トランスフォーマースタジオシリーズ SS-33ディセプティコンランページ&SS-EXディセプティコンスキップジャック レビュー

過去良品を振り返るシリーズ。TSコンストラクティコンが始まった記念に、実写版コンストラクティコンも見ていきましょう。今回は実質ボーンクラッシャー枠のランページです。

TRANSFORMERS STUDIO SERIES

TAKARATOMY / HASBRO

CONSTRUCTICON RAMPAGE CONSTRUCTICON SKIPJACK

2019/2020

SS-33ディセプティコンランページ(CONSTRUCTICON RAMPAGE)(2019)

【ロボットモード】実写2作目「リベンジ」に登場。エジプトシーンでバンブルビーと対決しており、コンストラクティコンの中では出番があった方です。
デザイン的にはイモムシのような筒状の胴体が特徴で、完全にクリーチャー。SS版もその姿を頑張って再現し、自立が難しい下半身にはわざわざスタンドが用意されました。

【アップ】コンストラクティコンらしい梅干し系の顔。頭部の付け根はボールジョイントなので、多少ではありますが好きな方向に向けられます。

SS-EXディセプティコンスキップジャック(CONSTRUCTICON SKIPJACK)(2020)

【ロボットモード】ランページの同型別個体とされており、デバステーターに合体したのはこちら。SSではランページのリカラーでリリースされ、さらに国内では珍しくEXナンバーのタカラトミーモール限定で発売されました。

【アップ】頭部ももちろんそのまま。バンブルビーと並べるならランページだし、合体させるならスキップジャック。消費者泣かせのヤツらです。

ロボットモード

全く同型の2体ですが、よく見るとお腹のところの黒いパーツの形状が異なります。実はこれ裏表が逆になっていて、なんとランページの方が組み間違いなんだとか。自力修正は困難で、ほぼ100%間違ってるらしいです。これは仕様で通すしかないなw

【可動】こんなクリーチャースタイルなのでどんなアクションができるんだろう…と期待してしまうのですが、可動はイマイチ。腕は肩が回せるだけでヒジ無し、胴体は腰のところで曲げたり回したりできるだけです。変形・合体をこなしてさらにアクションもとなると相当複雑な商品になってしまうでしょうから仕方ないですが、動くと楽しいキャラ性だけにちょっと残念です。

手のクローは開閉が可能。

相手をつかんだりというブンドドができます。

劇中でもムチのように振り回していた履帯。これも若干ですが前方に出すことが可能です。ビョーンと長くなれば面白いんですけどね。

これは下手すると気がつかないまま終わるギミック。腰に付いている排気筒はこんなふうに取りはずすことができまして…

手にセットして銃として使えます。すごく地味なギミックですが、バトルシーンをよく見返してみるとちゃんとコレ使ってるんですよ。

排気筒は左右にあるので二丁拳銃も。

さらに腰ではなくて背中のブレードのスリットにセットしておくこともできます。

ビークルモード

【ビークルモード】ブルドーザーに変形。分割線少なめでわりとスッキリした外見です。コロ走行可能。

ブレードは十分な大きさがあり、前方からの迫力満点。これが襲ってきたら確かに怖いですよね。

ビークルでの可動箇所はほとんどありませんが、ブルドーザーとしてのプッシュ遊びはもちろん楽しめます。

【変形】結果としてたいした移動はさせていないのにチマチマした動きが続くという面倒なタイプの変形。初回は疲れるかもしれません。

まとめ

あらためてロボットモード比較。コンストラクティコンは皆クリーチャーなのですが、特に気持ち悪いのがコイツです。

ビークルでも。建機っぽいのはやっぱり黄色いスキップジャックでしょうか。

【合体モード】デバステーターの左脚に変形。この変形がまたチマチマとしたステップが続く系です。説明書は丁寧に解説してくれてるんですけどね。

実写でもデバステーション！！

SSランページ&スキップジャックでした。キャラが持つ本来の魅力を出しきっていないかなぁというのが正直な感想。ビークルモードはカッチリして悪くないですけどね。何はともあれデバステーター合体にはもちろん必須です！というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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