トランスフォーマーレガシー TL EX-05 クランプダウン & キングダムKD EX-10サイドスワイプ & KD-18 レッドアラート レビュー

TFジェネレーションズ系
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 さて今回は怒涛の商品攻勢で棚に積みっぱなしになってしまっていたVS500コレクションのクランプダウンを紹介します。同型のキングダムサイドスワイプとレッドアラートもついでにいっちゃいますよ。何はともあれ早速見ていくことにしましょう。

TRANSFORMERS LEGACY – HASBRO
 ハズブロのトランスフォーマーメインラインである「ジェネレーションズ」の、2022年のサブタイトル。前年まではある程度の一貫性のあるストーリーに沿って商品がリリースされていたが、レガシーでは「様々な世界を横断してキャラクターたちが集結する」という以前のコンセプトに回帰。ただ、例えばTFプライム世界のキャラクターがG1世界のデザインにリメイクされていたりという新たな展開も見られる。

・販売2023年
・英名TRANSFORMERS LEGACY VELOCITRON SPEEDIA COLLECTION / DAIACLONE UNIVERSE CLAMPDOWN
TRANSFORMERS KINGDOM / SIDESWIPE / RED ALERT

【パッケージ】クランプダウンはeホビーショップ限定品であるG1クラシック素体を使用したコレクターズエディションが初出のキャラクター。G1レッドアラートの原形であるダイアクロン・ニューカウンタック・ポリスカーを再現したアイテムで、いわゆる先祖返り戦士たちの1人です。コレクターズエディション、マスターピースに続き3度目の商品化。VS500コレクションなので米国ではウォルマート、国内ではタカラトミーモール限定での発売となりました。

【パッケージ】サイドスワイプもパッケージが残っていたので紹介しておきます。米amazon限定「バトルアクロスタイムコレクション」のひとつで、マクシマルスカイワープとの2パック商品。国内でもタカラトミーモール限定で発売されました。ちなみにキングダムレッドアラートも米国ではウォルグリーン限定品だったので、アースモードのサイドスワイプ型は全部限定品だったんですね。
なおスカイワープはまた別の機会に紹介しようと思います。

【ロボットモード】設定としては惑星間人材交流プログラムで地球に派遣されたサイバトロニアン巡査で、新人婦警ミコ(どうやらプライムのミコ?)とコンビを組んで活躍するそう。警官らしく真面目で堅い性格のようです。
アイテムは背中にパトランプを付けているのでレッドアラートのリカラーということになります。白黒基調の日本の警察カラーがお堅いキャラに合っていますね。

【ロボットモード】続いてサイドスワイプとレッドアラートも。どちらも初代アニメから活躍しているお馴染みのキャラ(和名はランボルとアラート)。両者ともシージでもリリースされました。シージ版はサイバトロンビークルとはいえ地球ビークルと言っても違和感のないデザインでしたし、さんざんリカラーアイテムが出た後だったので「え!?出し直すの!?」と驚いた記憶があります。まあこうしてアースモードが出てしまえばやっぱりこっちが決定版になっちゃうんですけどね。(ただ、フロントガラスのメカニカルな模様が残っちゃいましたが…)。
両者の違いは頭部とカラーリングのほか、背中のパトライトの有無だけです。

【シージ版サイドスワイプのレビューはこちら】

トランスフォーマーシージ デラックスクラス WAVE1 レビュー
 さて唐突ではありますが、TF新商品購入が少し落ち着いたので、フィギュア保管箱の整理も兼ねて過去商品の紹介でもしていこうかと思います。どこから片付けようか迷ったのですが、保有数も多めでキリの良いところというわけでWar For Cybert...

【アップ】頭部はシージ版と変更なし。これはもともとアニメによく似ていたので問題ありません。そして今回胸部パーツが変更され、よりG1イメージに近づいています。胸のプリントが三者三様で、特徴的ですね。なお実際手に取って遊ぶ分には気にならないのですが、胸のパーツが大きくて写真に撮ると顔が埋もれがち。

【可動】元はシージのアイテムなので可動は大体OK。ヒザが微妙に90度までいかないかな?大きくて平べったいボディも彼らの個性が出ていて悪くありません。

【付属品】手持ちのブラスターと2パーツ構成の肩キャノンが付属。シージ版ではそれぞれどちらかしかついていませんでしたが、今回は全商品に両方とも付属しています。G1オリジナルトイでは当然どちらも付属していたので、これは嬉しい仕様。もしかしたらこのコストのかけ方が限定品たる所以かもしれません。

もちろんファイヤーエフェクトに対応。

ミサイル発射ー!!

SS「おい、囲まれちまったようだぜ!」
CD「応援は要請してある!何としてもしのぐんだ!」

さらにレッドアラートとクランプダウンにはパトランプが付属しており、ブラスターと組み合わせてみろとなっています。ツルハシ的な武器でしょうか。

ツルハシとくればいつものやつ。ライト割れちゃわないw?

シージ以降の武器にはジョイントが豊富なので、他にもいろいろ組み合わせて遊びましょう。

ヤケクソで全部盛り!!

【ビークルモード】カウンタックLP500似のスポーツカーに変形。シージ型から大幅にパーツ変更されており、アースモードとして見れば完全に上位互換です。フロントガラス内のメカモールドがなぜか残っちゃってるんですけどね。それぞれの違いはカラーリングやマーキングのほか、クランプダウンとレッドアラートにはパトランプがついています。

かなりカウンタックに近くなり、満足度が高まりました。ビークルの薄さがいい感じ。

武器は車体左右やルーフの5ミリ穴に取り付け可能。

サイドスワイプにパトランプをつけてみると…なんか似合わないw

【変形】シージ版と全く同じ変形。もうこれ以上シンプルにはできないだろうというくらい全ての無駄を削ぎ落とした、カーロボットとして完璧な完成度の変形。40年近く車を変形させてきたトランスフォーマーブランドにしかできないひとつの境地だと思います(言い過ぎ?)。

サイドスワイプとレッドアラートを、シージ版と比較。並べてみると色合いやマーキングが違いますね。シージ版はそれぞれ武器がひとつしか付いていないので、キングダム版は贅沢です。

ビークルでも。シージ版も十分満足でしたが、やはりカウンタック度合いが違いますね。

サイドスワイプ、センチュリオンドローンに付属のジェットパックを装備。

サイドスワイプ(ランボル)は、アニメ序盤のオートボットの貴重な航空戦力でした。

た、大変だ!レッドアラートが爆発するー!!

レッドアラートといえばこのカップル(?)。

「やっぱりお前がいてくれると安心だよインフェルノ!」

ビークルでも。アースライズ三菱ふそう型は、ビークルのサイズ感がちょっと小さいんですよね。

こちらも兄弟だというサンストリーカーと。ダイアクロンのアイテムとしてはサンストリーカー型の方が古いそうです。

ビークルでも。この2体に関しては、ほぼ同じビークルから、全く違う変形を経て違うロボットになるのが面白い。

初代アニメのカウンタック3兄弟!

サイバトロン警察オートボット二課、整列!同じ警察モチーフでもバラエティーに富んでいて良いですね。

ビークルでも。特に向かって左の2台、高級すぎ…。

ディセプティコンの重罪人をついに追い詰めたぞ!

トランスフォーマーレガシーVS500コレクションからクランプダウン、キングダムからサイドスワイプとレッドアラートでした。次々と決定版がリリースされていく近年のジェネレーションズ系シリーズですが、カウンタック組はとりあえずこれで決まりでしょう。ロボ・ビークル・変形全てにおいて綺麗にまとまった良作です。いや、こういう何気ないアイテムこそ本当の傑作と言うのかな?あとはシージ型で出たタイガートラック達がどうなるのか…。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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