DCマルチバース アース2バットマン&リドラー レビュー

マクファーレントイズ
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マクファーレントイズの超絶フィギュアたち。今回はDCマルチバース!大好きなゲームのアーカムシリーズから新作が届きました。アース2バットマンとリドラー!やや地味な2体ですが、早速見ていきましょう!

DC Multiverse 7″- McFarlane toys
 元々はマテル社が2015年に立ち上げた6インチフィギュアライン。コミック・映画・ゲームなどあらゆる媒体のDC世界に題材を求め、統一スケールで展開。2020年からはライセンスがマクファーレントイズに移り、スケールを7インチにアップして再スタートした。パーツを集めて作るコレクトフィギュア、大きなサイズのメガフィギュアなどの派生がある。

・販売2023年
・英名McFarlane Toys DC Multiverse
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アース2バットマン(EARTH-2 BATMAN)

【パッケージ】アメコミのマルチバース、特にDCのものの呼称であるアース○○。中でも古く60年代から設定されたアース2には、(当時の)現在のヒーローたちとは異なる別世界のヒーローたちが活躍していました。なおこちらのバットマンは、比較的新しい設定のアース2で活躍(暗躍?)するバットマン。なんとこの世界では凶弾に倒れたのはブルースウェインで、父トーマスウェインがバットマンになったのでした。ちなみにゲーム「アーカムナイト」ではプレイヤーであるバットマンのスキンのひとつとして登場するみたいですね。

【フロント&リア】トーマスウェインバットマンの特徴は、赤の差し色。マスクから覗く目も真っ赤に光っており、まるで息子を殺された男の地獄の決意を示すようです。

【アップ】中身がトーマスパパなせいか、心なしかボディラインが太めに作られているような。頬の輪郭も四角くて、まあ簡単に言うとオッサン感がアップしておりますね。

次は各部のディテールを見ていきます。

ゲームが元なのでモールドはあっさり目。ただ造形はさすがです。マントのヒダなんて細かいですねー。

【可動】いろいろアクション。マクファーレントイズとしては標準的な可動かと思います。

ゴッサムに復讐を誓うトーマスウェイン!コミックではブルースと違って銃も使うようですね。

アース2の実写化というと、なんと言ってもアローバースのドラマ「フラッシュ」。どちらかというと古典的な60年代のアース2を再現したものでしたが、アメコミにおけるマルチバースがどんなものなのか、ゆっくり自然と受け入れられるようなドラマならではの展開でした。今となってはマーベルもDCもマルチバース祭りですけどねw

【付属品】これは嬉しいバットラング。ひとつだけのアクセサリですが、やっぱりコレですよね。

てやァァァッ!!

サイレントテイクダウンを狙うバットマン。

アース2バットマンでした。マクファーレントイズのフィギュアはどれもカッコいいんですが、殊にバットマンは違いますね。渋さの中に燃え盛る炎!是非とも手にとってみてください。

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リドラー(RIDDLER)

【パッケージ】本名エドワード・ニグマ。40年代からの最古参ヴィランの一人。なぞなぞや謎解きを得意とする精神異常者で、難解な犯罪でバットマンに挑戦し、バットマンがそれを解いていくのを楽しみます。なおアーカムシティでのリドラーの謎は、プレイヤーが様々なミッションにチャレンジするやり込み要素として登場。最後にはリドラー本人と対決できるようですが、全てクリアするのは至難の業。僕も昔途中で諦めましたw

【フロント&リア】ハテナマークがあしらわれたグリーンのスーツとハット。リドラーとしてはイメージ通りのオーソドックスなスタイルです。肉体よりは頭脳で挑戦してくるヴィランなので、体の線は細めですね。

【アップ】歩的な笑顔を浮かべる顔は、バットマンを嘲笑うかのようにどこか斜め上を見ています。

次は各部のディテールを見ていきます。

体のあちこちに配置されたハテナマークがちょっとコミカルで、かえって彼の狂気を強調しています。

【可動】体が細身の上に干渉するような装飾も無いため、よく動きます。なかなかいいフィギュアだぞこれは。

たぶん肉弾戦は不得意だと思うんですが、リドラーパーンチ!!

他人を小馬鹿にしたようなポーズが似合います。

【付属品】ハテナマークを模したステッキが付属。武器というかただの飾りというか…。まあ相手を叩くくらいはできるかな?

古参キャラなので実写化も多数。60年代ドラマでは「ナゾラー」という名前でローカライズされましたね。『バットマンフォーエバー』ではジムキャリーが演じる陽気でぶっ飛んだキャラでした。ややイメージとズレてたかな。最新作『ザ・バットマン』では一転、緻密に巨大犯罪を目論む見た目も不気味なシリアルキラーに。リドラーがしかける謎かけが映画全体を牽引しており、彼がヴィランだとシナリオが書きやすいんだろうなと感じます。

ステッキアターック!!

リドラーといえばハットを持つ仕草がおなじみ。

実写リドラーといえば、ドラマ『ゴッサム』のニグマがハマりすぎてて必見です。最初は一般人で、数シーズンかけてだんだん道を外れていってリドラー化していくのですが、狂ってるし残忍なのにどこかユーモラスで笑えてシンパシーも湧くという絶妙なキャラクターでした。ドラマ全体がそんな調子のブラックユーモアで溢れているので、バットマン好きなら絶対に見てみてください。

 DCマルチバースのリドラーでした。アクションするキャラじゃないのにフィギュア化したらアクションが得意という時々ある現象w。見た目は地味でも触ってみるとかなり楽しめますので、迷っている方は是非!

ドラマ『ゴッサム』はホント面白いです。ニグマがリドラーになるシーズン3は脂が乗りまくってますよ!


リドラーの誕生
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まとめ&おまけ

リドラーが出てくる映画はこちら。見比べてみるのもアリ!


バットマン フォーエヴァー (字幕版)

 


THE BATMAN-ザ・バットマン-(字幕版)

トーマスVSリドラー!!

リドラーの先制攻撃が決まった!

「フッフッフ…毎日筋トレしながらなぞなぞ100問解いた甲斐があったよ」

そこに不意打ちバットラング!!
「ほえッ!?」

POW!!ZAP!!

「毎日死ぬ気で鍛えてますんで!!」

…さてこちらは個人的バットマンヴィランビッグ3。
「ハッハッハッハ!!俺たち3人集まればゴッサムに怖いものなどないわ!!」

すたっ!
「ん?早速お出ましだなバットマン!」

「私たちを呼んだかな?ヴィランの諸君」

「わー!2人いっぺんはムリー!!」
一瞬で解散のビッグ3でした。ちゃんちゃん。

最後にトーマス&ブルース親子。アース2バットマンってノーマルのリペだと思ったら全然違う別物なんですね。マクファーレントイズ、なんというこだわりなんだ…。というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。

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