プチショックウェーブ祭りが続いておりますが、とりあえずラストは映画『バンブルビー(以下TF6)』版ショックウェーブと、レガシーショックウェーブです。どちらもコアクラスでのリリースとなりましたが、なぜかショックウェーブって小さいサイズでリリースされることが多いような気がしますね。何はともあれ早速見ていきましょう。
TRANSFORMERS STUDIO SERIES – HASBRO
ハズブロのトランスフォーマー実写映画のトイライン。2018年から展開。映画『バンブルビー』公開に合わせてこれまでのラインを仕切り直しし、歴代のキャラクターをより劇中に近い形・スケール感の新規設計でリリースしていく形となった。主に映画1作目から3作目(『ダークサイドムーン』)、および『バンブルビー』の登場キャラクターからチョイスされている。
・販売 | 2022年 |
・英名 | TRANSFORMERS STUDIO SERIES SHOCKWAVE / LEGACY SHOCKWAVE |
スタジオシリーズSS-79 ショックウェーブ (STUDIO SERIES SHOCKWAVE(TF6))
【パッケージ】TF6冒頭サイバトロン星での戦いシーンにチラッと登場したショックウェーブ。2022年のSSではこのサイバトロンシリーズが数多くリリースされましたが、ショックウェーブはなぜか小さいコアクラスでの発売となりました。もちろん劇中では他のTFたちと同じサイズなので、謎といえば謎です。
【ロボットモード】画面上はチラッとしか登場しないので似ている似ていないはあまりピンと来ないですが、小さいながらも細かいディテールの情報量はなかなか。TF6からデザインのクリーチャー度が減ったのもあり、シンプルなマッシブさが結構カッコいいです。
【アップ】G1のデザインを踏襲しながらもまた一味違ったTF6版ショックウェーブ。やたら大きなモノアイと横につぶれたような頭部の形状が特徴です。
【可動】あまりゴテゴテしていないスマートなシルエットなのでよく動きそうですが、ヒザの可動が浅くて思ったほどポーズはとれません。
【付属品】ショックウェーブなのに両手が普通の手になっているのが気になる方もいらっしゃるでしょうか。実はこのショックウェーブのレーザーガンは、別パーツの手に持たせるタイプの武器となっています。右手にも左手にも持たせられます。
ファイヤーエフェクト対応。本体サイズが小さい分、エフェクトの迫力が増しますね。
【ビークルモード】サイバトロンSFタンクに変形。近年のショックウェーブはだいたいこんな感じのタンクに変形することが多いです。なおTF6劇中ではビークルは披露しておらず、もしかしたら今回の商品化にあたってデザインされたモードかもしれません。
砲塔は回転させることが可能。実はロボットの頭部に武器を接続させているため、首を回すと砲塔が回るという仕組みです。
…なので、武器をはずすと頭部丸出しのチャーミングなビークルに。
【変形】見たまんまの変形。単純な上に各パーツ同士のジョイントも要所要所にあるため、全体的にカッチリしていて良いです。
ロボットモードでも頭部に武器を接続すれば…なんかの超人にw。
毎度おなじみ、”ARE ALL DEAD.”
トランスフォーマースタジオシリーズSS-79ショックウェーブでした。とにかくなんで小さいのかが謎なんですが、それ以外は出来も良くて特に不満はありません。みんな大好き重要キャラですが、ホントなんでこのサイズにしたんだろ?
【国内ショップで探す(スポンサーリンク)】
レガシー ショックウェーブ
【パッケージ】こちらはレガシーコアクラスショックウェーブです。キングダムから始まったコアクラスは、「小さいキャラを小さく作るため」に使われる他に、「主要キャラを小サイズでコレクションする」という趣向で使われることもあります。ショックウェーブは後者のパターン。特にディセプティコンでは、この商品が出たことによってメガトロン+3参謀がコアクラスでそろいました。なお国内は未導入です。
【ロボットモード】少しシージ版を意識したかのようなディテール多めのデザイン。こうして見るとコアクラスであることを感じさせないほどの情報量ですが、足裏の豪快な肉抜きなどにコストの低さが出ています。
【アップ】先述のTF6版と比べるとオーソドックスでまさに「ショックウェーブ」な頭部。モノアイは塗装による再現です。
【可動】変形の恩恵(そして肉抜きの恩恵w)でヒザが深く曲がるため、アクションはコアクラスながらいい感じ。なお足首可動はさすがに無いため、接地性はあまり良くありません。
腕のレーザーガンは左手。もちろん拳そのものが銃というタイプです。
ファイヤーエフェクトにももちろん対応。先述しましたがコアクラスだとなかなか迫力が出ます。
【付属品】手持ち武器としてレーダーアンテナが付属。レガシー版ショックウェーブの一番の特徴であると同時に、これはなんだ?という謎のアクセサリです。
【ビークルモード】やはりシージ版を意識したようなスペースシップに変形。コアクラスで小さいんですが、艦橋があったりしてきっとスケールは大きいですよね。
両翼のビーム砲はファイヤーエフェクトに対応。
アンテナはビークルモードでも付けられます。索敵や分析をするサポート船かな?
同じ色でちょっとわかりずらいかもですがビークルの底面にある5ミリペグを立てることができまして…
他のTFに持たせることができます。もともとレーザーガンに変形するG1ショックウェーブなので、小さいサイズで商品化するということはこういう使い方を想定してるんですよね。
【変形】ご覧の感じの簡単な変形。両腕がそのまま丸出しではみ出してしまうのだけが気になります。
ピピピ…エネルゴン純度…74%…
…コレハ良イゴリラ…86%…
…オ〇カ…97%…
「コラー!!」
毎度おなじみ、”ARE ALL DEAD.”
レガシーショックウェーブでした。通常サイズTF用の武器にできるということで、他のTFと比べるとコアクラスの意義があるかもしれないキャラ。残念ながら国内未導入ですが、輸入ショップなどで探してみて下さい。
【国内ショップで探す(スポンサーリンク)】
まとめ
向かって右は2016年のレジェンズ版ショックウェーブです。小サイズであるコンバイナーウォーズのレジェンドクラス(ややこしいなw)でリリースされたのをローカライズした商品で、やはり他のTFに持たせる武器になることを主旨にしたアイテムです。まあそういう意味なら小サイズでも納得なんですが、そうなると特に武器にはならないSS(TF6)版がますます謎の存在に…。
最後にここ数回で特集したショックウェーブたちを並べて、ショックウェーブ祭りひとまず終了です。SS(DOTM)版は驚異の外観だし、シージ版もG1ショックウェーブとしてはほぼ完璧で満足度高し。あとはディテールを抑えめにしたVer.アニメでも出れば言うこと無しですね。というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。
みんなのアメトイレビュー