突然ですが当ブログでは珍しいメガハウスさんのフィギュアです。というか国内向け商品を取り上げるのはこれが初めてかな?でもやっぱり気になりますよねこのアイテム。僕からするとマシンロボはトランスフォーマーのライバルというより親戚みたいな感覚なので、そこそこお手軽な値段で展開されるこのシリーズも楽しみにしておりました。マシンロボやゴーボッツはあまり詳しくないのですが、まあ早速見ていくことにしましょう。
MACHINEBUILD-MEGA HOUSE
メガハウスが2022年末から展開するシリーズ。1987年のアニメ「マシンロボ・クロノスの大逆襲」に登場するマシンロボたちを、可動域とプロポーションを確保しつつリメイク。フレーム構造に外部装甲を付けることでくみ上げるという仕組み。
・販売 | 2022年 |
・英名 | MACHINE BUILD #01 ROD DRILL |
【パッケージ】パッケージ裏表でロボットモードとビークルモードの商品写真が大きく掲載。気が早いですがクロノスの大逆襲以外にも広がっていくのかな。あと”DORILL”ってスペルこれでいいんだべか…?
ボックスから取り出すとこんな感じ。本体があって細かいパーツが袋に小分けにされていて、ランナーもあって…ん?これ食玩w?まあそれは冗談ですが一部組み立てにすることでコストを抑えているんだろうなというのはよくわかります。このご時世、企業努力に頭が下がります。
ランナーにはかなり細かいパーツも含まれますので組み立て時に無くしてしまわないよう注意してください。さすがにシールは使っていなくて、塗装とパーツ分けでカラーリングが再現されています。この辺りはありがたい。そして表情のついた複数の手パーツが、いかにも日本の商品らしいですね。
パーツ数はそんなに多くないので、ちょこちょこっと作業をしまして…わ~い、完成だ~!
ちなみにアバターは3.75インチのストームトルーパーさんに務めていただきました。
【ロボットモード】ロッドドリル!素立ちだと脚部は若干大きいですが全体的なスタイルは良好。というか細身でカッコいいです。カクカクとした四角形を散りばめたデザインが80年代レトロロボという感じでたまりませんね。もともとはマシンロボ600シリーズの「ドリルロボ」です。
なおマシンロボの知識はスパロボくらいなのですが、ロッドドリルは天空宙心拳という拳法を使うバトル族の少年で、どちらかというとムードメーカー的な存在。ちなみにゴーボッツでは「スクリューヘッド」という名前になって悪のレネゲイズの一員でした。
【アップ】顔の造形は頭部のドリルも含めて良いと思います。シルバーの塗装も綺麗で、さすがバンダイ系、こういうところに抜かりがありません。
【アクション】接続が簡易なピンやボールジョイントで外れやすかったりするんですが、そのかわり動かしやすいし稼働範囲も広めで、国内フィギュアらしさが出ています。
ただこのロッドドリルは足が変形の構造上大きな塊でできているため、ポーズによってはいまいちどうなっているのか分かりづらい面がありますね。
手を平手に変更。指先に絶妙な表情がついていて、いろいろとアクションポーズが楽しめます。
「天空宙心拳!!」
ロボハンド的な替えハンドも付属。実はオリジナルトイやアニメではこの手なんですよね。逆に5本指はなんなん!?
替え頭部も2つ付属。こちらはゴーグルやマスクが丸みをおびていて、ドリルもフラットになったアニメ作画を意識した頭部。愛嬌アップ。
こちらはちょっとわかりずらいですが口元がマスクオフになっているバージョン。アニメでこの状態になったのかな?
【ビークルモード】ドリル戦車に変形。もう潔いくらい男児の空想を実体化したようなSFビークルです。マシンロボ600シリーズはリアル系とSF系ビークルがほどよくごちゃ混ぜなのがいいんだよな。
どことなく戦隊メカっぽさがあって、やっぱりタカラトミーじゃなくてバンダイの系譜なんだなと感じられるのが面白いです。
ビークル時に使う替えドリルが付属。長っw!!
このドリルもそうですがドリルが普通の硬質プラでできているため、踏んづけたりすると危ないので気を付けましょう。説明書にも注意喚起分が載っておりました。
【変形】超シンプル変形。足を折りたたんで腕を移動させれば完成です。この変形機構なので足がどうしても大きくなっちゃうんですね。プラプラするわけではないのでいいのですが、各パーツのロックもほとんど無いのであまり変形の手ごたえは感じないかもしれません。
マシンロボの知識は主にスパロボなのですが、格闘キャラということで波動拳的なものを…。
「いっくぞぉ~!!」
ドゴ~ン!!!
「天空宙心拳!正拳突き~!!」
「天空宙心拳!岩石割り~!!」
トランスフォーマーって意外とドリルキャラが少なくて、なんかいなかったかな…と思って探したら、ドンピシャなヤツがいましたよ。なんか「赤青」と「黄」で色もいい感じ。あとこれでサイズ感がわかると思いますが、TFのデラックスクラスよりふた回りくらい小さいですね。
マシンビルドシリーズから、ロッドドリルでした。小さかったり簡素な作りだったりというのはあるんですが、塗装も丁寧だし可動もバッチリだしで、手に取ってみての不満は特にありません。マシンロボという素材でこのお値段というのはなかなか貴重なので、できればずっと続いてほしいところですね。今のところバイクロボとブルージェットが販売予定なので、そちらも楽しみです。というわけで皆さまのご感想やレビューもお待ちしておりまーす(※設定ミスで名前とアドレスが必須になっちゃってたので解除しました)。
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