スピンマスターバットマン4インチ バットマン・トランスフォーミングバットサイクルバトルパック レビュー

さて今回は久々にスピンマスターバットマン4インチです。終わりそうで終わらないこのシリーズ。当初の勢いは衰えて実写映画シリーズを中心に細々と続いているイメージですが、時々チェックすると新アイテムが増えてるんですよね。低年齢層向けなので情報も少なく、意外と追いかけるのが大変です。というわけで早速見ていくことにしましょう。

SPINMASTER BATMAN 4”

SPINMASTER

BATMAN TRANSFORMING BATCYCLE BATTLE PACK

2023

【パッケージ】2023年発売のビークルセット。バットマン+ヴィラン+ビークルのパックはシリーズ初期から続くおなじみのスタイルです。パックじゃないと手に入らないヴィランも多く、買うとなるとどんどんバットマンが増えていくという悪どい仕様になっていますw

ブリスター無しなのでスカスカな中身。メーカーの脱プラ梱包はスピンマスター社でも採用されてるんですね。コスト削減もあるでしょうが、企業としての環境取組(のポーズ)という面が強いんだろうなと思います。

【フロント&リア】まずはバットマン。またバットマン増えましたw
インナーが半袖でクールビズなスタイルです。

【アップ】低年齢層向けなので造形はややヌルめですが、塗装の塗り分けはなかなか頑張っています。

【可動】最低限フルアクションの9ポイント可動。可動範囲は決して広くはありませんが、ひとまずこれだけ動けばOKでしょう。

【フロント&リア】こちらはセットのヴィランであるキラークロックです。本名ウェイロン・ジョーンズ。80年代参戦の中堅で、ウロコのような皮膚病を持って生まれ、不幸な幼少期を経て犯罪者に。容姿はだんだんモンスター化し、ゴッサムの下水道に潜んで悪事を働きます。巨大な体を使ったパワーファイトが得意分野で、オツムは弱めですね。映像作品ではやっぱりスーサイドスクワッドでのコミカルな姿が印象的です。

【アップ】かなりリアル寄りのワニデザイン。実はこのシリーズのキラークロックは2度目で、最初のはワニ肌ニンゲンといった感じの姿でした。

頭部造形はワニフィギュアとしてもなかなかの出来。残念ながら口の開閉はできません。

【可動】スピンマスター4インチの大型キャラの恒例として、ヒザ可動オミット。それ以外の関節の可動範囲もそこそこくらいです。

水中からの強襲だ！！

セットのビークルはバットサイクル。バギーや飛行ビークルなど実に様々なビークルがこれまで登場しましたが、ここに来てシンプルなバイクです。

バットマンを乗せると…カッコいい！！

ブォォォォン！！
タイヤの太さがたまりません。

さてここでアクセサリを開封しましょう。小物はハズブロ商品みたいにこんな紙袋に入っています。これも環境取り組みの一環ですかね。ご丁寧に手でちぎる時の切れ目まで入っています。

中にはバットマークがついた物体が。爆弾的なものだと思われます。

ビークル下部にセット！左右同じようにできます。

そしてここで突然ビークル変形！名称が「トランスフォーミングバットサイクル」というくらいですからね。ホバーバイクみたいなビークルになります。まあ変形といってもパカっと割るだけなのですが…。

バットマンを乗せて。脚が苦しそうですw。バイクが変形して空中を飛ぶというシチュエーションは結構燃えますね。

ホバーバイクを上から見た図。先ほどセットした爆弾が左右に配置されているのがわかるでしょうか。

その爆弾を上から指で押してやると、爆弾投下遊びができるわけです。

バットサイクルで駆けつけたバットマン！しかし、水上のキラークロックにどうやって近づくか！？

とーうっ！！

ギゴガゴ…

バゴォォォォォン！！

カネの力、思い知ったか！！

シリーズ初期のバットマンと。基本構造は一緒ですが、実写映画「ザ・バットマン」の商品化を経てずいぶんリアル寄りデザインに変わってきました。

キラークロックも初期バージョンと比較。やはりデザインベクトルが異なります。ただ大きさは進化してますね。

バイクはもちろんベーシックフィギュアによく合いますよ。

スピンマスターバットマンより、トランスフォーミングバットサイクル・バトルパックでした。バットマンはともかくキラークロックの造形やバイクのプレイバリューはなかなか。国内ではマイナーなアイテムでも米amazonで簡単に購入できますよ。気になる方はお試しください。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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