マスターズオブユニバース・オリジンズのディープな世界。今回はヒーマンの仲間たちからラムマンを紹介します。ジンギスカンでもランダムアクセスメモリでもありません。「激突する」とか「うち固める」またはそういう道具という意味のramで、ラムマン。攻城兵器のramなんかも念頭にあるようですね。MOTUフィギュアの中でもギミック重視キャラの一人です。果たしてどんなキャラでしょうか。サクッといってみましょう。
MASTERS OF THE UNIVERSE ORIGINS- MATTEL
米マテル社が2020年から展開している、かつての大ヒットフィギュア・マスターズオブユニバース(MOTU)の本格リブートシリーズ。初代オリジナルフィギュアのデザインをほぼ忠実に再現した上で可動箇所を現在の標準的な仕様に変更。キャラクターのバージョン違いなども取り入れた正統アップデートラインと言える。
・販売 | 2021年 |
パッケージ。オリジナルトイに沿ったレトロ仕様。裏面はイメージイラストによるキャラ紹介・遊び方・ラインナップが載っています。このイラストを見ればどんなヤツなのか一目瞭然ですね。紹介は「エネルギッシュなラムマンはその頭で敵をなぎたおし、兵器をぶち壊すぞ!」という感じ。ジャガーノートみたいなヤツですかね。付属品はアックスが2種類、替え頭部、替え手首。
フロント&リア。ぶっとい手足と寸胴な体、埋まった頭。もう見るからにパワフルキャラクターです。キャラ間のパーツ流用が多いシリーズですが、このラムマンに関してはほぼ全体が専用パーツ。唯一無二のスタイリングで異彩を放っており、それがそのまま個性となっています。
バストアップ。頭から敵に突っ込むという最高に頭の悪い戦闘スタイルなのですが(笑)、突っ込みすぎたのか頭部ヘルメットが一部欠けていたりと芸が細かい。この角度だとよくわからないのですが、顔の表情が微妙に歪んでいるのがまたクレイジーな感じ。ちなみに初代アニメでは子供っぽくコミカルなキャラクターとして描かれていました。
可動はこれが限界。ある程度フレキシブルに動くのは両腕だけで、頭が微妙に回るのとヒザが申し訳程度に折れるのみ。これは後述するギミックの弊害です。遡ってオリジナルトイでは両足がつながっている上に直立から全く動かない仕様になっていました。なので、実は今回ヒザが曲がるというだけでもかなりの進化なのです。
武器はアックスが2種類。左手首を交換することで両手持ちもできます。どちらもヘビーで痛そうな武器ですね。でも彼はある意味自身の身体が最大の武器なんですよね。
頭部を交換。おお、さらにヤる気アップだ。
そしてこちらがラムマンのウリであるジャンピングギミック。ちょっとわかりずらいですが写真左、頭部を押しこむと足が胴体の中におさまってカチッとロックがかかります。そしてもう一度押し込むとスプリングでビョ~ン!と足が飛び出す!右の写真はもちろんイメージですが、まあまあな勢いで飛び出します。旧トイではかかとにスプリング発動スイッチがあったのですが、今回は再度押し込むという仕様に変更。そのためフィギュアを上に飛び上がらせるのはちょっと難しくなってます。
びよ~~ん!!
ど~~ん!!
足縮みギミックは、敵の上段攻撃をかわすのに有利だぞ!!…あれ?そんなに背の高さが変わってないような…。ちょっと写真では伝わりにくい地味なギミックですね。
以下4コマ劇場はじまりま~す。
「たけくらべ」
THE END
というわけでオリジンズ・ラムマンの紹介でした。他の流用がほとんどなく、デカくて(会社にとっての)コスパがあんまり良くなさそうなキャラですが、デラックスサイズというカテゴリで無事発売されました。ヒーマンの仲間たちを充実させるためにそろえてみてはいかがでしょうか。
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