G.I.ジョークラシファイドシリーズ #34 アレイ・ヴァイパーレビュー

G.I.ジョー

2022.11.24

　アメトイの魅力のひとつに「情報の少なさ」があると思っています。いくら情報化社会とは言っても海外製品となるとどうしても入ってくる情報が限られ、大手通販サイトや情報サイトの英語をたどたどしく翻訳しながらいろいろ想像するわけです。未知の世界を探索するワクワク感と申しましょうか。
　なので、よくあるのが「たいして知らないけどビジュアルが刺さりまくって買ってしまう」パターン。CDでいうところの「ジャケ買い」みたいなヤツです。
　今回紹介するアレイ・ヴァイパーは、まさにその「ジャケ買い」してしまったアイテム。中間色好きの身としては、とにかくこのオレンジとブルーの迷彩が気になって気になって仕方がない。最近値上がりしてきたハズブロ6インチですが、何度もカートに入れたり削除したりした末にとうとう買ってしまいましたw。

G.I.JOE CLASSIFIED SERIES-HASBRO
　ハズブロ社が2020年に満を辞して立ち上げたG.I.ジョーの可動重視6インチライン。往年の人気キャラクターをリリースしていくほか、映画「スネークアイズ」の商品も同じラインの中で展開されている。

・販売日	2022年
・英名	G.I. Joe Classified series Alley Viper

【パッケージ】クールなボックスパッケージ。ジョー製品らしく武器がたんまり付属しているほか、裏面は主要キャラクター勢ぞろいになっていて、未開封で眺めているだけで楽しいですね。気軽に開けられるのがブリスターよりいいところです。
　なおアレイヴァイパーはコブラの都市攻撃部隊ですが、スワットのように先陣を切って突入する精鋭だそうな。このへん(YO JOE!のリンク)にビンテージトイの説明があります。

　中身。武器がいっぱいでワクワク。そしてなんと言ってもデカいシールドが気になりますが、まだまだ後半まで我慢ですよ。

【フロント&リア】オレンジ&ブルーというカジュアルで役に立たなそうな迷彩がなんともカッコいい姿。体の各所に配置されたポケットやホルダーなどのディテールもいかにもGIジョーらしいです。

【アップ】目出しマスクにヘルメットでしょうか。頭にはコブラのインシグニアが付いています。ボディは素体の上にジャケットを着ていますね。

　別パーツのバイザー装着！うん、控えめに言って最高。アレイ・ヴァイパーは色も素敵なのですがこの無機質なバイザー顔がたまりません。真ん中にはコブラのインシグニアをアレンジしたようなマーク。上に上げておくこともできます。ちなみに触っているとポロポロ取れやすいので注意。

【可動】ヒーロー着地はこんな感じで。シリーズの標準的な素体ですが、ジャケットを着込んでいるため上半身の動きに制限あり。お腹のところで前後に折る動きができません。なおジャケットはつなぎ目の無い成形となっており、頭や腕を取り外して脱がそうとしてみたのですが、破損が怖いのでやめました。

【付属品】装備をひとつずつ身に付けながら見ていきましょう。まずはこちらのバックパック。何やら通信装置のようなメカメカしいモールドが彫られております。下の丸いのは手りゅう弾かな？

　次は拳銃です。足にホルダーがついており、挿しておくことができます。

　接近戦用のナイフが2本ついています。やはりホルダーがあり、胸のところと腕に挿しておくことが可能。ここからサッと抜いて戦うんだろうなぁ。

　これはクロスボウ…かと思ったら、小さすぎるから違いますね。

　…こういうフックガンだそうです。敵に向かって撃ったり、高いところへ登ったりするのに使うのかな。ヴィンテージトイ時代から付属する伝統的なアイテムです。

　こちらはライフル。両手持ちができる形状となっております。これもヴィンテージ時代と同じ付属品。

　最後の武器はこちらのライフル（マシンガン？）。上記のものよりも長身です。

　そしてアレイ・ヴァイパーの一番特徴的な付属品といえばこのシールドです。大きなコブラレリーフに、ボディと同じオレンジ×ブルーの迷彩。裏面には何やら暗視スコープのような画像がプリントされております。これで索敵できる超ハイテクシールドなんですね。

　シールドを装備して、フルアーマー完成！やったー！！カッコいいー！！

「敵を発見！！」

シールドでガードしつつ、撃つべし！！

撃つべし！！

接近戦にもちこめ！！

「突撃だー！！」通販サイトの商品紹介ページでは、２～３体並べたイメージ写真がよく載っています。やってみたいなぁ。

　なんとなくシールドキャラ同士で…。デカいシールドはロマンだねぇ。

　最後にヴィンテージトイのパッケージアートを再現して…G.I.ジョークラシファイドシリーズのアレイ・ヴァイパーでした。オレンジカラーに無機質バイザーにデカシールドと、いろいろな要素がツボにはまってしまい思わず買ってしまいました。僕は主に3.75インチで集めているのでからめる相手がいなくて寂しいのですが、こうして触ってみるとやっぱ6インチいいなぁ～。でも6インチに手を出すとお金と空間が不足するのよ…w。どこかで正規導入してくれないかなぁと願いつつ、また次回をお楽しみに。

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