一連のトレインボットが終了したMPG。注目の新展開は、「超神マスターフォース」よりスーパージンライ!国内主導の合体戦士ということでまさにピッタリの題材です。まずはジンライ編ということでどうぞ。
TRANSFORMERS MPG |
TAKARATOMY |
SUPER GINRAI |
2024 |
はじめに
【パッケージ】マスターブレス(不思議なブレスレット)の力でトランステクターに合体できるようになった青年。TFと人間が融合した生命体ゴッドマスターにして、マスターフォースにおけるサイバトロン司令官です。ジンライ→スーパージンライ→ゴッドジンライとパワーアップしていくのも特徴。ジェネレーションズ系アイテムでは2016年レジェンズにてパワーアップ用のゴッドボンバーも含めてリメイクされました。
パッケージは結構大きくて、トレインボットと比べるとこんな感じ。
中身はブリスター挟み込みの贅沢仕様。アクセサリもたくさんついていて豪華ですね!
紙類。説明書はブックレット仕様で、シールは玩具版を再現するためのもの。さらにいつものカードが付きます。
バイオカードの両面。
ビークルモード
【ビークルモード】まずはビークルモードのトラックキャブから見ていきましよう。初代司令官であるオプティマスプライム(コンボイ)によく似たトラックです。分割線も少なくシンプルな構造に見えますが、一部ダイキャストが使われていて手に取ると重みがズッシリ。
窓のクリアパーツやグリルのメッキなど、見た目の豪華さに抜かりはありません。
武器の超伝導ライフルをビークル後方にマウント可能。しかもこれがなんと5ミリジョイントによる接続。MPで5ミリジョイントというのに違和感を感じる方もいるかもしれませんが、個人的には大歓迎!遊びやすさを考えたらやっぱりコレですよね。
【ゴッドマスターフィギュア】さてこのセットには人間ジンライのフィギュアが用途別に2種類付属しています。大きい左側はゴッドマスターギミック用、右は搭乗用。
ゴッドマスターの方は変形の都合もあってこんな感じで動きます。なお個体差かもしれませんが各関節はユルめで、まっすぐ立たせるのに苦戦するくらいクネクネします。
レジェンズ版のジンライ(ヘッドマスター)と比べるとこのくらい。
さらにキャブと比べるとこのくらい。僕的にはオモチャにそこまでリアリティは求めてないので大きい方だけあれば良かったんですが、それだと後述の搭乗ギミックは仕込めなかったのかな?
というわけでその搭乗ギミック。写真だと分かりずらいかもしれませんが、キャブの全面をパカっと開けてフィギュアの台座を差し込みます。
元に戻すとこんな感じ。常にマスターフォース!のポーズで乗ってることになりますねw
ちなみにフィギュアは左右の座席どちらにも乗せられます。
続けて大きい方のジンライを変形!トランステクターに命を宿すアイアコーンになります。ジンライさんとんでもない格好になっちゃってますが、ゴッドマスターは鍛えてるので平気なのですw!
キャブのフロントグリル部が奥に押し込める構造になっており、ここにアイアコーンを差し込みます。
ゴッドオン!!前年のアニメ「ヘッドマスターズ」のヘッドオンに続くシリーズギミックで、エンジンを模したアイアコーンをゴッドオンすることでトランステクターのロックがはずれ、変形できるようになります。なんとそのロック機構が今回のMPGにも健在。ゆるいロックなので無くても無理やり変形させられるのですが、気分を味わうためにはやっぱりゴッドオンしてから変形したいところ。
なお個体差かもしれませんが今回のゴッドオンはアイアコーンの固定ジョイントがいまいちで、すぐにはずれて飛び出してしまいます。
【変形】というわけでトランスフォーム!基本的な構造はコンボイ系としては非常に単純で、脚を下ろす、腕を出す、頭を出すで終了。強化合体のことを考えるとここは無理に複雑にしなくてもということでしょうね。MPらしくチマチマした細かいパーツ移動も一部あります。腕の移動に関して若干クリアランスが不足しているのが気になるかな。
ロボットモード
【ロボットモード】近年のMPらしくアニメでの姿に近いデザインでの立体化。ジンライは胸のフロントがダミーで、背面にビークルフロントが来るのが特徴。もともとこういうデザインなので間違いではありません。ちゃんとダミー胸にもクリアパーツが使われております。
【アップ】ちょっとユルめの造形にセルアニメの温かみが出ていて素晴らしい!最近のオプティマス系のヘッドにはハズレがありませんね。なおジンライがなぜコンボイに似ているかは特に劇中では語られませんが(初代と世界観も違いますし)、身も蓋もないことを言うと海外だとオプティマスプライム本人だからというメタな理由です。
【可動】可動については申し分無し。ここはタカラトミーの製品紹介でも強調されている部分です。ロボットだけど格闘も多いTFなので、グリグリ動くのは大事ですよね。
手は親指以外の4本が一体となって動かせるタイプ。ヒザについては「そこなの?」というところが動きます。
パンツ部分は前部の3ヶ所と左右のタイヤ部分の計5ヶ所が別々に独立して動くことで、きめ細やかな可動&見た目に対応。
脚の付け根はポーズに合わせて引き出しできる構造となっており、こんなに変化させられます。
上半身は少しだけ前屈可能。肩は前方向にのみ倒すことができます。ここはせっかくだから後ろ方向も欲しかったかな。
またこれもちょっとだけですが、腰を左右に曲がることができます。
ファイティングポーズ!実はビークルフロントのダイキャストパーツにより重心が高いところにあるんですが、足首がかなり柔軟に動くので思ったより安定して立たせることができます。
高価なアイテムなのでもちろん気は使いますが、そんなに繊細さを感じる部分は無いので遊びやすいですよ。
【付属品】手持ち武器の超伝導ライフル。持ち方はいつものMPGと同じ手の平に差し込むタイプ。
ちなみにこのライフルは持ち手をMP用と5ミリで切り替えることができ、5ミリにすればジェネ系やSSなど幅広く扱えます。これは嬉しい仕様。
デストロンを狙い撃て!!
なおライフルは2丁付属。旧玩具と同じ仕様です。
さらに銃撃エフェクトも付属!アニメっぽくてとても良い形状。おそらくスーパージンライに合わせて大きめに作られており、ジンライだと保持するのがギリギリです。
こちらは電撃エフェクト。ゴッドマスターの超魂パワーを再現したもので、キラキラしてとても綺麗!ジョイントを付け替えることで手の平にもライフルにも付けることができます。
まとめ&おまけ
ERオプティマスと比較。ロボ時は全体的にひとまわり大きくて、ビークル時のキャブの大きさはだいたい同じくらいです。この大きさからもジンライの遊びやすさが伝わるかと思います。
レジェンズオーバーロードと。これは良いサイズ感!
なんかこの2人は肉弾戦のイメージw
超”コン”パワー?それなら私も使えるぞ!
MPGジンライでした。MPブランドながらジェネ系に近い作りで遊びやすいのが嬉しい。次回はスーパージンライ行きますよ。というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。
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みんなのアメトイレビュー
レビューお疲れ様です!
MPはサイズが大きめかつ繊細な扱いを求められる感じがして避けていたんですがこちらのジンライはサイズも手頃で変形もシンプルそうでいつものジェネ系に近い感じがして面白そう!今更ながら欲しくなっちゃいましたw
あくまで「MPの中では」という話なので、繊細なところは無くはないんですけどね。でも遊びごたえがあって今年を締めくくるのにピッタリなアイテムだと思います!
思ったよりも単純でカッチリしてるのは嬉しいですね!なんせ前弾があれだったので……。
素直なグレードアップでコレコレという感じですw
トレインボットの徹底したこだわりもさすがでしたけどね。
一部の年表だとジンライは元々コンボイのスペアボディとして用意されていて、それをたまたま青年ジンライが起動させてしまった…という話だったような
そんな青年を司令官にまで担ぎ上げるプリテンダー一同もどうなんだ、という気もしますがw
なるほどそんな理由付けもあるんですね
個人的には「細けぇことは気にするな」が全てを解決すると思ってますw