ビーストウォーズネオ オーバービュー(デストロン・ゲスト編)

過去良品を振り返るシリーズ。ネオ完走を目指してたんですが、新商品にあくせくしてたら先に配信終わっちゃいましたw今回はオーバービューということでデストロンのゲストキャラをサクッと紹介していきます。

BEAST WARS NEO

TAKARATOMY / HASBRO

1999

D-33ハイドラー(HYDRA)

【ビーストモード】ひとり要塞惑星を管理しながらダジャレばかり言っている孤独な戦士。プテラノドンに変形します。ちなみにネオのゲストキャラは既存製品のリデコアイテムとなっており、ハイドラーは初代ビーストウォーズのレーザービーク(さらに言うとレーザービークはテラソーのリデコ)のリカラー。

【ロボットモード】この型はレバーの上下で一発変形するフリップチェンジャーです。ネオの時点で古い型なので造形はヌルめですね。

ブラスターは折りたたまれてボディに収納されています。ロボ時は逆さまになる翼や、頭の後ろから飛び出てツノに見えるビーストのトサカなど、デザインセンスが光るアイテムですね。

D-34クレイジーボルト(CRAZYBOLT)

【ビーストモード】嘘つきで仲間からも信頼の無いエリマキトカゲ型戦士。初代ビーストウォーズのイグアナス(国内未導入)のリカラーで、ハイドラー同様一発変形のフリップチェンジャーです。口は開閉が可能。

走るエリマキトカゲ！！

【ロボットモード】レバーを動かすと全体が連動して変形。ビースト頭部が胸に来るスタンダードなデザインです。頭部もシンプルでカッコいいですね。

シッポをはずして手持ち銃のテイルブラスターに。関節はビーストらしいボールジョイントで、遊びやすくてお手軽なアイテムです。

D-37ハードヘッド(HARDHEAD)

【ビーストモード】パキケファロサウルスに変形。石頭で物忘れが激しいですが、戦闘能力は高いそう。BWダイノボットのリデコで、頭部が新規造形です。古いアイテムのため全体的にオモチャっぽい体型なのが味ですね。

口を開けるとドーム状の石頭がピョコンと飛び出すというおバカギミック付き。

【ロボットモード】ロボットでもダイノボットから頭部が変更。今となってはダイノボットは再現度があと一歩というところでしたが、こうして別キャラとなると悪くないですね。

ギミックはダイノボットを踏襲。シールドがスイッチ操作でぐるぐる回ります。ソードはシールドの真ん中または単独で装備可能。

コミカルさとカッコ良さが両立した上に、遊べるギミック付き。実にトランスフォーマーらしいオモチャです。

D-38バズーカ(BAZOOKA)

【ビーストモード】真面目で一本気なサムライキャラ。アンキロサウルスに変形します。ゲストなのに既存アイテムのリデコではない新規型という珍しいキャラ。ボディ全体がくるんと曲がったポーズで造形されているのが特徴。

顔の横のレバーを動かすと口を開くギミック付き。

シッポにはアンキロサウルスらしいハンマーギミックが。シッポを上げて固定してからスイッチを押すと、そのシッポを勢いよく振り下ろします。

【ロボットモード】アンキロサウルスのガワを鎧的に背負った重厚感のあるロボットモード。ちなみに変形はガワの中のパーツを引き出したり収めたりするだけなのですが、何も見ずに正しい位置にするのが至難の業。ネオ期特有の無駄な難しさがあります。

左手はアンキロ頭部でクラッシュバイト、右手はシッポでハンマー攻撃。本当はアックス型の手持ち武器もありますが、僕のものは欠品です。

新規アイテムで造形・デザインともに良いのですが、変形難易度の高さだけネック。それにしてもゲストキャラにされちゃったのはどうしてでしょうねえ。

D-39キラーパンチ(KILLER PUNCH)

【ビーストモード】でたらめな内容の多い情報将校。スティラコサウルスに変形します。ネオの新商品であるガイルダートのリデコというこれまた特殊なアイテムで、完成度が他のゲストキャラに比べ頭ひとつ抜けている感じ。

ボディのスイッチを押すと頭が飛び出します！ある意味おバカギミック。

頭が飛び出した後にはちゃんとアナザーヘッドが。メカっぽさアップ。

ガイルダートの死体ギミックも名残があります。

【ロボットモード】マッシブでギッチリ詰まったようなボディが素敵なロボットモード。頭部はリデコされており良造形。紫の発色も良く塗装も綺麗で、ネオ期の贅沢なコストを感じさせる逸品です。

右手がスティラコそのままというパワフルなデザイン。

スティラコヘッドを飛ばすヘッドパンチも健在。

飛ばしたスティラコヘッドは背中に付けておくことも可能です。

また、シッポを取り出すと手持ちのキラーサーベルに。

プラがみっちり詰まった設計の上にギミックまで追加された非常に贅沢な作りで、ネオ期ではトップクラスの傑作と言えるでしょう。変形もこの時期にしてはわかりやすく、万人にお勧め。見つけたら迷わずゲットです。