トランスフォーマーシージ SG-22クロミア WFC-03クロミア ほか レビュー

TFジェネレーションズ系
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さて今回は先日紹介したデッドアイデュエルのカスケイドつながりで、元になったシージ版クロミアを紹介したいと思います。マイナーチェンジのWFC版と、少し遡ってレジェンズ版も一緒にどうぞ。早速見ていくことにしましょう。

TRANSFORMERS SIEGE / WAR FOR CYBERTRON
LEGENDS
HASBRO / TAKARA TOMY
CHROMIA
2019 / 2020 / 2015
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シージSG-22クロミア / ウォーフォーサイバトロントリロジーWFC-03クロミア (CHROMIA)(2019/2020)

【パッケージ】パッケージは開封済みですが雰囲気だけどうぞ。こちらはシージ版です。クロミアはG1アニメのゲストキャラクターとして登場したウーマンサイバトロンの1人。エリータ・ワン率いるレジスタンスチームの一員で、ナンバー2的な役割だったりアイアンハイドと恋仲だったことでまあまあ印象的なキャラです。本格的な商品化はシージで2回目。デラックスクラスWAVE2でのリリースとなりました。あえてか偶然かはわかりませんが、同WAVEにはアイアンハイドもラインナップされていたんですよね。

【ロボットモード】商品としては前年展開POTPでリリースされたムーンレーサー/ノヴァスター(TFWikiより)を流用して作られたアイテム。チームエリータワンのメンバー補完の意味もあったのでしょうか。ただし、ムーンレーサー達と決定的に異なるのは、シージらしい非常に細かいモールド。全身にモールドがちりばめられ、情報量が非常に多いデザインとなっております。

【パッケージ】こちらWFC版も開封済み。Netflixアニメに登場するキャラクターを中心に選抜して展開されたウォーフォーサイバトロントリロジー。シージクロミアは決して出来の良い型ではありませんでしたが、アニメにも出てくるということで選ばれたのでしょうか。成形色や塗装に違いがあります。

【ロボットモード】型としてはシージ版と全く同じですが、成形色や塗装が異なります。WFC版はグレーの成形色の上に水色の塗装を施すことでよりリアル感を演出。ダメージ塗装も増えています。そう考えると非常に塗装量も多いし手間もかかっていますね。

わかりやすいように2体並べてみました。成形色の違いがよくわかると思います。しかし短期間でよく2回も出したよなぁ…。

【アップ】頭部はかなり柔和な表情で美人顔。G1アニメだとバタ臭いアメリカン美人顔だったのが、ずいぶんとスッキリアレンジされました。

【可動】可動革命があったシージ期の商品ですが、クロミアに関しては実はいまいちな部分があり。後述しますが腰回転が死んでいるのが特に残念です。POTP商品を流用したからかな。頭部はやや上を向くことができます。

頭部は普通に左右に振ることができるのですが、高めに造形された襟パーツが邪魔をします。横を向くと必然的に少し上向きになってしまいます。

腰回転について。本来の腰の位置は回転するようにできていて変形のときも半回転させるのですが、なぜかロボモードでは固定されてしまい動かすことができません。その代わり脚の付け根のところも回転できるようになっていますが、ここを回転させようとすると青いパンツのパーツが干渉してポロリしてしまうという弊害が。なので事実上腰回転は封印されてしまっているという謎の仕様となっております。設計上の不具合なのかな?

【付属品】武器を様々に組み合わせてバトルを再現しよう!というシージのコンセプトに基づき、クロミアには4パーツの武器が付属します。下の列の青い方がシージ、上の列の黒い方がWFC版です。

ひとまず銃タイプの「RT-5アンチサーモブラスター」と、銃身となる「SRハッシュフューズ」は2通りの組み合わせで手持ち銃にできます。

それぞれ上記の作例に従って組み上げた武器を装備。

なお残り2つの丸っこいパーツは「EMPグレネード」。爆弾ですね。一応手に持たせることもできます。

さらに、グレネードも含めてロングバレルの銃に組み立てることもできます。

長い銃だとスナイパー風に。この辺のギミックも後にカスケイドにリデコされた理由のひとつでしょうか。

武器類はもちろん全てファイヤーエフェクト対応。

華麗に舞うクロミア!今やアーシー、エリータに次ぐ第3の女性戦士といったところでしょうか。

武器類は背中にジョイント可能。グレネードはバックパック側面に付けられます。

【ビークルモード】サイバトロンSFカーに変形。シージの前年POTPでリリースされたムーンレーサー型を踏襲しつつもほとんどのパーツが新規で、何といっても情報量感マシマシのモールドが特徴です。WFC版はさらに塗装で質感アップ。

武器はルーフ上の5ミリ穴につけておきましょう。

グレネードはビークル後方にとりつけてジェットノズルに見立てます。実は丸出しの手をうまく隠すことができます。

シージ商品は中途半端なサイバトロンビークルが多い中で、しっかりSFしてるのがこのクロミア。フォルムもなかなかカッコいいです。後輪がカバーで隠れているのがポイント。

【変形】バックパックからビークルのガワを伸ばしてかぶせる半ガワ変形。それでもボディがビークルの一部を構成したりと工夫が見られます。難易度は簡単な方ですが、個人的にはそんなに楽しい変形ではありません。

2体分の武器を各所のハードポイントにとりつけて、フル装備状態にしてみました。

そして2体分の武器をありったけつなげて、超ロングライフル!シージクロミアは武器組み換えの自由度が高い商品ですね。

シージ&WFCクロミアでした。シリーズの中ではいろいろと見劣りする型で、いわゆる棚の守護神だったアイテムですが、女性型TFとしてデザイン自体は悪くないんですよね。ビークルもクールですし、置き場所や資金に余裕があれば仲間に加えてあげてください。

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レジェンズLG-11クロミア(CHROMIA)(2015)

【ロボットモード】続けてちょっと懐かしいレジェンズ版クロミアを紹介します。元は2014年ジェネレーションズ・スリリング30のアイテムで、なんとプライム版アーシー(TFWikiより)のリデコで作られたアイテムです。リデコとはいえかなりの部分が新規パーツでできており、特にビークルは全く印象が異なるサイバトロンバイクに変形します。国内ではレジェンズとして独自カラーでリリースされました。
なおG1ユニバースのクロミアとしてはこれが初の商品化。当時はアーシーも初めて商品化されたばかりだったので、TFがいよいよ裾野を広げる先駆けとなった商品ですね。

【アップ】あれ…?こんなにイカつかったっけw?顔はそんなにアクの強くない美人さんですが、体形はかなり強そうというか、スポーティですね。元のプライムアーシーが華奢なイメージだったので、ちょっとしたリデコで随分印象が変わるものです。

目は嬉しい集光仕様。クリアパーツが大き目でよく光ります。ちょっと怖い…?

【可動】今の目で見るとさすがに厳しいかな。腰回転無しで、腕も思うように上がりません。可動ポイントは十分にあるんですけどね。またこの頃はまだボールジョイントが多用されていた時期です。

【付属品】ブラスターが付属。手は半開きですがちゃんと5ミリに対応しています。

こうして少し前の商品を触っていると、構造はそれほど変わっていないように見えて実は大きく進歩しているのがわかりますね。もちろんこの頃はこの頃で味があります。

【ビークルモード】サイバトロンSFバイクに変形。トロンに出てきそうなカウルがボディを完全に覆っているタイプのバイクで、めちゃくちゃカッコいいです。流線型のフォルムの美しさといいボディの薄さといい、よくリデコでこれができたよなぁ。バイクスタンドもちゃんとついています。

武器はボディの側面にジョイント。なお正面や後から見るとタイヤの真ん中にクリアパーツのラインが入るのですが、これがまた未来感があってたまりません。

【変形】バイクTFにハズレ無しとはよく言いますが、この型もよくできています。左右の足に付いたタイヤが合わさって後輪になるのですが、この変形方法でよくバイクの薄さを実現できたなと感心してしまいます。

足タイヤができるキャラは、スケーティングスタイルが楽しいですよ。

レジェンズクロミアでした。近年の商品と比べると可動がさすがに劣りますが、それ以外は良作。ビークルモードのカッコ良さは是非手に取って見ていただきたいです。俺ユニバースのクロミアをシージとどちらにするか非常に悩ましいところです。

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まとめ

シージ版とレジェンズ版でビークルを並べてみました。シージ版もいいですが、レジェンズ版は個性的でいいなぁ。

クロミアonクロミア!なんか似合う(当り前?)!

「さあアイアンハイド、誰とコンビを組むのかしら~?」

クロミア特集でした。シージ(WFC)とレジェンズどちらかが決定版!というほどの突出した出来ではないので、とても悩ましい3種。クロミア自体はかなり知名度が上がってきたので、どれかは手元に置いておきたいところです。僕には選べないので、皆様それぞれのお好みでどうぞw!というわけで皆さまからのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。

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