トランスフォーマースタジオシリーズ SS-140 バンブルビー レビュー

さて今回は86シリーズバンブルビー！人気キャラの期待の最新アイテムが登場です。

TRANSFORMERS STUDIO SERIES

TAKARATOMY / HASBRO

BUMBLEBEE

2025

【パッケージ】86年のアニメ映画「ザ・ムービー」に取材したいわゆる86シリーズのバンブルビー。G1ビーといえば今ほどの爆発的な知名度こそなかったものの、人間キャラに比較的近い立ち位置のマスコット的な存在ではありました。もともと群像劇としての作風が強いので、このくらい目立ってれば十分印象的だったと思います。

【ロボットモード】近年おなじみになった「中身がみっちり詰まった小さめデラックスクラス」。サイズは小さいですが手にとってそれなりの重量を感じます。ただ成形プラはちょっと安っぽい黄色かな。黄色ってそうなりがちなんですよね。
なおスタイルやデザインはご覧のとおりかなり良好で、これまでジェネ系で培ってきたバンブルビーをはじめとしたミニボット商品たちのノウハウが生かされている感じ。

【アップ】下ぶくれの顔がしっかりと愛嬌を残したまま造形され、まさにG1バンブルビー！脳内イメージ通りの頭部でここは最高に嬉しいところです。胸のオートボットエンブレムがちゃんとあるのもポイント。

【可動】アクションも良好。小さな体＋大きなパーツにより、一生懸命動いている感が出て自然とかわいくなるという。

【付属品】ブラスターが付属。シンプルな造形でよく似合います。

別売りのエフェクトに対応しています。

ブランドがSSなのでボディに5ミリ穴は無く、武装アレンジは特にできません。

なおブラスターは専用のジョイントで背中に接続可能です。

【ビークルモード】ビートル風味のチョロQ系ディフォルメカーに変形。少しカクカクしてたり、背面はマツダファミリアっぽさもあったりで似すぎないような大人の事情も垣間見えます。総括的にG1トイを意識した雰囲気ですね(というかアニメではそのように描かれていました)。まとまりはかなり良いです。

コミカルな顔がまさにバンブルビー(というかバンブル)。鳥山明のコミックに出てきそうな80sバランスです。

ブラスターは背面にマウント。

【変形】ロボパーツをビークルの中に詰めていくような変形。足裏パーツが別に用意されていたり、後輪パーツがボディ内に収まっていたりと、サイズが小さい分コストに余裕ができているのを感じます。繊細さやストレスも無い佳作。

一番気になるWFCビーと。これまでの決定版と言えるアイテムだと思いますが、見てのとおり方向性はかなり異なります。コミカルなマスコットキャラとしてなら今回のSS版が勝りますし、カッコ良さと高級感はWFCですね。胸のオートボットエンブレムの有無も悩ましい…。

小さく感じるSSビーですが、ボリューム感はWFCビーよりむしろあるかな？ライセンス有りのビートルになるという絶対的なアドバンテージのあるWFCと、一方でアニメでの姿に近い今回のディフォルメカー。要するにいつもの「これはこれ、それはそれ」案件ですw

WFC版にブラスターをあげて補完するのも有り…？

SSバンブルビーでした。ややプレミアがついているWFC版に代わるかもしれない最新ビー！方向性は異なり、結局はどちらも手放せないいつものパターンでしたw要するになかなかの傑作ですよー。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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