トランスフォーマーアーススパーク ESD-14 DXエリータ-1レビュー

さて今回はアニメ『アーススパーク』関連トイから新商品、エリータ-1です。米国展開のウォリアークラスを一部改修してリリースという実はちょっと贅沢な逸品。早速見ていくことにしましょう。

TRANSFORMERS EARTH SPARK

TAKARATOMY / HASBRO

DX ELITA-1

2024

【パッケージ】オプティマスプライムの副官として活躍するオートボットの女戦士。トレーニングに余念がない実力派です。過去作品だとサイバトロン星からはあまり出たことが無いと思うのですが、アーススパークでは地球に来ているのが珍しいですね。また、国内吹き替えでは語尾にたまに「わん」が付きます。

【ロボットモード】ビビッドな配色にボリュームたっぷりのシルエットで見た目はなかなかの満足感ですが、海外展開だと実はもともとデラックスクラスより廉価なウォリアークラスのアイテム(TFwikiより)です。ウォリアーをデラックスとして国内導入した例はスラッシュでもありました。スラッシュの時はいかんともしがたい「安っぽさ」がありましたが、エリータはほとんどそれを感じませんね。

【アップ】劇中よりもやや少女っぽい雰囲気の頭部は、実は国内版にあたって改修された部分。もともとはボディと一体成形で無可動だったのを別パーツ化。ローカライズで改修が入るのは久々で、タカラトミーの気合をしっかりと受け取りましたよ！

【可動】というわけで海外版よりも可動が増えた国内版。とはいえ腰回転はありません。

写真だとわかりづらいかな？ヒザの可動部はデザイン上のヒザよりもやや下にあり、脚を曲げるとスネが飛び出すような感じになります。これは変形の都合のようです。

腕の構造も独特。ボールジョイントが内側から外側へ、普通とは逆に付けられています。半信半疑で動かしてみると、これが意外とグリグリ動くんですよね。ポーズによってはやっぱり不自然に見えてしまうんですが。

【付属品】ブラスターが2つ付属。なんとこれも国内オリジナルです。さらに言うと、実は右手にはもともと武器展開ギミックが付いていたのを普通の5ミリ穴付きの腕に取り替え。汎用性が断然高まっております。

新規ブラスターはファイヤーエフェクト対応。

武器類は背中にマウントしておけます。

【ビークルモード】ピンクのSUVに変形。レガシー版はクラシックカーっぽい乗用車に変形しておりましたが、こちらの方が戦士のイメージに合ってますね。

ロボモードの胸部がそのままフロントに。ゴツいフォルムにガーリーなカラーリングが面白いです。

ブラスターはルーフにマウント可能。

【変形】ほぼ見たまんまの単純変形。ただ配置は単純でも各パーツがしっかり移動する上にガワ合わせのストレスも少ないため、楽しさはそれなりにあります。

説明書に載っていない変形行程について。脚部のタイヤはそのままだとロボが前のめりになってしまうので(左)、上方向に回転させてやる必要があります(右)。そのままでは明らかに変なので、すぐ気づくと思います。

戦う女、エリータ-1！G1のころから比較的強そうでしたが、特にNetflixアニメ「シージ」のエリータは指揮官としてオプティマスより有能っぽかったですよねw

エリータといえばこのポーズ。

オプティマスと。第1話で早くも共闘していたので、ようやくお見えという感じです。

トランスフォーマーアーススパークからエリータ-1でした。もとがウォリアークラスとは思えないほど効果的な改修でしっかりしたアイテム。この贅沢を味わえるのは日本国内だけですから、是非とも堪能してください！というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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