオゲーム「モンスターハンター」を代表する火竜リオレウスと、我らが司令官がコラボすることになりました。

パッケージを開けると、段ボールに括り付けられて捕えられたようなリオレウスが。今回はブリスター無しの簡素なパッケージでした。

【ビーストモード】スペースブリッジの不具合でモンハンの世界に迷い込んでしまったオプティマスが、目立たないようにリオレウスをスキャンした姿。ちなみにモンハンはプレイ動画しか見たことがないですが、パッと見はまさかロボットになるとは思えないくらいにドラゴン（というかワイバーン）ですね。なおボリューム感はデラックスとボイジャーの中間くらいで、気軽に遊ぶのにちょうどいいサイズです。

頭部もかなり造形が良いですよ。使われているプラの質感もツヤがあって高級感を感じます。

口は開閉が可能。もうこれだけで7割合格です。

そしてウイングは左の状態から右の状態まで広げることができます。結構な大きさになりますよ。

頭部・脚部・翼が動くので、それなりに表情をつけることができます。

リオレウスホバリング状態。あとはシッポが動けば良かったな。

火球発射ー！！

ボディの中にはマトリクスが。詳細については後述します。なお顔w

【変形】実はこのリオレウスプライム、パーツは大部分が新規なんですが構造自体はキングダムエアラザーの流用だったりします。KDテラーソアやSSエアレイザーにも流用された機構で、なじみのある変形方法。腰を回したと思ったら脚部をさらに回したりするのはいかにもビーストらしい部分。全体的にはそんなに難しくもなく、鳥型としては完成度が高い方になるんでしょうね。

【ロボットモード】というわけでリオレウスプライムロボットモード。ドラゴンのガワを全身にまとったオプティマスプライムという感じでめちゃくちゃカッコいいです。ゲーム中でリオレウスを素材に作られるいわゆる「レウス装備」をモチーフとした、実はとても凝ったプロダクトデザイン。普通は背中に来そうなウイングをスカートにしているのが面白いんですよね。

【アップ】頭部もレウス装備モチーフ。鎧のバイザーがゴーグルっぽくなっていて、空中を舞うオプティマスをイメージしている…なんていうのは考えすぎでしょうか。とにかく先述しましたが、エアレイザーを元にしながらもパーツがほとんど新規なのが非常に贅沢なアイテムです。

【可動】手足の細いスラリとした体型なので可動は良い方。干渉しそうなスカートは後ろに逃すことができます。

【付属品】剣と盾が付属。盾はリオレウスのシッポ部分のパーツです。

剣はグラデーション塗装が綺麗ですね。

トァーッ！！

ウイングを広げて、空中浮遊モード！

さらに背中のガワを上方にずらせば、自然なウイングにすることもできます。

これは手に持たせていたシールドを腕に装着。ナックル的にしてみました。

細かいところですが、腕に付いているガントレットパーツは5ミリペグでくっついています。太もも側面に付け替えてもいい感じ(腕の5ミリ穴が使えるようになります)。

さて次はシールドを変形させて開いてみましょう。

開いたシールドを剣と組み合わせれば、その名も「焔斧エナジーアックス」。

見立ての要素も多いですが、武器が組み合わさってパワーアップするというプレイバリューはブンドドするときの強い味方です。ちなみにゲーム中にも登場する装備「チャージアックス」が元ネタのようです。

広げたシールドを上腕に付ければクロー的な武器にも見立てられますよ。

最後のギミックはこちら。先ほども紹介しましたがボディの中にマトリクスが収納されています。

オプティマスのマトリクスがリオレウスの体内にある玉石と反応して変化したという「火竜のマトリクス」。普通のマトリクスの上半分しかないデザインで、折れやすそうでちょっと怖いです。

これはビースト戦士だとやりがちな獣人モード！なかなかいいんじゃないですか？

どうでもいいけどお前、顔近いよ…。

コラコラ、ハントすなー！！

シナジネクスからリオレウスプライムでした。ベースはエアレイザーですがガッツリパーツ新造でとても贅沢な国内オリジナルアイテム。モンハンをよく知らない僕でもお気に入りになったので、ファンの方なら強くオススメです。今後もコラボ系はこのくらいの気合いがほしいところですね。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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