マシンビルドシリーズ・マシンロボクロノスの大逆襲 #02バイクロボ レビュー

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 さて今回はメガハウスのマシンビルドシリーズ第2弾、バイクロボです。まあ表向きはバイクロボなんですが、僕としてはもちろん半分サイ〇ル目的なんですけどねw。ある意味シリーズの本命ともいえるこの商品、早速見ていくことにしましょう。

MACHINEBUILD-MEGA HOUSE
 メガハウスが2022年末から展開するシリーズ。1987年のアニメ「マシンロボ・クロノスの大逆襲」に登場するマシンロボたちを、可動域とプロポーションを確保しつつリメイク。フレーム構造に外部装甲を付けることでくみ上げるという仕組み。

・販売2023年
・英名MACHINE BUILD #02 BIKE ROBO

【パッケージ】往年のポピー「マシンロボ600」シリーズの人気商品で、「クロノスの大逆襲」にもバトル族の一人としてサブで登場。…とまあ情報としてはこのくらいしか語りようがないのですが、少しTFやアメリカのトイ事情に詳しい方なら、またの姿を「ゴーボッツ」の悪の軍団レネゲイズのボス「サイキル(Cy-kill)」であることは言うまでもないでしょう。マシンロボ時代もそれなりに人気があったとは言え、いきなり2番目にリリースされるのもおそらくサイキル需要を見越してのことと推測されます。まあ、当り前ですが残念ながらサイキル用ヘッドは付かないんですけどねw

 前回のドリルロッドの時も述べましたが、箱から出した状態はちょっとした食玩感。一部組み立てにすることでコストを抑えているんでしょうね。ちゃんとシールは使わずにパーツ構成と塗装のみで色分けがされています。

 ちゃちゃっとできあがり~。かなり細かいパーツもありますので、無くさないように注意しましょう。

【ロボットモード】頭部が小さくて丸すぎる感はありますが、全体としては紛れもないバイクロボ。両肩に付いたタイヤが特徴ですね。シルバーの塗装が綺麗で安っぽさはありません。

【アップ】顔の造形は良いのですが、やはりちょっと童顔というか、丸顔すぎるかな?どちらにせよサイキルのゲスい顔とは違って美しい顔立ちですw

【アクション】サタデーナイトフィーバー、ヒーロー着地、ジャンプキック、ダッシュ。基本的にはスリムな体形ですし、国内メーカーのフィギュアだけあってグリングリンとよく動きます。少しだけですが腰を前に倒すことも可能。欲を言えば頭部が上を向ければなお良かったのと、かかとが短くて後ろに倒れやすいのが難点。

 アニメでは一応ドリルロッドと同じバトル族の出身。バトル族というのは…要するにその他大勢のマシンロボたちのことなんですけどね。

【付属品】背中のエンジンパーツを取り外して、武器として手に持たせることができます。なんだかデカい塊なので、ぶっといビームでも放てそうです。なおこちらは旧玩具には無いオリジナル要素のようです(というかそもそも旧玩具ではエンジンパーツは余剰で、背中に背負うこともできません)。

 あとは変形の都合もあって両肩のタイヤを手に持たせることができるので、武器に見立ててみました。説明書等では特に触れられていません。

「ダブルホイルアタ~ック!!」

 飛び道具として使っても痛そう。

 替え頭部は付いていなくて、替え手首が2種類付いています。こちらは表情のついた開き手。自然とカッコいい構えがキマります。

「勝利をわが手に!!」

「いくぞ!!」
タイヤに気を込めて…

名付けてファイヤーホイール!!

 もうひとつの替え手首は、ビークル時にも使用する旧玩具風の大きな握り手。レトロ感が増します。

レトロ手首で、リスペクトモード。

 そしてこの手首だと「サイキル感」もアップ!メガトロンも謎の飛行能力を持っていましたが、サイキルも飛びます。

【ビークルモード】SFバイクに変形。よく見るとロボが土下座しているだけなのに、ぱっと見は異常にまとまりの良いビークルモードです。これはヴィンテージトイのときからそうなのですが、なんででしょうね?色分けが秀逸なのか、パーツの形状が上手いのか?

 こうして見てもヴィンテージトイにかなり忠実なスタイル。もともと完成度の高いオモチャなんですよね。

【変形】先述したとおり、ロボをくねっとさせるだけのシンプル変形。前後のタイヤとエンジンは付け替えなのですが、これはオリジナルのときからそうなので、特にどうこう言うものではありません。

 シリーズ第1弾のドリルロッドと。2体だけでもそろうと嬉しい!今のところ第3弾のブルージェットでいったん休憩になってますが、どんどん出てほしいです。

 当然ながらなかなか良いサイズ感。どちらもゴーボッツでは悪の軍団なんですよね。

 一般のフィギュアだと3.75~4インチのベーシックサイズがいい感じ。

 マシンロボ600シリーズはもともと武器を持っていないことが多かったので、ゴーボッツでは手からビーム!で戦ってました。

ハイド「貴様…よくもヌケヌケと…!」
バイク「えっ…?あなた誰…?」

「そぉ~い!!」
「人違いだよ~!!」

 アメリカに渡米した途端、妙な視線を感じるバイクロボさん。

ターン様にも間違われちゃったバイクロボさん。

次は2コマ劇場
『うしろうしろ!』

THE END

 マシンビルドシリーズから、バイクロボでした。コストカットのための一部組み立てはあるものの、全体的な質感は良好で安っぽさみたいなものはありません。日本メーカーならではの丁寧な仕事が好感触。顔は違いますがゴーボッツ要員としても需要があるのではないかと思います。もっと続いてほしいので皆さん買い支えましょう!というわけで皆さまのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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