トランスフォーマーをコレクションしている身としては、こればかりは頑張って「行く」しかないでしょう。MPGという新ブランドにて待望の初リメイクとなったトレインボットの1体目、ショウキです。MPについては今まで何度か購入したことがあるのですが、高級路線はどうしても性に合わなくていつも手放してしまっていました。しかし今回は今までなかなか拾われることのなかったトレインボット!ライデンですよライデン。日本の電車にトランスフォームするというグローバルに見てニッチなキャラなのでなかなかリメイクは難しいかなと思っていましたが、まさかの当時のままの車両を再現するという信じられない展開になりました。2019年末にプロジェクトが発表されて以来、実に2年半ほど経てのリリース開始ということで、ライデン完成までまだまだ先は長そうですが、期待を込めて紹介していこうと思います。
TRANSFORMERS MPG – TAKARATOMY
タカラトミーが日本国内主導で展開しているマスターピース(MP)から派生した新ブランド。「合体」「巨大化」「グレート!」をテーマに商品展開をしていくという。第1弾にはライデンに合体するトレインボットが選ばれた。
・販売日 | 2022年 |
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パッケージ。電車という特殊な形状に合わせた細長い仕様。テカリのあるプリントや裏面の写真や解説など、さすがに高級感のある仕上がりとなっております。個人的なことを言うと、こういう「捨てられない箱」が実は苦手wトランスフォーマーは遊びたおしてナンボですよね?
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中身はブリスター挟み込み形式で商品が梱包されております。昨今のパッケージ事情から言えばかなり贅沢な作り。パーツの確認が容易にできるのがメリットですね。
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まずはビークルモードから。いつもは2面ですが、高級アイテムなので4面見せちゃいましょう(笑)。ご覧のとおり、分割線が無ければリアルな鉄道模型かと見まごうばかりの新幹線0系っぷり。ちょっと古さを感じるクリーム交じりの白なんかも素晴らしい。それもそのはず、JR監修のもと、トミーテックの協力を得てHOゲージサイズに仕上げたという今回のこだわりの成果です。まあどこに重点を置くのかについては賛否両論あるかと思いますが、とにかくトランスフォーマーとして大事なところにしわ寄せが来ていなければ良いのではないでしょうか。
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HOゲージサイズのレールがついています。こうして飾っておけば、完全に鉄道趣味にディスガイズできますねw。ちなみに手に持つと、ズシリとした重みが伝わってきて中身がぎっちり詰まっているのがわかります。
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トランスフォームしてロボットモードにいっちゃいましょう。やはり4面で紹介。ロボットモードもまたどこからどう見てもショウキ。あの細い新幹線からよくもまあこんなガッチリ体形のロボットができるもんだ。ただやはり電車からの変形は難しいようで、パーツがごちゃっと張り付いた背面に比べて脚部が若干スカスカだったりします。
また変形は慣れてしまえばそれほど難しくはないですが、MPだけあって普通のジェネレーション系とは違ったチマチマしたパーツ移動があり面倒かも。そしてガワにクリアパーツが多く使われているためちょっと神経を使います。特に脚部はクリアパネルにヒンジが多用されており、変形時に力を加えるところが多いので、割れてしまわないようにあわてずゆっくりやりましょう。
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バストアップ。顔も変にアレンジを加えず80年代のイメージそのままにディテールをしっかり彫り込んだ感じ。
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さすがMPブランドだけあって、各部しっかりと動かせます。ヒジとヒザは二重間接になっていて深く折り曲げることができるし、足首の横軸もあり。カッコいいポーズがどんどんキマります。センス次第でw。ただやはり一般商品ほど気軽には動かせず、繊細に噛み合っている各部ジョイントが外れやすいです。ビークル、ロボ、可動全てを完璧にしようとすれば多少は仕方がないですかね。
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肩についているパネルが可動の邪魔をしそうなのですが、ちゃんと逃がせるように設計されてます。こういうところも妥協が無い。頭部は写真くらいまで上を向くことが可能。手は開くことができ、さらに人差し指と親指が独立して動きます。
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武器はライフルがひとつ付属。手のひらの独自ジョイントに固定します。5ミリピンじゃないのはなんか違和感があるんだよなぁw。
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いろいろいじっていると、背中に板状のパーツが左右2枚ずつヒラヒラしているのが気になるかと思います。要はライデン合体の都合でくっているパーツなのですが、これは「マント」だということだそうで。軽く開いてマントっぽくもできますし、ここまで開けば虫の4枚羽っぽくもできます。
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ライデン合体時の胸パーツが付属。流石に全てのパーツを変形で再現することは無理だったようです。あんまり無茶して他に支障が出ても困りますし、この辺は設計者の方も色々と悩んだ末なんでしょうね。なおその胸パーツは写真のようにシールドとして使用可能。結構サマになっててカッコいいです。また、ビークル時ロボ時共にボディ内へ収納しておくこともできます。
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日本生まれのショウキ君ですから、きっと坐禅なんかもたしなんでおられるのではないでしょうか?正座ですけど…。
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アースライズの司令官と比較。背こそ僅かの差ですが、全体的なボリュームが違いますね。なんと言っても電車と車ですから、ショウキが大きくなるのは違和感ありません。
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こちらはザ★ヘッドマスターズつながりでクロームドームと。体格差が圧倒的で、まさにトレインボットは頼もしい味方、といった感じ。
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結構やっている方がいらっしゃいますが、やはり僕もやらざるを得まいw。同じタカラトミーの新幹線ロボとしてシンカリオンはやぶさとの2ショット。ロボットヒーローに対する昭和と令和のかっこよさの基準の違いみたいなものが見えてくる…かな?
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新幹線モードでも。奇しくも初代の新幹線と最新の新幹線の並びです。もちろんシンカリオンの方はディフォルメされてはいるのですが、プラレールってHOゲージに近いんですね。シンカリオンで伝説のプロトタイプとして0系とか出てこないかなといつも思っているんですが…出ないかなぁ。
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一応合体モードも撮っておきます。実は全部揃うまでの楽しみにとっておきたいのであんまり見たくないんですが…w。合体できるのはいつになりますかね。
以下ゆる4コマ始まりまーす。
「○○気」
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THE END
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MPGトレインボットショウキの紹介でした。MPの繊細さでビークルモードに妥協せず(しかも列車のスケールを合わせる予定だとか…)、合体までするという期待と不安が混じり合ったアイテムですが、待ちに待ったライデンの商品化ですからしっかりと追いかけていきたいですね。
このショウキについてはそのこだわりが見事に体現されていて、ビークル・ロボ共に素晴らしい出来です。ただやはり薄いクリアパネルやヒンジの多用など扱いに気をつけなければならないところも多いので、とにかくトレインボット完走まで大切に取り扱っていかなければ…という神経を使うアイテムでもあります。これから先どんな販売方法になるか(再販はあるのか)不明ですが、少しでも興味があれば今のうちに無理してでもゲットしておきましょう。
ねがわくばこれでライデン人気が盛り上がって、ジェネレーション系でもリリースされないかな…と淡い期待を抱きつつ次のユキカゼを待ちましょう。
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