さて今回は米ウォルマート限定シリーズ「Transformers Retro」の2025新展開ジェネレーションズシリーズから、バンブルビーです。
TRANSFORMERS RETRO |
TAKARATOMY / HASBRO |
AUTOBOT BUMBLEBEE |
2025 |


【パッケージ】「トランスフォーマーレトロ」は、2023年から続く米ウォルマート限定シリーズ。もともとはG1ビンテージトイを現代風解釈のアニメ風カラーにリペイントしたいわゆる復刻シリーズの一種でしたが、2025年になって突如、近年のジェネレーションズ系アイテムをG1ビンテージトイ風にリデコするという逆パターン路線が始まりました。第1弾はこちらバンブルビーとギアーズ。パッケージは1980年代のブリスターを模した凝ったもので、裏面には懐かしの群像イラストやテックスペックチャートまで再現されております。


【ロボットモード】使われている型はなんと2020年WFCトリロジー(Netflix)版バンブルビー。フォルクスワーゲンのライセンスをとったジェネ系ビーのひとつの決定版でしたが、販路限定だったため出回った数が少なく、市場価格がすぐに高騰してしまったいわくつきのアイテムです。こんな形ではありますが待望の再販という意味も込められているんでしょうか。

【アップ】G1ビーの愛嬌が若干クール目に再現されていて、結構好きな顔。ただし今回は顔がシルバー1色。これはビンテージトイを意識した配色なのですが、再販待ちの方にとってはちょっと残念だったかもしれません。なお胸にオートボットエンブレムが追加されたのは嬉しい変更。

【可動】小さめボディに必要十分な可動が仕込まれております。ちょっとだけ寸詰まりな体型によって、動かすと可愛さもアップ。

【付属品】武器はイツモノバズーカ。クリフジャンパーがアニメで使っていたもので、リデコキャラにももれなく付いています。

ちなみにそのバズーカはこんな5パーツ構成。

別売りファイヤーエフェクトにも対応しています。

スタンドがあるのでスナイパースタイルで構えるのもいいですね。

これはちょっと賛否の分かれるところ。背中に付いているビークル後部パーツが変形時に付け替えになっており、ロボ時にはシールドに見立てることもできます。コストの兼ね合いだと思うのですが、完全変形が基本のTFにとってはネガティブな要素でもあります。

先述のとおりバズーカはバラバラになり、その状態でも使用可能。これは説明書にある付け方です。


ブラスター的な武器ということでしょうか。ビーにはこっちの方が似合いますね。


【ビークルモード】ライセンス有りのフォルクスワーゲンビートルに変形。ジェネ系でライセンス有りはこの型だけです。カラーはレモンイエロー系で、WFC版とは異なります。

ビートルらしさをしっかりと再現しつつ、G1ビンテージトイっぽさも確かにあります。

そしてここが面白いところで、ビークルの後方ナンバープレートにビンテージトイのシールを再現したプリントが。しかもちっさw

バズーカは5つのパーツに分割し、ビークルの底面にこんな風に装着。


これがアニメで(クリフジャンパーが)披露した水上スキーモード。ひとつのアクセサリに2つの用途があるなんてアイデアもの!


なおビークル時のガワに5ミリジョイントの無いビーですが、少し変形を崩してこんな風にバズーカを装着できます。実写映画の時のバトルビークルモードみたいでカッコいい。

【変形】先述したとおりビークル後部は付け替えになってしまうのですが、それ以外はダイナミックなパーツ移動が楽しめる良質な変形です。

WFC版と。胸のオートボットマークは良かったですが、やっぱ顔色がなぁw。また、山吹色のボディカラーや窓のクリアパーツなど、全体的にWFC版の方が高級感があります。


要するにこれを再現したということ。ここまでするなら顔もマスク顔を新造してくれても良かったんですけどね。

…今はビンテージだって動く時代なのさ♪

「おいどうしたバンブルビー!!顔色が悪いぞ!!」
(だからこういう仕様なんだって…)

TFレトロバンブルビーでした。待望のWFCビーの再登場!コレジャナイ部分もいくつかあるかもしれませんが、カスタムで目だけ塗るのもいいかもしれませんよ。そしてレトロシリーズどのくらい続くかわかりませんが、ちょっと面白いので今後が楽しみです。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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