T-SPARK支援企画!タカラトミーが放つ新たなトイプロダクトシリーズ•トイライズから、ボトムズをテーマにしたサブラインであるATコレクションが始動しました。今回は第1弾のスコープドッグを紹介です。
| TOYR!SE AT COLLECTION |
| TAKARATOMY |
| SCOPE DOG RED SHOULDER CUSTOM |
| 2025 |


【パッケージ】1983年のハードSFアニメ「ボトムズ」に登場するロボット兵器AT(アーマードトルーパー)を1/48スケールで展開するサブライン「ATコレクション」。20年ほど前に展開された「アクティックギア」というシリーズの実質後継ということになるようです。第1弾は主人公キリコがフルチューンナップした特殊機レッドショルダーカスタムが選ばれました。

予備知識ほぼゼロで購入したのですが、開封してみてその小ささにまずビックリ!そして同封されたランナーを見てさらにビックリ!てっきり今までのブレイバーンやガオガイガーみたいに完成品トイだと思ってましたよ。

とはいえ本体はほぼ完成していて、細かい装飾や武器類をユーザーが組み立てるという感じ。ランナーも必要なカラーについてはあらかじめ塗装までされています。


【フロント&リア】というわけでパッケージから取り出した素体の状態。実はボトムズの知識自体あまり無いのですが、昭和リアルロボらしいガッチリした骨太なスタイルがよく再現されているのではないでしょうか。


ぱっと見はあまり変わらないかもですが、バーやパネルなどひとまずボディに必要な装飾類を付けて完成です。サイズもサイズですし、細かいパーツが多いので破損や紛失に気をつけましょう。

【アップ】無機質な量産型なんだけど何故か可愛らしく見えてくる不思議なデザイン。小さいのによくできた理想的なバランスです。

【可動】半完成品ではあるものの、触った感じは繊細なプラモデル。パーツポロリも多くやや気を遣いながらということになりますが、可動箇所や可動域はなかなかやります。

肩はボールジョイントで、やや胸を張ったポーズも可能。

腰も多少ですがそらすことができます。

後述の降着姿勢の関係もあり、ヒザは二重関節で可動域広め。正座までできちゃいます。


ターレットレンズはもちろん左右にスライド可能。ちなみに頭自体も左右に回りますよ。

レンズをくるっと回転させることももちろん可。

デザイン上、頭部の上下可動ができないのですが、バイザーを上げることによって疑似的に上を向いているように見せられます。

ちなみにバイザーを上げると、隙間からパイロットの顔が覗きます。


そのまま頭部カバーを上にパカッと開ければ中にはコクピットがあり、パイロットが。

パイロットフィギュアは座った状態での造形です。1/48スケールということになるんでしょうね。


ヒザ関節をギュン!と伸ばして折りたたみ、降着姿勢に変形。ATのリアル描写のひとつです。

左手のみ差し替えの開き手パーツあり。


なお腕は手動で伸縮可能。アームパンチギミックです。

一撃をくらえー!!


足元にはターンピック。こちらも手動で上下できます。急旋回するときに使う機構です。


【付属品】ここからは付属品を見ていきましょう。まず腰の弾倉は2種類から選ぶことができます。今回は左のマシンガン用のものをデフォにしたいと思います。

というわけで、ヘビィマシンガン。ユーザが組み立てて作ります。


手に持たせる時はグリップ自体を握り手付きのものと交換し、手首ごと差し替えるというやり方。このスケールでリアリティを出すための方法なんでしょうが、汎用性は犠牲になってしまいますね。ここは個人的には5ミリで良かったんじゃないかな派。

背中にバックパックをセット。

腰には2連SMMミサイルランチャーとガトリングガンを取り付け。この腰ジョイントは非常に心許なくて、ちょっと触っただけでもポロポロ落ちます。思わず接着剤で固定したくなるくらいのレベル。


さらに左腕にはソリッドシューター、バックパックにショルダーロケット弾ポッドを付けます。

腰のミサイルランチャーと背中のロケット弾には、別パーツのミサイルをセットすることが可能。とても細かいパーツですが、グッと雰囲気が出ます。

パーツを少しずらしてやればミサイル発射の瞬間の再現に。これまでのトイライズとは一味違った繊細な遊び方です。

チュイーン!!

なんやかんやでフル装備はカッコいいな!

小さい小さい述べてきましたが、TFでいうとコアクラスより小さいんですよね。それでいてこのディテールですから…どうですか脳がバグってきましたかw

ハッハッハッハ…冗談だろう?

ぐぅおわァァァァッ!?

Tスパークになってからタカトミユニバースがぐんぐん広がっていきます!キミはどこまでついて来れるか!?

ATコレクションからスコープドッグ・レッドショルダーカスタムでした。アクティックギアを知っていれば懐かしいし、知らなくても仕切り直しなので安心して始められます。あとは半完成品にこのお値段を出せるか否か…。あと触り心地はさすがに繊細なのでご注意ください。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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