トランスフォーマーレガシー TL-15オートボットポイントブランク&オートボットピースメーカー レビュー

TFジェネレーションズ系
スポンサーリンク

 TFの1月末発売組が届きました。年度末が近づき商品数がグンと増えてくる時期です。当サイトでもしばらくTFの記事が続くと思いますのでお楽しみに。さて1月組1発目は、ポイントブランク(和名:ブランカー)を紹介します。日本だと「ヘッドマスターズ」期のサイバトロンターゲットマスターのキャラクター。早速見ていくことにしましょう。

TRANSFORMERS LEGACY – HASBRO
 ハズブロのトランスフォーマーメインラインである「ジェネレーションズ」の、2022年のサブタイトル。前年まではある程度の一貫性のあるストーリーに沿って商品がリリースされていたが、レガシーでは「様々な世界を横断してキャラクターたちが集結する」という以前のコンセプトに回帰。ただ、例えばTFプライム世界のキャラクターがG1世界のデザインにリメイクされていたりという新たな展開も見られる。

・販売2023年
・英名TRANSFORMERS LEGACY AUTOBOT POINTBLANK & AUTOBOT PEACEMAKER

【パッケージ】複雑な断面の独特な形状のボックスに、サイケなイラストが特徴のレガシーパッケージ。こちらの商品は17ステップのデラックスクラスです。

【フロント&リア(ロボ)】「ヘッドマスターズ」期は、日米のシリーズ展開が大きく分岐した最初の年。ロボットのデザインも日米で違っていて、このポイントブランクもその差が大きいキャラクターです。今回は海外「リバース」版準拠でのリリースで、日本寄りだったG1トイ(TFWikiリンク)とも頭部が異なり、ある意味初めて商品化された姿とも言えるでしょう。
 それはさておき、全体的なバランスは少し悪く見えます。頭部が大きめ・腕が短め・パンツ部分が貧相なあたりが原因でしょうか。最大の特徴である大きく突き出たショルダーパーツなんかはよく再現されていてカッコいいんですけどね。

【アップ】両目がつながったバイザー目と、頭の一本アンテナが「リバース」版最大の特徴。ヒロイックな日本版と比べると野暮ったい気もしますが、こっちの方がTFっぽさが感じられて好きかも。

【可動】ヒーロー着地。難なくこなしているように見えますが、実は腕部の可動にかなり制限あり。それは…

 上腕部に腕の回転軸が無いためスイングが前後にしかできない上に(つまり腰に手を当てるような横スイングができない)、ヒジ直下の赤いでっぱりが干渉してそもそもヒジを少ししか曲げることができません。変形の都合もあるようですが、最新のレガシー商品にしてはちょっと寂しい可動でしょうか。ターゲットマスターが付属するためにコストがきつかったのではという見方もあるようです。

 下半身については、パンツ部の見栄えが悪いかわりに干渉がほとんど無くよく動きます。

【フロント&リア】ここで途中ですがターゲットマスターのピースメーカー(和名:ピースマン)を紹介しておきましょう。ターゲットマスターというとこれまで主に「レジェンズ」で日本独自に商品化されたものと「シージ」以降にバトルマスターとして商品化されたものがありますが、今回はどちらとも異なる独自の仕様。ポイントブランクに合わせて作られた完全新規のアイテムです。上半身・下半身それぞれ一体成型なので、変形用以外の可動はありません。

 銃モード。全部で3パーツで構成されており、変形は簡単です。ところでピースメーカーは米国だとネビュロン人の警察官で、日本だとマスター星の難民でした。

 というわけでターゲットオン。日本版だとプラズマエネルギーの事故により奇跡的に生まれ変わったのがターゲットマスター戦士たち。理屈はよくわかりません。

 日本版「ヘッドマスターズ」ではよくピースメーカーが肩に載っていて、相棒としての姿が描かれていました。ちなみにポイントブランク(ブランカー)自体は数々の戦場を渡り歩いてきた歴戦の戦士というキャラクター。

 「リバース」のOPではなんかひたすら走ってませんでしたっけ?(クロスヘアーズだったかな?)

 武器状態のピースメーカーを背中に付けておくことができます。

 もちろん武器エフェクトにも対応。

【ビークルモード】SFスーパーカーに変形。実車ではまずないフォルムでちょっと昭和感も感じる良いデザインです。ライトブルーのホイールがオモチャっぽくて好き。

 車体後部にピースメーカーを取り付け可能。5ミリ穴ではなく、独自のジョイントで接続します。

 独特のフロント部が唯一無二でカッコいいです。今までリメイクが無かったのもこれのせいでしょうか。

【変形】少しひねりのあるカーロボ変形。腕なんかはあっちを回したりこっちを回したりしているうちにビークルのフロントができあがるパズル的な変形です。なお腕の収納・足の収納共に一部クリアランスギリギリのタイトなところがあり、ちょっとコツがいります。

 ピースメーカーをレジェンズ版(左)と比較。レジェンズのタゲマスは今では考えられないくらい豪華ですが、さわっていると若干フニャフニャするので良し悪しですね。

良く動くレジェンズ版でブンドド。
「ピースメーカー、トランスフォームだ!」「PPP…!!」

 ギゴガゴ…

「ターゲットオン!!」

奇跡のターゲットマスター、ポイントブランクの登場である!

 歴戦の勇士だったブランカーは若干偏屈なところがあり、最初は若造のクロームドームと衝突していました。

 シージのクロスヘアーズと。オートボットターゲットマスターのリメイクはこれで2体目。クロスヘアーズも海外準拠でのリメイクだったので、並べるにはピッタリです。

「くそッ…このままでは…!!急いでくれシュアショット!!」
ディセプティコンターゲットマスターはタイタンズリターン期に見事にそろったんですよね。

 トランスフォーマーレガシーからポイントブランク&ピースメーカーでした。可動が若干弱いのと海外デザインでのリメイクなのが賛否の分かれるポイントでしょうか。僕はもちろんコレクションに加えておいて、オートボットターゲットマスターがあと1体でそろう日を待ちますけどねw。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

国内ショップで探す(スポンサーリンク)

みんなのアメトイレビュー