トランスフォーマーエイジ・オブ・ザ・プライム AOTP-15 スカイバイト(RID2001ユニバース) レビュー

エイジオブザプライム
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さて今回はTF10月組から。アメリカ人に妙に人気な(日本でも人気だけど)スカイバイトが、またリメイクされました!レジェンズ版と一緒にどうぞ。

TRANSFORMERS AGE OF THE PRIMES
TAKARATOMY / HASBRO
SKY-BYTE
2025

【パッケージ】もとは国内オリジナルアニメ「カーロボット」の敵幹部ゲルシャーク。ギガトロンに忠実ながらも、情けない失敗ばかりでどこか憎めないコミカルなヴィランです。アニメは「ROBOTS IN DISGUISE」として海外へ渡り、ゲルシャークはスカイバイトという洋名に。サメというアメリカ人好みのモチーフも相まってか、一気に人気キャラとなりました。AOTP版は2014年スリリング30(レジェンズ)に続き2度目の本格リメイクです。

【ロボットモード】ほぼ当時品を踏襲したストレートなリメイク。肩や背中に幾重にも折りたたまれたガワパーツや、妙にヒューマノイドなスラリとした手足はいかにもビーストウォーズ期のデザインという感じです。

【アップ】顔の造形はさすがにシャープで、当時品よりもアニメのイメージに近づいています。食いしばり顔がいかにもですよね。なお大元はトランスメタル期の商品だったのでギラギラメッキパーツが特徴のひとつでしたが、そこはさすがにラメ入り塗装に。

【可動】可動は標準的。ちなみに当時品もレジェンズ版も右腕のヒジと拳が同じ方向を向いていて不自然でしたが、今回初めて自然な方向に曲がるようになりました。

左手はおなじみのクロー。

今回はミサイルギミックはありません。ただそんなことより、ここにエフェクト用の5ミリ穴が欲しかったなぁ。

クローをグルグルさせるギミックもオミット。そのかわり手動で回すことは可能です。

【付属品】これは当時品にもあったミサイルランチャー。ただしミサイル発射ギミックはなく、エフェクトにも未対応です。

背中に付いているサメの胸ビレパーツは、手に持たせてフィンブレードに。これも当時品にあったギミックですね。

今日こそやっつけてやるわー!!

そういえばこのブレード、TFでは珍しくランナー付きで同梱されています。最初に切り取って使いましょう。

【ビーストモード】メカサメに変形。大元はトランスメタルスなので、メカモールドと有機体がサイボーグ的に融合したようなデザインです。そしてスカイバイトといえばビーストモードがいつも躍動感のあるポーズで造形されてきましたが、今回は初めて「まっすぐ」で商品化されましたw

ゲルシャークだと思うと愛嬌たっぷりに見えてくる顔。実際ちょっと丸みを帯びてソフトに造形されていますね。

口は開閉が可能。さらに中にミサイルランチャーをセットすることができます。

尾ビレの回転は手動でやりましょう。

さらに首を下向きに傾けることができたり…

おしり部分を左右に振ることができます。今回は自分でポーズを付けられるというわけ。ビーストモードのちょっとした可動部は嬉しいですね。

【変形】オリジナル玩具とほぼ同じパーツ配置で、かなり変形しやすくアレンジされています。特にスカイバイトといえば背中のガワが邪魔すぎる問題が常にありましたが、今回は初めて特に干渉せずスムーズに移動させることが可能に。地味ながらも感動ものです。

というわけでプカプカひと休み…。

レジェンズLG-06ゲルシャーク(SKY-BYTE)(2014)

【ロボットモード】ついでに最初の本格リメイクであるレジェンズ版ゲルシャークを紹介しましょう。スリリング30スカイバイトを、さらにアニメ寄りにリペイントした国内版です。サメ頭が胸に来るという大胆なアレンジがなされ、全体的にスタイリッシュでケレン味のあるシルエットになりました。ただこの時期特有の「ややスカスカ感」もあります。

【ビーストモード】変形はガワの移動と合わせにやや難儀しますが、非常に美しい流線型に仕上がります。ポーズは横方向に曲がっていた当時品に対し、縦方向に曲がった造形。そのまま地面に置けないんですが、躍動感は抜群だしなんかかわいくて好きです。ただこれはイルカとかの動きで、本当のサメはこの動きができないらしいですねw

尾ビレ近くのスイッチを押し込むと、尾ビレがグルグル回るギミック付き。

グルグルギミックはロボットモードでももちろん可能。さらに先端にミサイル発射装置があります(僕のは欠品)。

適当にエフェクトを付けてみました(挟めているだけです)。

右手首の向きが肘に対して内側に曲がるようになっているためポーズがとらせずらいのは当時品から踏襲してしまった点。それ以外はほどよく現代風にリファインされていてこれはこれで捨てがたい逸品です。

まとめ

とりあえず当時品と。塗装の細かさや豪華さは流石に敵いませんが、背も大きくなったし、よりアニメに雰囲気が近づいたのが良いところ。あと背中のガワがイライラしませんw

ちなみに当時品ゲルシャークのレビューはこちらをどうぞ

トランスフォーマーカーロボット/RID2001 オーバービュー(デストロンガー編)
この記事は「オーバービュー」と題しまして、比較用や整理のために引っ張り出してきた古めのアイテムをシリーズ単位でまとめて紹介していきます。今回は2000年の国内アニメ「カーロボット」及び2001年海外版「ROBOTS IN DISGUISE」...

サメ3種。スカイバイトの場合、サメモードがどんなポーズをとっているかはもはやネタですよね。開発者も今回どうしようか悩んだことでしょうw

スカイバイト大集合!ただのリカラーキャラをここまでの人気者にしたのは、ある意味カーロボットの功績のひとつでしょうね。

ぬぬぬぬぬ…!!サイバトロンどもめェェェェ!!
と、こういうコミカルなポーズが似合うキャラです。

AOTPスカイバイトでした。遊んでてストレスのないスカイバイトという点が、地味にポイントの高いアイテムです。見た目も悪くないし、今後少しずつ続くかもしれないカーロボリメイクのひとつとしてコレクションしておきたいところ。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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