さて今回は国内オリジナルシリーズであるドラマチックキャプチャーシリーズ第2弾「オートボットヘッドクォーター」から、まずは司令官を紹介します。同型オプもまとめてどうぞ。
TRANSFORMERS DRAMATIC CAPTURE SERIES TRANSFORMERS EARTHRISE TRANSFORMERS WAR FOR CYBERTRON TRILOGY |
TAKARATOMY / HASBRO |
OPTIMUS PRIME |
2020 / 2021 / 2024 |
アースライズER-02 オプティマスプライムwithトレーラー(OPTIMUS PRIME)(2020)
【ロボットモード】前年のシージ版もなかなかの傑作でしたが、それに引き続きアースビークルとしてリリースされたオプティマスプライム。もうどこからどう見てもみんなの知っているオプティマスで、しかもめちゃくちゃカッコいい!ついにジェネ系オプティマスの決定版が出たという感じの記念碑的アイテムだと思います。
【アップ】頭部造形もシャープめで万人受けするタイプじゃないでしょうか。胸のクリアパーツ、適度なモールド、スタイルの良さどれをとっても非の打ち所がない傑作です。
WFCトリロジーWFC-11オプティマスプライム(OPTIMUS PRIME)(2021)
【ロボットモード】Netflixアニメに合わせてリリースされたWFC版はバトルマスター2体との3パックアイテム。ERオプを全体的に彩度を落とした落ち着いたカラーリングに変更で、バトルマスターが付くかわりにトレーラーがオミットされました。ちなみにこのカラーはG1ビンテージトイに近いカラーだったりします。
【アップ】胸窓がグリーンになったのが特にわかりやすい違いでしょうか。また瞳は明るめの水色になって目立つようになりました。
Dramatic Capture Series オプティマスプライム/オートボットヘッドクォーター(OPTIMUS PRIME/AUTOBOT HEADQUARTERS)(2024)
【ロボットモード】国内向け豪華塗装ボックスセットとしてスタートしたドラマチックキャプチャーシリーズ。第2弾はオートボットの指令部を意味する「オートボットヘッドクォーター」です。
付属のオプティマスはうれしいアニメ風カラー。トイではグレーになる太ももなどが白に変わっているのが特に目立つところです。アニメカラーはここ数年で増えてきましたが、傑作のER型だと映え方がやっぱり違いますね。
【アップ】頭部もマスクが明るめのグレーになってメリハリがつきました。まるで頭部造形がリデコされているような錯覚すら感じます。
ロボットモード
3体比較。少しずつ異なりますがどれも良いカラーなのでお好きなものを選んでOKだと思います。付属アクセサリの違いもありますけどね。
【可動】昔ながらの箱ロボですが、コストを十分に使って可動を確保しています。というかむしろグリグリ動く優秀なタイプです。やっぱり司令官は違いますね。
高額アイテムでしか見られない指可動も有り。親指以外の4本が一体で動きます。
変形の都合で肩を後ろに倒すことが可能。この可動は擬似的に胸を張ったようなポーズが取れるので好き。
腰パーツが脚部と一緒に回転することで脚部可動を確保しているタイプ。本来よりも脚が長く見えてしまうということでネガティブに言われることの多い部分ですが、個人的には全く気になりません。
【付属品】オプと言えばイオンブラスター。遠距離武器として付属しています。
もちろん別売りのエフェクト対応。
こちらはWFCセンチュリオンドローンに付属していたボーナスアクセサリのイオンブラスターを持たせてみました。やたら大きくてケレン味たっぷり。アニメ風のDC版に似合います。
ちなみにセンチュリオンドローンにはエナジーアックスも付いています。
そしてこちらは近年おなじみマトリクス。胸のパネルを開くと収納されております。
特にジョイントなどは無いのですが、手に持たせて遊ぶことができます。
後ろから光をあてて。ERとDC版はブルー、WFC版はグリーンっぽく光ります。
ちなみにマトリクスの裏は5ミリ凹なので、工夫すればいろんなものに付けたりできますよ。
バトルマスター
WFCトリロジーのボイジャークラス相当アイテムは必ず小型アイテムとのセット商品になっています。WFC-11オプティマスプライムの場合、バトルマスタークラスのアイテム2個が付いた3パックでの販売でした。
【エネラックス】シージのバトルマスターであるテラクサドンのリカラー。ロボットモード?はプテラノドン型メカです。黄色と黄色クリアというかなり派手なカラー。
飛んでいる風にもできます。
【オルトモード】シージのバトルマスターは武器に変形。左のアックスが公式の武器モードですが、右のように羽を広げてツルハシ状にしてもいいですね。
【シールドロン】アースライズのバトルマスター・サウンドバリアのリカラー。やはり黄色とクリアのド派手なスタイル。
【オルトモード】アースライズバトルマスターはA.I.R.ロックシステム対応のタラップに変形します。ただ今回は名前のとおりシールドとしての機能がメインのようです。
もちろんタラップとしても使用可能。たくさんつなげたら光の道みたいになって壮観だろうなぁ。予算的に絶対無理ですけどw
後ろから光をあててやるとギラギラに光ります。劇中未登場の2体ですが、何かオプティマスの持つ神秘のエネルギーみたいなイメージなんでしょうか。
オプに装備させるとこんな感じ。
今回はエフェクトパーツはオミットされています。こちらはテラクサドンから拝借しました。
エネラックスの型はブラスターに見立てることもできます。柄の先端はちゃんとエフェクト(別売)に対応。
シールドロンも端っこに3ミリ対応ピンがあって銃撃みたいなことができるんですよね。
小サイズアイテム用のドダイ的なものに見立てたり。
オプティマスの新たな相棒ということで、何かの機会に拾われることもあるかもしれませんね。
ビークルモード
【ビークルモード】おなじみトラックキャブに変形。上からER、WFC、DCです。WFCは渋め、DCはアニメカラーで一部塗装省略が特徴です。
ロボ同様このビークルも非常に出来が良く、綺麗なツライチにまとまっています。フロントライトのクリアパーツも質感向上に一役。
イオンブラスターはキャブ背面に折りたたんで収納。
バトルマスターは適当に5ミリジョイントで武装させましょう。
【変形】ERオプティマスを傑作たらしめているのがこの変形。パネルをパタパタ広げる(たたむ)変形で構造はかなり複雑なのに、無駄な動きが無くて覚えやすく、全ての動きがスルスル進んでスムーズ!何回往復させても苦にならない生理的な楽しさがとにかく素晴らしい変形です。TF開発陣が長年積み重ねてきたノウハウが結集した感じがして、個人的には完成度オールタイムナンバー1だと思っています。
トレーラー
ER版オプティマスプライムwithトレーラーには、その名のとおりトレーラーが付属します。あればあったで持て余したりもするんですが、やっぱりオプティマスにトレーラーが付くと嬉しいですよね。ちなみにWFC版とDC版ではオミットされています。
ER版キャブで牽引。グッとらしくなります。このトレーラーはスケール的にはちょっとだけ小さいようですが、個人的にはほとんど気になりません。
WFC版とDC版でもやってみました。
後方からは発進遊びができます。これはセンチュリオンドローンに付属していたローラー。ローラーの他にも近年のカーロボ系はだいたい入れられます。
展開すればそれなりの広さがある基地モードに。
内部にある5ミリジョイントには武器などをストックしておけます。
たたんであるアームレーダーはG1トイと同じように立ち上がることが可能。ミサイル機能は付いていませんが、その代わり別売りエフェクトに対応しています。
アームレーダーはセンチュリオンドローン付属のローラーにくっつけてもいい感じ。
アームレーダーはトレーラーの外側に出すこともでき、G1トイの移動攻撃体型を再現できます。
タラップは一部取り外しができ、シールドとして装備可能。これはER版オリジナルの要素。
アームレーダーも5ミリジョイント持ちなので、オプティマス本体と好きなように合体できます。シージから始まった5ミリジョイントによる武装強化は、今やベーシックなギミックになりましたね。
トレーラーはそのままロボット用ドックとしても使えますし…
立てればG1トイから続く伝統の整備ドックモードですね。
まとめ&おまけ
オプティマス3商品てんこ盛りだー!!
椅子にも自然な感じで座れます。
いらっしゃーい。ゆっくりしてってよ。
3人で使うにはちょっと狭いよね…。
TF慣用句辞典。
ERオプティマス型特集でした。主人公の司令官だけに期待値のハードルが高く、一部ネガティブな意見も見られる型。でも傑作なのは間違いなく、ロボ・ビークル・変形全てが最高レベルでまとまっています。アクションフィギュアとしての完成度も高いので、とにかく手元にひとつは置いておきたいですね。というわけで皆様からのご感想やレビューもお待ちしておりまーす。
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みんなのアメトイレビュー
レビューお疲れ様です!
ヘッドクォーター版を買ったのですがアニメのコンボイ司令官の立体化として満足度高いですし適度に入ったディテールのカッコよさがまた良い逸品ですね!来年のSS版も楽しみ!
今回カットされたトレーラー部分もスタスクの椅子みたく別のセットに付いてきてほしいです!
SSに向けた最後のER型という意味合いだったんですかね。それにしても次はトレーラーコレクション来ますか…w