さて今回は先日紹介したER型オプの残り2体を一気に紹介しちゃいます。
TRANSFORMERS EARTHRISE |
TAKARATOMY / HASBRO |
ALTERNATE UNIVERSE OPTIMUS PRIME SHATTERD GLASS OPTIMUS PRIME |
2020 / 2021 |
ER EX-17オルタネイトユニバースオプティマスプライム(ALTERNATE UNIVERSE OPTIMUS PRIME)(2021)
【パッケージ】もともと米Amazon限定で、国内でもタカラトミーモール限定で導入されました。アニメ映画「ザ・ムービー」にてメガトロンとの死闘の末命を落としたオプティマスをER型で再現したアイテムです。ある意味86シリーズの先駆けかもしれません。
パッケージイラストは瀕死のオプティマスをロディマスたちが心配そうに覗き込んでいるシーンとなっております。
当時買ったままだったので初めて開封しました。ちゃんとトレーラーもオミットされずに付いていますね。
【ロボットモード】命を落として色が抜けた状態を再現。モノトーンになってこれはこれでシブい配色です。
【アップ】実は頭部がダメージバージョンにリデコされてます。ヒビのペイントまであって無駄に力が入ってますねw
WFC-GS17シャッタードグラスオプティマスプライム(SHATTERD GLASS OPTIMUS PRIME)(2020)
【ロボットモード】善悪が反転した異世界のオプティマスプライム。シャッタードグラスは2008年ファンクラブ限定で始まったシリーズで、正義のディセプティコンと悪のオートボットの戦いが描かれます。オプティマスに関しても性格が逆転しており、残虐非道な悪のリーダーです。
ERではジェネレーションセレクトのアイテムとしてラチェットとのセットでリリース。翌年本格的にシャッタードグラスが展開されたので、そのプレビュー的な存在だったのでしょうか。なお結局国内には未導入でした。
【アップ】シャッタードグラスオプティマスといえばあまりに似合っていたクラシックス型(ヘケヘケ型)(TFwikiより)の傑作があるため、ER型はややあっさりタンパクな印象。それでもこの独特な紫色カラーがいかにも「ワル」な雰囲気を醸し出しております。通常版と造形は同じなのに悪そうな顔に見えてくるから不思議ですよね。
ロボットモード
通常版も混ぜて3体比較。もともとスタイルが良いのでどんなカラーでもカッコいいです。それにしてもこの型では定番のネメシスカラーは出てなくて、トリッキーなカラーバリエーションになりましたね。
【可動】昔ながらの箱ロボスタイルですが、コストを十分に使って可動を確保しています。というかむしろグリグリ動く優秀なタイプです。
高額アイテムでしか見られない指可動も有り。親指以外の4本が一体で動きます。
変形の都合で肩を後ろに倒すことが可能。この可動は擬似的に胸を張ったようなポーズが取れるんですよね。
腰パーツが脚部と一緒に回転することで脚部可動を確保しているタイプ。本来よりも脚が長く見えてしまうということでネガティブに言われることの多い部分ですが、個人的には全く気になりません。
【付属品】オプと言えばイオンブラスター。遠距離武器として付属しています。
もちろん別売りのエフェクト対応。
ホラ命乞いしてみろよ…どうせ無駄だけどなぁw
ブラスターは折りたたんで背中にマウントしておくことも可能。
そしてこちらは近年おなじみマトリクス。胸のパネルを開くと収納されております。シャッタードグラス版は紫と黄色の変わった配色。
オルタネイト版はまさにマトリクスを取り出してウルトラマグナスに託すシーンのオプなので、とっても大事な付属品ということになります。
後ろから光をあてるとよく光ります。SG版のなんとも不安な黄色の光。
ビークルモード
【ビークルモード】おなじみトラックキャブに変形。上からオルタネイト、SGです。
ロボ同様このビークルも非常に出来が良く、綺麗なツライチにまとまっています。フロントライトのクリアパーツも質感向上に一役。
イオンブラスターはキャブ背面に折りたたんで収納。
バックファイヤー!!
3台を並べて。
【変形】ERオプティマス型は変形も傑作。パネルをパタパタ広げる(たたむ)変形で構造はかなり複雑なのに、無駄な動きが無くて覚えやすく、全ての動きがスルスル進んでスムーズ!何回往復させても苦にならない生理的な楽しさがとにかく素晴らしい変形です。TF開発陣が長年積み重ねてきたノウハウが結集した感じがして、個人的には完成度オールタイムナンバー1だと思っています。
トレーラー
オルタネイト版にのみトレーラーが付属します。あればあったで持て余したりもするんですが、やっぱりオプティマスにトレーラーが付くと嬉しいですよね。
ER版キャブで牽引。グッとらしくなります。このトレーラーはスケール的にはちょっとだけ小さいようですが、個人的にはほとんど気になりません。
SG版でももちろん牽引できます。
後方からは発進遊びができます。近年のカーロボ系はだいたいOK。
展開すればそれなりの広さがある基地モードに。
内部にある5ミリジョイントには武器などをストックしておけます。
たたんであるアームレーダーはG1トイと同じように立ち上がることが可能。ミサイル機能は付いていませんが、その代わり別売りエフェクトに対応しています。
アームレーダーはセンチュリオンドローン付属のローラーにくっつけてもいい感じ。
アームレーダーはトレーラーの外側に出すこともでき、G1トイの移動攻撃体型を再現できます。
キャブ単独に装備するのも面白い。
さらに5ミリジョイントでロボに好きなように装備させられますよ。
そしてタラップは一部取り外しができまして…
シールドとして装備可能!アームレーダーと共にオプティマスをパワーアップできます。
トレーラーはそのままロボット用ドックとしても使えますし…
立てればG1トイから続く伝統の整備ドックモードですね。
まとめ&おまけ
瀕死のオプティマスプライム。
「マグナス…君にこのマトリクスを…」
なんで開かないんだぁー!?
善悪のオプティマスが対峙する!
「お、お前は一体誰だ…!?」
おっとォ!油断は禁物だぜー!!
オラぁッ!!
オラオラ!!どうした司令官どのォ!?
ぐはァァァッ!!
ヨロッ…
「な…なんだよ…コイツ…」
ふんッ!!!
「メタルのクズが…スクラップにしてやる!!」「あがががが…」
「ウギャァァァァ…!!」
司令官には表も裏も無いのかもしれなない…。
4コマ劇場
THE END
たぶんこの椅子が一番似合う人。
ERオプティマス型特集でした。さすがは主人公オプティマスプライム型。間違いなく傑作で、ロボ・ビークル・変形全てが最高レベルでまとまっています。アクションフィギュアとしての完成度も高いので、もっとたくさんカラバリが欲しいですね。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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