さて今回はレガシーエヴォリューション3月組からタカラトミーモール限定パワーリンクスホットショットです。アルマダ(マイクロン伝説)からの参戦で、一般販売された通常版ホットショットのパワーアップ形態。まさかのミニコン(マイクロン)まで復活です。早速見ていくことにしましょう。
TRANSFORMERS LEGACY EVOLUTION |
TAKARATOMY / HASBRO |
ARMADA UNIVERSE POWERLINX HOTSHOT & ARMADA UNIVERSE JOLT |
2024 |
はじめに
【パッケージ】アニメ「アルマダ(マイクロン伝説)」から参戦のキャラクターで、和名はホットロッド。オートボットの若き戦士で、純粋で血気盛んな性格。オプティマスと共に行動し、時には失敗しながら作品全体を通じて成長していきました。
最初は黄色くて小さいカーロボということでバンブルビーっぽさがありましたが、番組後半でこのパワーリンクス版にパワーアップ(和名はホットロッドS)。次世代のリーダーということでG1ホットロッド(ロディマス)のイメージも重ねられているようです。
パワーリンクスホットショット(POWERLINX HOTSHOT)
【ロボットモード】通常版ホットショットのリカラー。もう少しぽっちゃりしたイメージがあるんですが、スリムでボリュームも少なめです。
【アップ】ドーム型のおまんじゅう頭が特徴のホットショット。実は通常版から頭部が変更されており、ちょっと食いしばった感じになっています。
【可動】可動にはクセあり。肩アーマーやふくらはぎのパーツが干渉するので、大きく動かしたい時はずらして対応しなければなりません。特にふくらはぎのパーツについては、普通の位置にあるとほとんどヒザが曲がりません。
【付属品】まずはビークル時のエンジンパーツがブラスターに。当時品の時からの武器です。
付属のファイヤーエフェクトを付けてみました。ペグが短いので保持力は弱めです。
さらに新規のライフルが2丁付属。アニメ劇中で使ったことのある武器なんだそう。
これでもくらえー!!
ライフルは背中にマウント可能。
そのままキャノン砲として使ってもいいかもしれません。
ちなみに付属のファイヤーエフェクトはいつものこの6パーツ。カラーは新規のオレンジ色です。
【ビークルモード】黄色かったボディが真っ赤にパワーアップ。オリジナルはアウディTTでしたが、レガシー版はほんのり面影程度です。平べったくてちょっとブサイクなのが逆に愛嬌があるんですよね。
ボンネットのファイヤーパターンはもちろんG1ホットロッド(ロディマス)オマージュでしょうね。ただ、このままロディマスっぽくなっていく雰囲気だったのに続編の「ENERGON」(スーパーリンク)でまんまロディマスが登場してしまいました。
武器類を装備。特にエンジンブラスターは付けた状態がデフォルトですね。
旧アイテムではエンジンブラスターを上から押し込んでやると、フロントのクローが展開するギミックがありました。今回も手動で開いて再現することができます。ついでに5ミリ穴があるので銃口に見立てることも。
【変形】基本的には単純な変形なのですが、タイトなところが多くて面白さはあまり無いかも。また、ボールジョイントのアームでつながったパネルを動かす行程は少し古臭さを感じます。
ジョルト(JOLT)
【ビークルモード】さて当アイテムの目玉であるミニコン(マイクロン)のジョルト。レガシー以降のアルマダリメイクではミニコンが全てオミットされ寂しい限りでしたが、なんと今回新規で登場。ミニコンとしての見た目もサイズ感も申し分なく、まさに待望の商品化となりました。
ホットショットのパートナーミニコンであるジョルト。旧アイテムでは通常版が赤、パワーリンクス版が黄色でしたが、今回はどちらでもないオレンジ色になりました。実はアニメ劇中でのカラーがこのオレンジだったんですよね。
裏面にミニコンジョイントはありませんが、そのかわりに5ミリ穴と5ミリペグが追加。近年のアイテムと連動させるために、特にペグの方が活躍します。
…つまり拡張性は高め。これはブラスターを接続してみました。
ホットショットに持たせてみました。シージのバトルマスターのような武器モードはありませんが、それっぽい雰囲気は出ます。
背中に付けて、ホットショット飛行モード!
肩に合体。ミニコンはどこに付けてもいいですね。ミニコンジョイントの代わりに5ミリペグを付けたのは、はっきり言って英断だと思います。
【ロボットモード】旧アイテムとほぼ同じ変形行程でロボットに変形。色数は少な目ですが、モールドはきめ細かくて満足度は高い!旧アイテムには無かったかかとパーツも追加。
【アップ&可動】大き目の頭部でミニコンたちが持つ愛嬌がよく表現されています。可動もなかなかで、旧アイテムでは動かなかったヒジも可動。頭部は動きません。
ちなみにこちらはビークル合体モード。
ホットショットのビークルにセット!
「突撃は僕にまかせてー!!」
「よーしジョルト!エヴォフュージョンだ!!」
ゴーグルをセット!!
背中のタイヤブロックを上に上げ…
タイヤブロックを90度回転!
ジョルトも適当に肩に付けて、アクセルバズーカ準備完了!!
「いっけぇー!!」
旧アイテムのアクセルバズーカは、ミニコンがトリガーとなりスプリングで自動発動するエヴォリューションギミックでした。
まとめ&おまけ
通常版と比較。顔が異なります。全体のデザインについてはアニメのイメージとはやっぱり異なるんですが、単なるロボットフィギュアとして見るとそんなに悪くないバランスだと思います。
ビークルでも。エンジンブラスターは塗装が減っているんですね。
色変えでパワーアップというのはメーカーとしては省エネで良いんでしょうが、当時は同様のパワーアップをたくさんやり過ぎて、だいぶ店頭に余っていたようですね。
ジョルトを旧アイテム(通常版)と比較。今回はボリュームもひとまわり大きくて、ヒジ可動やカカトが追加。こういうギミック系アイテムでは珍しく、完全上位互換リメイクだと思います。あ、でもミニコンジョイントは無いですけど。
レガシー通常版とジョルト連動。まさか後からこの遊びができるとは思いませんでした。
ホットショット&ジョルト。今回のジョルトはホントに出来が良くて、限定でもなんでもいいからもっと他のミニコンもリメイクしてほしい!
トランスフォーマーレガシーエヴォリューションからパワーリンクスホットショット&ジョルトでした。実はそれほど良い出来では無いホットショットですが、こうしてパートナーのミニコンが付くと評価は変わってきます。アルマダ系リメイクにはやっぱりミニコンつけて欲しいなぁ。別売りでもいいから今後も期待しちゃいますね。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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