さて今回はTF国内独自展開シリーズ「ミッシングリンク」から、サンストリーカーとくれば次はコルドンです。予約の同梱方法をミスって遅れて届いたので、今ごろレビューですw
| TRANSFORMERS MISSINGLINK |
| TAKARATOMY / HASBRO |
| CORDON |
| 2025 |
【パッケージ】「あの時代に存在したかもしれない仮想復刻版」と銘打ったミッシングリンクシリーズ。パッケージはG1当時品をオマージュした超レトロ仕様です。ロゴや基本デザインはもちろんのこと、パッケージ裏のイメージイラストから赤フィルムで見るスペックチャートまで、徹底的なこだわりぶりです。
パッケージを開けると、中身は驚きの発泡スチロール梱包。令和の時代に信じられません。
紙類の付属品も豪華！ミニブックレット、取扱説明書、バイオカード、シール、テックスペック用シート。どれもG1ヴィンテージ感を演出してくれます。
バイオカード。イラストは描き下ろしのようです。
【ビークルモード】パッケージから出してビークルから行きましょう。コルドンはダイアクロン「カウンタックパトカータイプ」が元ネタの先祖返りリカラー。初出は2018年のマスターピースという新しめのキャラで、それがさらにG1仕様に遡ってリリースされるというまさに仮想復刻の極みみたいなアイテムです。たぶんダイアクロンのカウンタックパトカータイプとしても初復刻だと思うので、そういう意味でも価値ある商品ではないでしょうか。
ダイキャスト+クリアパーツによりカーモードの質感に抜かりはありません。サンストリーカーとの違いはカラーリングと、ルーフのパトライト。
後方ジョイントにジェットブースターを取り付け。これがあるのがデフォ状態です。
【人間/ポリスオフィサーフィギュア】コルドンにも往年のダイアクロン隊員を流用したフィギュアが付属。白いスーツを着た「人間/ポリスオフィサーフィギュア」です。四肢がちゃんと独立して動く極小フィギュアで、足裏にはマグネットも付いています。
そして人間フィギュアはちゃんと運転席に座らせることができます。
隊員遊びも追加されて言うこと無しですね。
【変形】当然ながらサンストリーカーと同じ。脚を伸ばしたり胸部パーツをスライドさせたりと思ったよりしっかりと変形させます。なおサンストリーカーにもあった最初右脚のスライドが異常に固い症例はコルドンも同じ。破損しないよう落ち着いて力を入れて変形させましょう。
【ロボットモード】ロボットとしては体型バランスが独特なパワードスーツ系のサンストリーカー型。昭和レトロSFという感じで、ヒロイックさはあまり追求されていない感じ。
【アップ】ダイアクロン時代を引き継いで赤目のコルドン。サイバトロンなのに悪そうなツラ構えですが、一定間隔で記憶がリセットされる不具合を持つために罪を犯し、かつては受刑者だったという設定を持っています。
【可動】見た目は当時のカーロボットそのままに、近年のTFフィギュアさながらの可動ポイントが追加されたのがミッシングリンク。コルドンの場合、体型が独特すぎて動かすとさらにボディバランスが崩れてしまうのですが、そこも含めてまさに脳がバグってくる瞬間です。
【付属品】手持ちの銃はスピードトラップガン。メッキが眩しいレトロアクセサリです。なお手は開閉ができ、はさめて持たせます。
拳パーツはひっくり返して腕の中に収納できるのですが、そこにアタッチメント的に別パーツを取り付けできます。こちらはデフォの拳より少し大きいパンチパーツ。旧ダイアクロン時代のミサイルギミック付きパンチパーツを再現したアクセサリです。
メッキ処理されたミサイルパーツも付属。
ミサイルを飛ばすギミックはオミットなので、雰囲気だけ。
ちなみにシークレットエンブレムは足裏に。ビークルだと底面になり、ダイアクロンカーロボットとしても遊べるよう控えめな場所になっているようです。
サンストリーカーと。カラバリはあと赤いスピンアウトがいますが果たして？
ビークルでも。近年には稀なダイキャストのズッシリとした重みを感じられる素晴らしいオモチャです。
こちらはついついやっちゃう人面カー。
まずい…コルドンの記憶回路リセットがまた発動してしまったようだ！
ぐわぁっ！？やめるんだコルドン！！
仕方ないみたいだな！！
回路のショートはぶん殴れば治るってもんさ！！
…という感じでG1スタイルでブンドドできるという、やっぱりとんでもないアイテムです。
トランスフォーマーミッシングリンクからコルドンでした。かつては存在しなかったまさに仮想復刻ですし、単純にダイアクロンの復刻としても遊べるという特殊なアイテム。ダイキャストミニカーとしても一級の素晴らしい商品ですので、是非お手にとって堪能ください。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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