TF国内独自シリーズ「ミッシングリンク」が早くも新展開で、まさかのアーシーが登場。こればかりは触ってみないとなんとも言えない未知のアイテムですよ!
| TRANSFORMERS MISSINGLINK |
| TAKARATOMY / HASBRO |
| ARCEE(PROTOTYPE) |
| 2025 |


【パッケージ】「あの時代に存在したかもしれない仮想復刻版」と銘打ったミッシングリンクシリーズ。パッケージはG1当時品をオマージュした超レトロ仕様です。アーシーといえば、当時品は企画段階でお流れになった幻のアイテム。発泡スチロールの試作までは行ったらしく(ていうか木製じゃなくて発泡スチロールなんですね)、その資料写真はファンの間では有名です。
本商品は、もしアーシーの開発がそのまま進んでいたら…というIFを実現した、ある意味ホントのミッシングリンク。ロゴや基本デザインはもちろんのこと、パッケージ裏のイメージイラストから赤フィルムで見るスペックチャートまで、徹底的なこだわりぶりです。

パッケージを開けると、中身は驚きの発泡スチロール梱包。令和の時代に信じられません。

紙類の付属品も豪華!ミニブックレット、取扱説明書、バイオカード、シール、テックスペック用シート。どれもG1ヴィンテージ感を演出してくれます。なおブックレットはちゃんと「2010期」仕様!


バイオカード。イラストはG1風を再現した書き下ろし!そして意外と物騒なバイオですw


【ビークルモード】パッケージから出してビークルから行きましょう。ビークルも当時試作が作られており、それをベースにしたデザインです。いわゆる当時の「2010」組は、ロボモードは野暮ったくてビークルはそこそこ出来が良いというアイテムが多いんですよね。アーシーについても、下手したら今でも通用しそうなくらいよくできた流線型SFカーです。

アーシーもちゃんとダイキャストが使われていて、手にとった時の感触にはG1ぽさがあります。ボディはのっぺりしていますが丁寧な塗装。

温めると浮かび上がるシークレットエンブレムはボンネットに。

サンストリーカーと比べると、だいたい同じになるように設計されているようです。宣材写真だとなんか大きく見えたんですが、このくらいなら安心。

ついでなのでサンストリーカーに付いていた人間フィギュアを乗せてみました。元ダイアクロン隊員用の座席にはなっていませんが、サイズ感はちょうど良し。

武器の小型レーザーガンは底面に収納可能。

またビークル後方にもマウントでき、これでアタックモードとなります。

【変形】今回初めて披露されたG1アーシーの変形ですが、感触的には最近のジェネ系に近い感じ。というかパーツ配置がジェネレーションズ版にそっくりじゃないですか。果たして当時の企画でどこまで考えられていたんでしょうね。


【ロボットモード】まさに写真で見慣れた幻のG1アーシー!2010組の絶妙に野暮ったくて人を不安にさせる独特のデザインがそのまま再現されました。それにしても女性の体型の表現の仕方が面白い!

【アップ】頭部も当時の試作品が元ネタ。バタ臭さ全開の大迫力の顔です。なお独特なオレンジ×ピンクのカラーリングですが、やはり当時の試作品を元にしています。

【可動】腰回転こそないものの、それ以外はなかなか優秀。可動についてもほぼゼロからの構築だったと思うので、むしろやりやすかったんじゃないかと予想。

宣材でも強調されている部分で、首がかなり上を向けるのが特徴。

肩も独特の構造をしており、腕を上に上げる時は肩ブロックごとぐるっと回します。

【付属品】武器は小型レーザーガン。ほんとにちっちゃいです。

想定されているかは微妙ですが、一応別売のファイヤーエフェクトをつけることができました。


ジェネレーションズ版との比較。当時品がお流れになってから30年弱、悲願の初アーシーとなったジェネ版ですが、技術のとんでもない進歩を感じます。

「紹介するわ、ママよ」「あ、どーも(あんまり似てないんだな…)」

トランスフォーマーミッシングリンクからプロトアーシーでした。恐る恐る遊んでみた感想ですが、見た目のインパクトに反して割とオーソドックスなアクションフィギュアという印象。当時品を集めているファンにとってはそれこそ最後の1ピースという貴重な存在だと思いますし、今後あるかもしれない2010展開に向けて押さえておきたいところですね。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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