さて今回はTF10月組からギアーズの紹介です。初代リメイクがまた一歩前進しました。
TRANSFORMERS LEGACY UNITED |
TAKARATOMY / HASBRO |
G1 UNIVERSE AUTOBOT GEARS |
2024 |
【パッケージ】G1最初期ミニビークル(ミニボット)の1人で、ルーツはミクロマンのミクロロボットカー。愚痴ばかり言っている気難しい性格で、「ぼやきのギアーズ」の異名を持っています。主役回でメガトロンに回路をいじられ、お人好しになって敵味方問わず協力してしまったのはファンの間ではおなじみの話。リメイクは2度目ですが、前回のスリリング30版(TFwikiより)は無茶リカラー系商品だったので、今回が待望の本格リメイクということになりました。
【ロボットモード】ハイこれは文句無し!特徴的な頭部もずんぐり体型もディテールも全てが非の打ち所がない完璧なギアーズです。リメイクが遅くなってしまった分、決定版にしてやろうという開発者の意気込みが伝わってくるようです。
【アップ】いまいちよくわからないカマボコ頭部がちゃんと再現されていて素晴らしい!今にもぼやきが聞こえてきそうですよ。
【可動】可動も標準以上にグリグリ動いて気持ちいいです。
劇中で印象的な駄々っ子ポーズがちゃんととれちゃう!しかもこれが変形にも必要な可動域になっていて、まさにTF職人芸です。
肩は前後にスイングさせることができ、胸を張ったようなポーズも可能。
ヒザも変形の都合で深く曲がるため、正座だってできちゃいます。
そしてこんなカマボコ頭部なのに、ちょっとだけ上下に振ることができるんですよね。このわずかな気遣いが心憎い!
【付属品】手持ちのブラスターが付属。
もちろん別売りのエフェクトに対応。
小気味良くアクションするので、とにかく遊んでいて気持ちいい!
ブラスターは背中にマウントしておけます。
胸のパネルを上げると中にはメカモールドが。主役回「ソーラーエネルギーを盗め!」で、メガトロンがここから回路を抜き取る印象的なシーンがあります。要するに「わかってる」ギミック。
「シークレットセンサースキャンはいただきだ」
【ビークルモード】ピックアップトラックに変形。ミニボットらしい寸詰まりなシルエットで、G1の雰囲気をよく再現できています。
フロントの塗り分けも丁寧。
ブラスターは説明書だと後方側面にマウント。他にもいくつか5ミリ穴があるので好きなところに付けましょう。
【変形】パーツ配置は単純なんですが、ロボ時はタイヤを4つともボディ内に収納するのが面白い。ひとつひとつの動きもスムーズでカッチリ決まり、生理的にも気持ち良いという完成度抜群の設計です。
1期ミニボット勢揃い!ただこうなるとウインドチャージャーの新しいのが欲しくなるという贅沢な悩み。
リメイクG1コレクションもまた1歩完成に近づいた感じですね。
「俺がコンピューターゲームで楽しんでる時に限って警報が鳴るんだもんな…クソ!」
「邪魔だよ邪魔!トロトロしないの!」
…この場面好きw
トランスフォーマーレガシーユナイテッドからギアーズでした。触れば触るほど出来の良さが身にしみてくる快作。地味目のキャラに開発技術炸裂なところがいかにもTFという感じがして面白いですよね。未体験の方には絶対オススメです。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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