トランスフォーマースタジオシリーズ パーセプター/ラットバット/ラムホーン レビュー

TFムービー系
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さて今回は2025年ターゲット限定MTMTEコレクションから、パーセプターのセットです。欲しいのはラムホーンなのに3パックを買わなきゃならないという相変わらずえげつない商法!

TRANSFORMERS STUDIO SERIES
TAKARATOMY / HASBRO
AUTOBOT PERCEPTOR
RATBAT/ RAMHORN
2025

【パッケージ】TFの2025年の米ターゲット限定シリーズはMTMTE(More Than Meets The Eye)コレクションと銘打ってスタジオシリーズの単品及びパック版を展開。こちらはアニメ映画「ザ・ムービー」の一場面に着想を得たパーセプター・ラットバット・ラムホーンの3パックです。この中でラムホーンが待望の新規アイテムなのですが、そのためにわざわざ他キャラをダブらせてこのセットを買わないといけないというえげつなさ。
なお国内ではT-SPARK ZONE限定で2026年2月に発売予定。ターゲット限定品は入手しづらいのでそれがせめてもの救いですね。

【ロボットモード】パーセプターロボットモードから。もともと「ザ・ムービー」に取材した86シリーズなだけあって、アニメ作画を意識したとてもシンプルなデザイン。今回はカラーリングもマットなカラーによるベタ塗り中心となり、さらにシンプルさが増しました。凹凸も少なくて、そもそもスッキリスタイリッシュなキャラなんですよね。

【アップ】頭部もほぼアニメまんま。やはりマットなカラーが使われることで顔立ちがハッキリしました。

【可動】スラッとした体形からわかるようにアクションは得意な方。グリグリ動くので手に取ると楽しさが倍増するタイプのアイテムです。

【付属品】シンプルなブラスターが付属。ファイヤーエフェクトが付けられるのははもしかしたらたまたまかもしれません。

さらに新規の武器が2つ付属…というか後述しますがミニカセットたちのアクセサリなんですけどね。一応カセットに関係のないパーセプターでもこうして連動して遊べるよ、と。

肩のスコープは前後に傾けることができます。ちなみに今回はレンズは塗りつぶされていて実際に覗いたりはできません。

通常SS版(左)と。赤成形色なんかは微妙な違い。顔のメタリック塗装や胸パネルの形状及びクリアパーツの有無などが大きな違いです。上腕パーツなんかも地味に変わってますね。これは悩ましい…

背面にもひとつ大きなリデコ箇所があって、SS版ではなぜか(コスト関連?)空洞になっていた背中にちゃんとパネルが追加されています。これは改善点と言って良いですね。

【オルトモード】顕微鏡に変形。サウンドウェーブのラジカセに並ぶ、唯一無二の名モチーフです。顕微鏡に変形するロボットなんてパーセプター以外考えられませんもんね。やや華奢ではありますがしっかりと顕微鏡に見える良いフォルム。

顕微鏡としての利用は残念ながらできません。

説明書には無いタンクモード。おそらくリデコの関係できっちり変形できなくなったためオミットされた模様。

先述のとおりレンズを覗くことはできませんが、ステージに物を乗せればそれっぽくなります。

ほうほう…どれも興味深いじゃないか。

【変形】腕を胴体にくっつけて脚部を折り曲げればほぼ完成という超シンプル変形。にしてはガラッとフォルムが変わるのがすごいところ。ミクロマン時代の完成度の高さでしょうね。

さあ次はこれだ!イジェークト!!
※カセットの収納はできません。

ギゴガゴギゴガゴ…

ガオーン!!

【ラムホーン】というわけでここからミニカセットの2体を。まずはラムホーンです。オルトモードはもちろんカセット。

そこから変形させるとロボサイになりまして…

先述の新武器のひとつ(ミサイルランチャー)を合体。そのままランチャー部分をくるっと変形させれば…

ラムホーン完成です。カセットボットの猛々しいパワーキャラ。カセットロン・カセットボットは2019年のシージから同じフォーマットでリメイクされていますが、このラムホーンでようやくメジャーどころがそろった感じ。長かったなぁ。

変形も構造もかなりシンプル。首と四肢を動かすことができます。

【ラットバット】続いてラットバット。ディセプティコンのカセットロンの一員です。既にシージでリリースされた型ですが、今回はベタっとしたアニメカラーを意識したリカラーです。

ロボットモードはメカコウモリ。完成度はかなり高く、愛嬌のある造形です。

小さな足がちゃんと動くのがカワイイんですよね。

やはり新武器のひとつを背中にジョイント。これはブースターですね。

なおラットバットはシージ期のアイテムなので5ミリペグがあって、武装的な拡張遊びができるようになっています。

カセットバトル!この2体(そしてパーセプター)がどうしてセットになったというと、劇中で一瞬同じ画面に映ったというのがウソのような元ネタ。

その場面再現。カセットボット・カセットロンが入り乱れたバトルの一部です。

カセットボットとりあえずこれで完成!…なのか?クリアパーツ…

3パックをバラさないでー!!

パーセプターセットでした。長年のユーザーにとってはラムホーンのためだけに買わなければならないというなかなかキツい商品。どれも地味に良い型なので、持ってないなら文句なしにオススメです。国内導入も決まったのでチャンス!というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。

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みんなのアメトイレビュー

  1. Aquness より:

    レビューお疲れ様です

    最近のTFは何か商法がちょっとこすくなってきてる感は否めませんね…
    SSでも新規(アースライズリカラーでない)ジェットロンとか、同じく新規(シージリデコでない)サウンドウェーブとか…
    とはいえ痒いところに手が届いてることは確かではあるので、ファンとしては悩ましいところw

    個人的にはパーセプターには絶叫ネタが印象深いので、映画には関係ないかもですがどうせなら顔もリデコで叫び顔にしてくれてたらネタアイテムとしての需要も更に高かったかもしれませんね

    • Aoi-Ame Aoi-Ame より:

      特にこのパーセプターセットはキツかった…w
      叫び顔については、一部商品にあるように替え頭部で対応というのもいいかもしれません。