DCマルチバース レッドフード(アーカムナイト) レビュー

マクファーレントイズ
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 怒涛の3日連続DCマルチバース!今回はアーカムナイトからレッドフードを紹介します。実はアーカムナイトは未プレイ。でもどうやらかなり重要な役どころのキャラのようですね。世間一般の認知度はどちらかというと低めないぶし銀のキャラだとは思うのですが、果たしてどんな出来でしょうか。なにはともあれ早速見ていきましょう。

DC Multiverse 7″- McFarlane toys
 元々はマテル社が2015年に立ち上げた6インチフィギュアライン。コミック・映画・ゲームなどあらゆる媒体のDC世界に題材を求め、統一スケールで展開。2020年からはライセンスがマクファーレントイズに移り、スケールを7インチにアップして再スタートした。パーツを集めて作るコレクトフィギュア、大きなサイズのメガフィギュアなどの派生がある。

・販売2023年
・英名McFarlane Toys DC Multiverse Red Hood(Arkham Knight)

【パッケージ】レッドフードを名乗るキャラはバットマンの世界には2人おりまして、1人目はジョーカーがジョーカーになる前の姿。そんでこちらは2人目で、2代目ロビンことジェイソン・トッドのなれの果ての姿です。ジョーカーに殺害されたジェイソンがなんやかんやで復活したのですが、その時にラザラス・ピットを使ったがために性格が大きくひん曲がってしまい、バイオレンスな自警団になってしまいました。
 映像作品だと「ニンジャ・バットマン」でロビンが大集合した中にいました。実写ではドラマ「タイタンズ」のシーズン3に出ているみたいですね。S2にジェイソンが出ているのは見たんですがS3はこれからなので楽しみ~。あと、「バットマンvsスーパーマン」でもロビンが死んだことになっているのでレッドフードが出る余地はありますね。もう世界観リセットされそうですけど…。

【フロント&リア】「目鼻の無い赤マスクをかぶったあんちゃん」というのがレッドフードの基本だと思うんですが、どちらかというと地味になりがちな素材をどう料理するか…は腕の見せ所ですね。アーカム版はガタイの良い素体にライダーズジャケットを着たストリート風の味付けがされていて、レッドフードが持つ近寄りがたさ、にじみ出る静かな狂気が見事に表現されているのではないでしょうか。

【アップ】ツルンとした赤いマスクの上に、さらに「赤いフード」をかぶっているという目からウロコの素晴らしいデザイン。筋肉隆々の分厚いボディがロビンのイメージからかけ離れていて、ロビンからレッドフードにどのように転生してきたのか想像が膨らみます。

 次は各部のディテールを見ていきます。

 身に付けているジャケットやズボンの「厚み」が感じれられる造形。それぞれの質感も相変わらず素晴らしいですね。そしてボディ前後には憎むべきはずのコウモリのモチーフが使われていて、彼の抱える葛藤や苦悩を感じることができます。

 かなり無理矢理なんですが、フードをはずしてみました。ツルンとした赤マスクがちゃんと造形されています。なお、もしこれをやる場合は十分にパーツを温めて柔らかくしてからやりましょう。

【可動】いろいろアクション。ボディが分厚いため、思ったより体が固いなという感じ。ただ、その分ひとつひとつの動作に重みや力強さを感じとることができます。

 ストリートファイトなスタイルが似合います。なんかカッコいいぞこのフィギュア…。

【付属品】珍しく(?)エフェクトパーツが付いています。ゲームの再現かな?こちらはパンチエフェクト。

 こっちは何用かな?と思ったのですが、宣材を見てみるとキック用みたいですね。なおゲームでは拳銃を使うのが印象的ですがそれは付属せず。

「ジョーカーめぇッ!!」

ドフッ!!

バキィッ!!

「イーッヒッヒッヒッヒ!こいつはかなわないねぇ…!」
「黙れッ!!今日こそぶっ殺してやる!!」

「その辺にするんだジェイソン!」
「クッ…!!」

「アンタの甘さが…!!アンタの甘さが今のゴッサムを作ったんだ!!」
また今日もゴッサムの夜は更けていく…。

 DCマルチバースからレッドフード(アーカムナイト)でした。これはちょっとキャラもデザインも地味なヤツかな…?と思いながら他商品のついでに購入したのですが、はっきり言って一番気に入ってしまいました。背景の暗い物語すら感じさせる重厚感のある造形で、自然とブンドドがはかどります!国内ではホットトイズさんが正規導入してくれていますので、ご購入はトイサピエンスさんやあみあみさん等でどうぞ。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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