バックトゥザ1988!MPGゴッドジンライ完成記念ということで、88年キャラでまだ紹介していなかったシーコンズ・2020年ジェネレーションセレクト版です!今回は後編です。
| TRANSFORMERS GENERATION SELECTS |
| TAKARATOMY / HASBRO |
| SEACONS |
| 2020 |
はじめに

シーコンズは国内アニメ第4作「超神マスターフォース」に登場する合体チーム。リーダーのタートラー以外は量産機で、やられ役のザコ敵なのが特徴です。
コンバイナーウォーズ・パワーオブザプライムで次々とリメイクされたいわゆるスクランブル合体系チームですが、最後に残ってしまったシーコンズ。2020年国内主導の「ジェネレーションセレクト」として満を侍しての登場となりました。
シーコンズオーバーバイト(OVERBITE)



【ロボットモード】鋭い牙が武器のドローン兵士。ちなみにオーバーバイトは海外版も同じ名前ですが厳密には別キャラで、余興で人間狩りを楽しむハンターです。
見た目は小顔でスタイルの良いクールな感じですね。




【ビーストモード】メカサメに変形。海棲生物なのに手足のあるコミカルなスタイルなのが特徴です。名前にも関連のある大きな口は開閉が可能。

武器類は全てマウントすることができます。



【合体モード】オーバーバイトの合体モードはいずれも比較的オーソドックスなシルエットです。

腕にクローが付いているので、それによる格闘スタイルが似合うかも。


付属武器は細身の剣とブラスターです。

POTPの合体戦士のように、合体用拳パーツをアーマー的に付けてもいいですね。
シーコンズテンタキル(TENTAKIL)



【ロボットモード】イカスミを吐き触手で相手を襲うドローン兵士。海外版も同じテンタキルで、ナイスガイを装って相手に近寄り危害を加えるというかなりサイコパスなヤツです。
この後リデコされたスキュウレ(ビーストウォーズⅡ)を意識してか女性っぽい体型ですが、上記のようなアブない優男だと思えばピッタリかも。




【ビーストモード】メカイカに変形…なんですが、もはやイカとは言えないインパクト抜群のモンスターデザインを見事にリメイクで再現してくれました。それにしてもなんでまたこんな顔にしたんでしょうね。


2つのブラスターは頭部に付けます。



【合体モード】テンタキルは合体用パーツを接続するためのジョイントが緩いのが欠点。個体差かもしれませんが、特に足はすぐはずれます。あと脚モードはどう見てもテンタキルが逆さまでもがいているようにしか見えませんw



メインの2丁のブラスターは、合体させて運用することも可能。


ブレードはカマのような形状。これで油断した相手を切り裂くのでしょうか。
キングポセイドン(PIRANACON)

個性豊かなシーコンズの面々がそろいました!海洋系らしくビビッドな寒色でまとめられたカラーリングがもはや芸術的で、日本のセンスだけでは生まれなかったキャラクターだよなとつくづく思います。

ヤロウども!合体だぁ!!


【フロント&リア】というわけでいきなりキングポセイドン完成!G1スクランブル合体系アイテム最後のリメイクで、足首に角度がつけられるようになっていたり、(見栄えは悪いですが)余った拳パーツをかかとにして安定感を増したりという工夫がこらされています。
全体的にやや薄っぺらいのと、作りが繊細で動かすと崩れやすいのはCWから続くシリーズの課題。ただその分スタイルは抜群に良くなり、何よりも合体後も普通にアクションできるというのが最大のセールスポイントですね。

【アップ】海洋生物モチーフが入ったキャラがわかりやすいヘッド。また淡いグリーンとブルー基調に差し色ピンクという88年頃のTFらしい独特なセンスのカラーリングがたまりません。

シーコンズは手足組が5体おり、1体は銃モードになるのが特徴。デフォルト合体だとオーバーバイトが銃になります。

今回のリメイクでは、合体用ジョイントを手の甲に差し込むことでガッチリ持たせられるようになっています。ただし本体の関節がその重さに耐えられるような構造になっていないため、支えがないとブランとぶら下げるしかありません。

各メンバーに分散して付属していた剣。これを合体させると…

合体剣が完成!ポセイドンの名に相応しいトライデントモチーフで大きさもバッチリ。これはなかなかアツいギミックです。

ところで「キングポセイドン」の名前ですが、日本アニメ的な響きがちょっとTFらしくないですよね(もっともマスターフォースは日本産ですけど)。海外版の「ピラナコン」は耳慣れない独特の雰囲気がなんか好きです。

それぞれのキャラに付いていた銃類もジョイントが豊富なので自由に合体が可能。肩やヒジ関節がその重さに耐えられないのが残念ですが…。近年のコマンダークラスメナソーやスペリオンにはこの辺の反省点も活かされているのかもしれません。

MPGゴッドジンライより二回りくらい小さい。劇中はどんなでしたっけ?

CW系合体戦士の絶対的アドバンテージとして、スクランブル合体に対応していることがあります。キングポセイドンの場合、銃も含めて好きなように組み替え可能なので普通の5体合体よりパターンが多いです。こちらは向かって反時計回りにメンバーをひとつずつずらしてみました。

こちらはもう少しシャッフルしたパターン。全部の紹介は無理なので今回は2種類だけにしておきますが、もちろんご自身で遊ぶときは入れ替えまくってお気に入りを見つけてくださいませ。
まとめ

2回にわたってジェネセレシーコンズでした。デザインもモチーフもカラーも大好きな合体兵士なので、この商品化はホントによくやってくれましたタカラトミーさんという感じ。関節の弱さなど欠点もありますがやはり貴重なリメイクなので大事に遊びたいですね。というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。
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みんなのアメトイレビュー
今後予定がおありかは分かりませんが、自分は初CWがこれのリデコのゴッドネプチューンでした。
とりあえずスキュウレがガバガバだし、合体させたらフラフラでもうそれはそれは……。
なんかキングポセイドンから更に緩くなってるらしいですね。
しかもハーフシェルの前足のピン打ちの位置がおかしくて交換したら、全く同じ不具合でもう嫌になった記憶がありますw
これを見ると、タートラーはそんな不具合は無さそうですね。
あースキュウレそうだったかな。そのうち引っ張り出してレビューしようと思ってるので、再度検証させていただきます!とりあえずテンタキルはユルユルでしたw
おー、しっかりお持ちでしたか!
もしかしたらテンタキルと対して変わらないかもですが、細身になってる分緩いのかも……?
むしろ、凶悪イカと女性型を同居させたそのリデコ技術の方が見どころかもですねw
国内主導でリデコのリデコですからすごく優遇された贅沢なヤツですよね。欠点はありますが貴重なリメイク!
レビューお疲れ様です
自分はビーストウォーズⅡを子供の頃見てたので、そちらの印象が強くリカラー元のマスターフォース版は最初見た時なかなかドギツイ色使いでびっくりしました
ジェネレーションセレクト版は当時買ってもらえなかったBWⅡ版を買ったのですが、リデコは多少強引ながらもこれはこれで荒くれ者感が出てるデザインになってると思います
テンタキルはスキュウレにリデコされる際に更に頭・胴・手足のパーツが細いものになりより女性感を強調されてるのが優遇されてますよね
ただ変形機構上、合体時の足首ジョイントの上部分の固定が非常に外れやすくなってしまってるのだけが残念ポイントでした
AOTPでは合体戦士が再リメイクされてますが、シーコンズは色々と無理がありそうですよね…
ゴッドネプチューンも良いカラーなんですよね。再リメイクは確かに厳しそうですが…クラファンならどうかな?