トランスフォーマースタジオシリーズ SS-104 バトルトラップ レビュー

スタジオシリーズ
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映画『ビースト覚醒』(以下ROTB)の公開が迫り、いよいよトイラインも盛り上がりを見せてきました。今回はROTB初登場となるヴィラン、バトルトラップがスタジオシリーズに登場です。複数ラインを独自展開しているROTBですが、バトルトラップのオモチャはこれが初。そもそも敵側の商品が少なめで貴重な存在でもあり、否が応でも期待が高まります。早速見てみましょう。

TRANSFORMERS STUDIO SERIES – HASBRO
 ハズブロのトランスフォーマー実写映画のトイライン。2018年から展開。映画『バンブルビー』公開に合わせてこれまでのラインを仕切り直しし、歴代のキャラクターをより劇中に近い形・スケール感の新規設計でリリースしていく形となった。主に映画1作目から3作目(『ダークサイドムーン』)、および『バンブルビー』の登場キャラクターからチョイスされている。

・販売2023年
・英名TRANSFORMERS STUDIO SERIES BATTLETRAP

【パッケージ】今作初登場となるテラーコンの兵士。テラーコンはディセプティコンに代わる敵側の軍団のようですが、どのような立ち位置になるんでしょうね。「スカージの命を受けて」行動するとのことで、オプティマスたちと最初に対峙する敵ということになるのかな?
なおバトルトラップと言うとG1ではヘリコプターとSUVが合体して1体のロボになるデュオコンのメンバー。実写化にあたって大きくイメージチェンジされるのは恒例ですが、彼の場合はさすがに原型をとどめていなさすぎですね。ご興味のある方は下記の記事もご覧ください。

【POTPバトルトラップのレビューはこちら】

トランスフォーマーPOTP レジェンドクラス WAVE2 レビュー
 さて今回もまた唐突な話で、パワーオブザプライム(POTP)のアイテムを紹介します。前々回シージスカイトレッドを紹介した時に、同じデュオコン仲間のバトルトラップを引っ張り出してきたのですが、ついでにこれもレビューしてしまおうと。要はそんなと...

【ロボットモード】いいね!カーロボらしく車の意匠が所々で主張しつつ、全体的にトゲトゲしたシルエットがプラスされて新キャラのワクワク感を醸し出しております。オレンジ主体のカラーリングも新鮮。さらに四角くガッチリまとまったボディ部に対しスラリと長い手足が異形さを演出していて、しっかりと実写TFらしさも継承されているのではないでしょうか。

【アップ】とてもゴツゴツした上半身まわり。頭部は…なんでしょうねこれ。今までの誰でも無い独特なデザインで、テラーコンという新組織を感じさせます。なんか仮面ライダーにいそうな顔?

【可動】スラリとした手足がかなりフレキシブルに動くのでアクションは得意。アンバランスな体型のため、動かすと様々な味が出てきて面白いです。

【付属品】付属品はひとつ。手に装備させるメイスです。レガシーバルクヘッドと同じ仕組みで、パカっと割って手にかぶせて取り付けます。手が変形して武器になるパターンでしょうか。

どどーん!!

ところでこの写真は背中のバックパックの変形が間違ってますね。何枚か間違ったのがありますのでご了承くださいw

メイスはパカッと開いた状態で背中にマウントしておけます。ただ個体差かもしれませんがこのジョイントは緩めでした。

いまいち位置がカッチリ決まらなくて中途半端な、腕のクレーンのパーツ。アクションの邪魔になることもあります。こうやってあえて伸ばしてやるとこういう戦闘スタイルに見えなくもない?

【ビークル】レッカー仕様のGMC C50ピックアップトラックに変形。ただのC50ではなく、フロントバンパーやエンジンを増強したゴテゴテバージョンです。四角いボディに鮮烈なオレンジカラー、黒ストライプとアメリカンレトロ満載で、一言で言うと「イカす」ビークルモードです。前作『バンブルビー』のディセプティコン2人組もそうでしたが、敵側のカーロボってたまんないんですよね。

これでもかという長方形の顔が素敵。ゴツいバンパーには汚し塗装も。そしてオレンジクリアのウィンドーもオシャレですね。

後部のクレーン部分は残念ながらあまり動かなくてお飾り感が。武器のメイスはそのクレーン部にくっつけておけます。

せっかくクレーン車なので牽引でも。予告編でも何やらクレーンを使ったカーチェイスを繰り広げてましたね。

【変形】スタジオシリーズにしてはステップ数も少なめでスッキリまとまったわかりやすい変形。何回変形させてもストレスが無くてなかなか良いです。ただ、全体的にパーツ同士の合わせが悪くてガタつきがあるのと、ロボ腕がビークル時に丸見えで、ちゃんとどこかに収納するのを放棄したような状態なのが残念かな。

SS-103バンブルビーと比較。バトルトラップはボイジャークラスなので、これだけ体格差があります。敵が大きいのはブンドドがはかどります。

メインラインのボイジャークラスオプティマスプライムと。ボイジャーとしては小さめのオプティマスですが、バトルトラップの背の高さはだいたい同じ。手に持った時のボリューム感なんかはバトルトラップの方がありますけどね。

TF6のディセプティコンコンビと並べると、色もスタイルも三人衆っぽくなっていい感じ。

シャッターを車バージョンに取り替えて、ビークルでも。まるで同じチームのように馴染みますね。

オートボット・マクシマル連合軍よ、バトルトラップの侵攻を阻止せよ!

ドゴーン!!

バゴォーン!!

「ザコどもめ…俺様に勝てると思うなよ!!」

「ぬぉぉぉぉぉッ!させるかぁぁぁッ!!」

ガキィッ!!

「フンッ!!」バゴッ!!

「こ、このゴリラやべェよ…」

スタジオシリーズバトルトラップでした。程良い難易度とグリグリアクションでとても触りやすいアイテムになっています。なんと言っても完全新規キャラですから、映画での活躍に思いを馳せてみるのも一興ですね。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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