トイライズ キングエクスカイザー レビュー

その他フィギュア
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T-SPARK支援企画!アメトイじゃない商品も積極的に紹介していきますよー。タカラトミーが放つ新たな王道完成品トイプロダクトシリーズ、トイライズ。第1弾はキングエクスカイザーです。

TOYRISE
TAKARATOMY
KINGEXKIZER
2025
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はじめに

【パッケージ】トイライズはタカラトミーのおもちゃノウハウを注ぎ込んだ完成品リアルトイプロダクト。過去のアイテムの再現にとらわれず自由な発想で新しい遊び方を提供していくんだとか。個人的にとても好きな考え方です。アメトイあるあるだしw
第1弾はTFとも縁の深い勇者シリーズからキングエクスカイザーが選ばれました。

縦長の渋いパッケージを開けると、中身はブリスター挟み込みの贅沢仕様。アクセサリ類は少なくシンプルな構成です。

紙類は説明書のみ。一部フルカラーで、主に遊び方が載っている普通の説明書でした。
エクスカイザーは90年「勇者エクスカイザー」の主人公ロボ。勇者シリーズの第1弾で、タカラがトランスフォーマーで培ってきた変形ロボの流れと、子供向けロボットアニメへの原点回帰を狙ったサンライズのアイデアが合流して誕生した作品でした。

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エクスカイザー

【ビークルモード】まずは「中のロボ」であるエクスカイザーを見てみましょう。ビークルモードはSFスーパーカーで、対象年齢層を感じるシンプルなシルエット。配色も王道の白×赤青黄トリコロールカラーです。

薄さもなかなかで、いかにも変形しそうな分割線がまた男子魂をゆさぶりますね。

ちなみにサイズはこのくらい。手にした時のボリューム感はTFで言うと少し前のスカウトクラスくらいかな。

早速変形させていきましょう。細かいパーツが多くて繊細そうですがそんなことはなくて、安定感のある触り心地です。

【ロボットモード】変形ロボットっぽさは薄いまさに勇者ロボ。基本的に成形色によって色分けされていて、扱いやすさが考慮されています。ねじ止めも贅沢に多用されており、トイライズはやっぱり高額商品なんですね。

【アップ】頭部造形も塗り分けもバッチリでイケメン。胸のライオンは、当時品の反転ギミック(顔の有り・無しを選べる)をオミットすることで自然な仕上がりになっています。

【可動】アクションも申し分なし。最近のTFを触っている方ならだいたい同じような感じです。

ちなみにサイズはこのくらい。バンブルビーが小さめとはいえ、意外と背の高さはあります。ただエクスカイザーはデザインの解像度が高めなので、手にとって遊んでいても実際より小さく感じます。

胸のライオンの口は開閉が可能。こういう場面があるのかはわかりませんごめんなさいw

付属品は特にありません。持ち手は3ミリなので、TFだとコアクラスやEZコレクションなんかの武器がちょうど合います。

剣も合うやつを見つけてきました。やっぱり勇者には剣が似合いますね。

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キングローダー

【ビークルモード】これはSFトレーラーみたいな感じでしょうか。エクスカイザーの支援メカです。ビークルありきではなく、ロボットから変形できる形状という流れで設定されたであろう見立てデザインですね。この辺はTFとの如実な違いを見てとれます。

付属の剣を側面にマウント。ただ付けただけですが…。

上面はフラットなので、カーキャリー的な遊び方ができますね。

また各所に5ミリ穴が配されているので、手元のタカラトミー系武器でデコレーションすることができちゃいます。

【ジェットモード】こちらは今回あらためて設定されたジェットモード。ウイングを広げるなどして変形させたキングローダーに、ビークル状態のエクスカイザーをドッキングさせます。機首は剣による見立て。

機体左右のキャノン砲もトイライズオリジナルかな?5ミリ対応なのでTFのエフェクトが使えます。

【基地モード】さらにキングローダーを変形させて基地モードに!これまたなんとなくそう見えるという見立ての世界ですが、タカラトミーではおなじみですw

エクスカイザーを配置して…

ファイヤー!!

基地モードも5ミリ穴がたくさん露出するので、自由にパワーアップさせましょう。

なお中央部にはヘコミがあり、バトルマスターくらいの小フィギュアならうまくはまります。

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キングエクスカイザー

それでは合体(フォームアップ)させていきましょう。まずはエクスカイザーをこんなコアモードとでも言うべき状態に変形させます。

キングローダーもちゃちゃっと変形。この時点でほぼキングエクスカイザーが完成します。

背面のバックパックを上げ、コア状態のエクスカイザーをセットすると…

前面のライオン顔パーツが押され、せり出してきます。

パックパックを下ろしてフタをすれば…

完成!キングエクスカイザー!!

【フロント&リア】ほぼキングローダーで成立するロボなので完成度は抜群。オリジナルはフロント部を開いてエクスカイザーをロボのまま入れる俗に言う「バイカンフー方式」だったのですが、それを大胆に改変したカタチです。オリジナルの合体方式だと可動を仕込むのが大変になりますからね。こだわる方にとっては違和感かもしれませんが、これがトイライズの方向性ということなんでしょう。

【アップ】エクスカイザーをそのまま大きくしたような頭部。サイズも余裕があるので、造形も色分けもとても良いです。

ちなみにサイズはこんな感じ。リーダー以上コマンダー以下といったサイズでしょうか。パーツ密度もそのくらいです。

【可動】…というわけで合体方式を変えたおかげで可動に関しては申し分なし!

ヒザはギリギリ正座ができるくらい曲げられますし、肩は腕組みっぽいポーズができるくらい前に倒せます。

あると嬉しい腹可動も有り。

頭部は真上を向けることができるほか…

下をのぞくこともできちゃいます。TFで言うとMPくらいのアクションレベルですね。

さて次におでこの飾りを上に上げましょう。

上げた飾りに別パーツのマスクを取り付け、再び下げれば…

マスクオン!うん、カッコいい!!

【付属品】武器はこの剣(カイザーソード)のみ。さすがは勇者玩具、長すぎるくらいのサイズです。

よく動くので武器の取り回しが楽しい!

もちろん両手持ちも可能です。

これは時間を忘れていろいろポーズを研究しちゃいますね。主に成形色で構成されているため、お値段を気にせずガシガシ遊べるのは良いところです。

勇者パース?っぽく。

カイザーソードは背中に適当に懸架しておけます。

胸のライオンの口を開くことができます。ここからビームとか出すのかな?

ロボ時の5ミリ穴は全て背面に配置。拡張性を高めつつ見た目には影響を与えないようにということなんでしょう。なので武装するならこんな感じになります。

ジェットや基地モードで使うキャノン砲は脚に付いており、カバーをはずせば露出させられます。

ちなみにキングエクスカイザーはエクスカイザー無しでも成立しちゃうので、なんなら並べて飾ることも可能です。

コラコラ!何やってんの!?

カイザーソードの持ち手はもちろん5ミリ。逆にTFに持たせることだってできちゃいます。

どうだ。私の勇者パースも大したもんだろう!

着々と広がっていくタカトミユニバース…

おーい!相手がおかしいだろー!!

トイライズキングエクスカイザーでした。総合的な触り心地はクラウドファンディングのスターセイバーに近い感じ。しっかりとした構造である程度ガシガシ遊んでも問題ありません。なお個人的に勇者玩具というのは初めてだったので賛否のあるであろう合体方式の改変などについては何も言えないんですが、全くストレス無く遊べることは間違いないですよ。繊細な「飾る」フィギュアではなく、大人もブンドドして遊びたいというニーズに真っ向から挑むトイライズ。今後の展開が楽しみですね。というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。

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