さて今回はSSガルバトロンを紹介したついでに、同型リカラーアイテムを一気に紹介してしまいたいと思います。
TRANSFORMERS KINGDOM |
TAKARATOMY / HASBRO |
GALVATRON BEHOLD! GALVATRON UNICRON COMPANION PACK |
2022 |
WFC-GS27 ガルバトロン(GALVATRON)(2022)

【パッケージ】Hasbro Pulseなど店舗限定で展開されるジェネレーションセレクトの1アイテム。KDガルバトロンをG1玩具風にリカラーした商品で、いわゆる「ガルバトロンⅡ」です。国内でもタカラトミーモール限定で導入されました。


【ロボットモード】グレーを基調とした玩具版カラー。86年当時はおそらく商品展開やキャラ設定の煮詰めが不十分なまま突っ走っていたころで、カラーも途中で変わってしまったんでしょう。さらに言うと当初ガルバトロンはメガトロン配下でウルトラマグナスのライバルキャラとして考えられていたようです。すぐに無かったことになったようですが、後年その設定を拾って、別ユニバースのガルバトロンであると再設定したのが「ガルバトロンⅡ」というわけです。
というわけでこちらの商品、玩具版ガルバトロンとしてもガルバトロンⅡとしても遊べるようになっています。

【アップ】初期設定のほか、コミックでもこの色で登場していたのでわりと馴染み深いグレーのガルバトロン。立体物としては当時品以来で(2006年に復刻はしていますが)、逆に新鮮味があります。

さらに本商品にはメタリックシールが付属しており、より旧玩具の雰囲気に近づけることが可能。無くても十分魅力的なので、今回は貼らないでいこうと思います。
ビホールド!ガルバトロン ユニクロンコンパニオンパック(BEHOLD! GALVATRON UNICRON COMPANION PACK)(2022)

【パッケージ】Hasbro Pulse限定品。ガルバトロンを全体的にクリアパーツ成形にし、ユニクロンの力でリフォーマットされた状態を再現したアイテムです。パッケージにはなんかヌルいイラスト。

開封済みですが中身。白いボックスにはアクセサリ類が入っていました。


【ロボットモード】全体がクリアパーツ仕様のいかにも限定品なガルバトロン。メカモールドに白ラインが引かれているのが珍しいですね。ピンクのカノン砲も他と差別化ができています。

【アップ】クリアパーツは透明度低めで強度は強そうな感じ(本当のところはわかりませんが)。
ロボットモード

SS版も含めて並べてみました。今回の2体はどちらも特徴的で比べるべくもないですね。


【可動】可動は標準的。パーツの付き方からして干渉もほとんどありません。

【付属品】付属品というか基本常につけっぱなしのパーティクルビームカノン砲。十分な大きさと太さで言う事なし。ビホールド版はピンクなのが変わっています。


もちろん別売りエフェクト対応。できるだけデカいのを付けたいですね。

もうひとつの武器はサイドキャノン。2つ付属しており、単独またはひとつに合体させて使います。

一応エフェクトを付けることができますが、細いからたまたま付けられるだけかもしれません。

ビホールド版は武器も同じクリアパープルで視認性が悪いかな…?
ところでこのキャノン砲、実はガルバトロンがユニクロンから与えられた宇宙船「リベンジ号」を模しているのですが、なんでこんなものを付属させたのかはいまいち謎。どうもコスト調整ぽい感じがします。

背中に懸架しておくこともできます。


最後はガルバトロンがムービー劇中でも身に付けていたチェーン付きマトリクス。マトリクス自体はERオプティマスに付いていたものと同じ型です。なおガルバトロンⅡの緑色マトリクスは、2006年にイーホビー限定でG1型復刻としてリリースされた時に付属していたマトリクスのオマージュ。

ビホールド版に後ろから光を当てると…透明度が低めなのでそんなに光んないですね。

ところでビホールド版には、Haslabユニクロンやタイタンクラスアークに合わせたマイクロフィギュアがたくさん付属。


ガルバトロンの戦艦リベンジと、クインテッサンのクルーザー。グルグルしてます。

ジャンキオンの船ミノー。いずれの船も下部にスタンド用?の3ミリ穴が開いています。


左からアーシー・カップ・パーセプター・ウルトラマグナス・グリムロック・スワープ・スラッグ・スナール。もう豆粒みたいな大きさです。

左からメガトロン・スタースクリーム・サウンドウェーブ・ダージ・サイクロナス・スカージ。正直もてあましてしまうような付属品なんですよね。小さいので紛失には注意しましょう。
オルトモード




【オルトモード】SFビーム砲台に変形。いわゆる2010組は変形ありきではない無茶なデザインが多く、当時品も苦労の跡が見られましたが、時を経てタカラトミー設計陣がそれを見事に克服。上記のロボが変形したとは思えないほどガラリと、しかも完璧なSFガンに仕上がっております。


砲台モードは当時品トイと結構似てるんですよね。なのでⅡの方はオモチャで見慣れた感があります。

Ⅱの方には、なんとシークレットエンブレムが付いており、温めるとディセプティコンマークが。なおこのエンブレムはロボ時は体内に隠れています。

2台並べて。なんかだんだんこういうポケ◯ンとかに見えてきて可愛いかも…w


ビーム砲先端はもちろんエフェクト対応です。


サイドキャノン、マトリクスを付けたフル装備状態はこんな感じ。

ビーム砲を集めて、最大出力じゃー!!

【変形】SF砲台という正解がイメージしづらいオルトモードなので最初はとっつきにくいですが、覚えてしまえば簡単かつ面白い動きの多い良変形。意外とカッチリと変形します。

誰がトーマスだって!?
まとめ&おまけ


ガルバトロン誕生!さあ、破壊の限りをつくすのだ!!

Ⅱの方はこの並びができるんですよね。こんなやつらが同時に存在されたらたまったもんじゃない!

ウルトラマグナスとのシティコマンダーライバル対決だ!

例のマグナスキーック!!

偽物には用は無いぜ!

…というわけでまた増えました。


KDガルバトロン型2種でした。コレクター向け限定品であるビホールド版はともかく、Ⅱの方は別キャラとしても遊べる良リカラー。どちらも今となっては入手はしにくいと思いますが、イーベイなども含めて探してみましょう。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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みんなのアメトイレビュー
(実は砲台モードの時のガルバトロン時の胸パーツと胴体側面のパーツのロックが一か所出来てないってことは心の中にとどめておこう…、ここをロックすると砲台モードで胸部パーツと胴体側面のパーツが完全に固定されて砲台下に綺麗なV字のラインが出来上がるんだ…。)
ありがとうございます。次の参考にさせていただきます!