さて今回はSSGEからWFCラチェットの紹介です。ラチェットは初商品化ですね。GEはTVゲーム『War For Cybertron』(WFC)に取材した新シリーズ。商品番号も01から仕切り直しとなりました。
TRANSFORMERS STUDIO SERIES |
TAKARATOMY / HASBRO |
GAMER EDITION AUTOBOT RATCHET |
2025 |


【パッケージ】WFCに出てくるオートボット。やったのはかなり前なのでうろ覚えなのですが、確かラチェットを守るミッションがあってその難易度が激ムズだったような…。そんな苦い思い出なラチェットですが、旧ジェネレーションズの時は立体化されておらず、今回がうれしい初商品化です。


【ロボットモード】ボイジャークラスでの商品化とあってボリュームはなかなか。ただ全体的なバランスが劇中イメージと違います。ゲーム中のモデルだともう少し縦に潰れてイカつい感じなんですが、これはスラリとしすぎていますね。

【アップ】使われている白プラも少し安っぽい感じです。SSGEシリーズって普通のSSと比べて低コストで作られていそうな雰囲気。この辺の裏話はいつか知りたいところです。

【可動】アクションもやや劣ります。特にヒザの曲がりが浅いのがマイナスポイント。

肩アーマーはこんな感じで別パーツに。ボールジョイント接続なのがTFとしてはちょっと古くさい感じ。

なので、腕を上げようとするとこんなふうになってしまいます。

【付属品】こちらはEnergon Repair Ray。武器として使えるほか、その名の通り仲間を回復させることもできるラチェットらしい装備です。

別売りエフェクトに対応。ただし形状の都合により、細いエフェクトしか付けられません。


なお、シリーズギミックの右腕換装も健在。右腕をはずしてEnergon Repair Rayや他の商品に付いている武器をアタッチメント的に付けることができます。


写真だとわかりづらいかもしれませんが、取り外した右腕はバックパックの中に収納できます。

さあ疲れたボディを癒してやろう!

もうひとつの武器はバトルアックス。2つのパーツに分かれておりまして…

手の5ミリ穴に柄の方を通すことで持たせることができるようになっております。


軍医らしからぬ物騒な武器!

リペアレイとアックスはそれぞれ背中にマウントしておくこともできます。


【ビークルモード】サイバトロンSFスポーツカーに変形。バンブルビーのビークルをカクカクさせたようなデザインで、ラチェットにしては珍しいモチーフですね。WFCのSFビークルはセンスが良くて、これもまあまあカッコいいです。

というわけでデザインは良いのですが、製品としては全体的に薄いガワパネルがかみ合って構成されており、手に取った感触はやっぱり安っぽいんだよなぁ。

ビークル側面には心電図マークが。サイバトロン星にもあるんですね棒)

武器類はルーフや背面にマウントできます。

【変形】ボイジャークラスだけあってパーツ数が多く、ガワパネルを展開していってそれを合わせていく感じの変形。ただそのパネル合わせがフニャフニャして合わせづらく、あっちをはめればこっちがはずれるという感じのめんどくさいタイプです。全体的にこなれてないというか古くさいというか、いつものTF設計とはなんか違う手触りですね。

この医者、絶対治療する気無いよ…

SSGEラチェットでした。なんかトータルでネガティブな記事になってしまいましたね。決して悪くはないのですが、近年の良作ぞろいのTFにしてはややダウン…という出来。SSGEが全体的にそんな感じですけどね。初立体化ということでひとまずコレクションしてみてもいいのではないでしょうか。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
【国内ショップで探す(スポンサーリンク)】
みんなのアメトイレビュー