さてトランスフォーマーレガシー通常シリーズいよいよ始まりました。日本では限定商品の方が先に出てたんですよね。そんな日本版のナンバー01は、なんとスキッズ。これまたとんでもないシリーズの予感w。
スキッズはダイアクロンカーロボット出身の由緒ある?キャラクターですが、なぜかアニメ本編での出番が極端に少なく、たった2話の出演でしかもセリフも(たぶん)2つのみという不遇っぷりが逆にネタにされるという悲しいヤツです。変形先がコンパクトカーというのが、通常カーロボでもなくミニボットでもなく扱いづらかったのかなぁなどと推測。実際G1当時の国内ではセット商品のみの販売となっておりました。
そんなスキッズといえば先日マスターピースがリリースされ、適度な難易度やホンダシティとしての完成度の話題性もあってなかなか好評を博しています。ここにきて絶好調感のあるスキッズ君、果たしてレガシー版はどんなもんでしょうか?
TRANSFORMERS LEGACY – HASBRO
ハズブロのトランスフォーマーメインラインである「ジェネレーションズ」の、2022年のサブタイトル。前年まではある程度の一貫性のあるストーリーに沿って商品がリリースされていたが、レガシーでは「様々な世界を横断してキャラクターたちが集結する」という以前のコンセプトに回帰。ただ、例えばTFプライム世界のキャラクターがG1世界のデザインにリメイクされていたりという新たな展開も見られる。
・販売 | 2022年 |
パッケージ。前から見ると縦も横もいびつなのに、後ろから見ると長方形という不思議な箱。イラストはちょっとレトロで全体としてサイケな色使いが特徴ですね。レガシーのロゴも80sなデザインで、とにかく目新しい新シリーズが始まった!という感じです。なおプラ削減のためプラ窓は今回から完全に廃止。窓はガラ空きになっていて、中の商品を触ることができます。これに関してはネガティブな意見もありますが、まあ世の中にはむき出しで売られているオモチャもありますから別に大した問題ではないですね。
ロボットモード。うぉーっ!これスキッズだーw!!僕はアンコール版のG1玩具を以前持っていたのですが、それを触っていた記憶がデジャブかと思えるくらいに雰囲気出てます。よく見ると細部は違うのですが、ポイントをよく押さえているということでしょうね。スキッズは以前にアレンジ強めのコミック版でリリースされたのみだったので、今回が実質初リメイク、なおかつ完成形という感じです。
バストアップ。こうして見ると、車のフロントもロボット頭部も全然違うんですけどね。特に顔は勇者シリーズに出てきそうなイケメンフェイス。後頭部のパネルはご愛嬌ですが…。
可動は良好。肩や腕まわりに若干クセがあるかな。
変形用の可動なのですが、上半身をこんなにそらすことができます。なかなか面白い動き。
ヒーロー着地もなんとか決まります。ちなみにボンネットが張り出しているため、腕を胴の前にまわすようなポーズは苦手。
武器が3種類付属しており、いろいろ遊べます。まずはG1オリジナルトイにもついていた銃2種類。それぞれ手に持たせたり腕に取り付けたりできるほか、合体させてひとつの武器にもなります。
もうひとつがこのレガシーのシリーズギミックであるエネルゴンウェポン。クリア成形で凹凸ジョイントがついた拡張性の高い武器なのですが、横向きでライフルにしたり、縦向きでアックスにしたり。こういうギミックは今までもロボットマスターズやプライムのサイバーバースなどでありましたね。単純で簡単ですがそれなりに遊べる仕掛けです。
3つの武器を組み合わせることももちろん可能。これからウェポンが増えてくればさらにいろいろできるかと思います。
ビークルモード。ホンダシティとアニメ劇中のカーモードを折衷したような感じ。丁度良い匙加減だとおもいます。変形は見たまんまというかほぼ昔のまま。胴体を折りたたむところでちょっと意外な動きがありますが、それ以外はいたってオーソドックスです。
ビークルでも武器を付けられます。このエネルゴンウェポンをモヒカンみたいにつけるのがかわいくて気に入りましたw。
全部盛りももちろん可能です。
うわ〜ん、戦車怖いよ〜!!
たったの2回しか出番の無いスキッズですが、そのうちの1話「トリプルチェンジャーの反乱」ではタンクモードのブリッツウィングにペチャンコにされてしまいます。そのトラウマw。
ちなみにもう一方の「サバイバル作戦」が、伝説のセリフ「ロボット昆虫殺虫剤だって!?」の出番ですw。
WHAT IF… の世界。もしもスキッズがブリッツウィングの攻撃をかわしていたら、今ごろ強キャラに…はならないかw。
以下4コマ劇場始まりま~す。
「’85 巣立ち」
THE END
トランスフォーマーレガシーよりスキッズでした。今のところレガシー全体を見ていると、若干アレンジを加えつつ直球リメイクするという方向性のようですね。でもそのアレンジがこれまでにも増してすごく上手で、あまり元イメージを崩していないところが素晴らしいです。このスキッズも例に漏れず、四角くなったボディが妙に愛嬌が出てハマっています。大人気とはいきませんがファンには愛されているキャラなので、お早めの入手をお勧めします。
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