マーベルレジェンド ロム レビュー

さて今回は久々のマーベルレジェンド！気まぐれのようにスペースナイト・ロムを購入してみました。なぜかというと…もちろん幻のハズブロユニバースを夢見てです！

【パッケージ】マーベルレジェンドComic Inspired WAVEの1アイテム。「ROM:Spaceknight」はParker Brothersの電子玩具を元にマーベルが世界観を広げたコミック作品及びその主人公で、1979年〜86年まで展開されました。玩具自体は、当時としては非常に凝った電子ギミックを持ちつつも地味なデザインのためか売り上げは奮わず短命に終わりましたが、コミックの方はカルト的な人気が静かに継続。ハズブロが描いた実写映画のユニバース構想の一員として選ばれたほか、2020年代になって版権が整理されてようやくマーベルコミックにも再登場するようになりました。

【フロント＆リア】マーベルレジェンドなので当たり前ですがコミックのロムそのままの姿で見事に立体化。全身ギラギラのシルバー塗装が非常に見栄え良く、同WAVEの中でも目玉アイテムであることがわかります。それにしても確かにシンプルで地味なデザインだなw

【アップ】銀の立方体にバイザー一本、2つの光る目という極限まで装飾を削ぎ落としたデザインの頭部。逆にワビサビや奥深さすら感じるシンプルさです。なお当時品玩具は目がLEDで光っていましたが、今回はイラストによる処理。ここは集光クリアパーツでも良かったかもしれませんね。

【可動】ボディについてはシンプルというかほぼ素体なので、マーベルレジェンドの可動が存分に味わえます。

銀については成形色ではなく塗装。そのためほぼ全身銀一色ですがとても豪華な印象を受けます。銀以外のカラーはごくわずかで、バックパックのノズルの赤なんかはよく目立ちます。

【付属品】こちらはブラスターではなくアナライザー。敵の正体を見破る装置で、人間に化けたダイア・レイスを発見します。当時品玩具にも付いていました。

当時玩具のアナライザーはLED対応。光を発するギミックがありましたが今回はエフェクトパーツによる再現です。

もうひとつ、アナライザーとよく似たニュートラライザー。これも武器ではなく、敵を異次元の牢獄に送り込むアイテムです。ロムは無駄な殺生はしません。

ニュートラライザーもかつては発光ギミックのあったアクセサリ。やはりエフェクトを使って再現します。ちなみにエフェクトの付属はひとつだけで、アナライザーと共有。

その他、交換用の手首も付属。右手用のグーパンチと、左手用の持ち手。持ち手を使うと両手に装置を持たせられます。

最後はこちら。Comic Inspired WAVEのアイテムには、コミックを模したアクセサリが付属。ROMに付属のものは、記念すべきROM第１号です。

ちなみにこのコミックは軟質プラの塊で、開いたり中身を見たりはできません。裏はこんな感じ。

読書の秋だねぇ〜。

ER司令官と。司令官がそもそも6インチ相当なので、大きさはほぼ同じですね。

他社商品も含まれていますしスケールもめちゃくちゃですが、あの時夢見たハズブロユニバースがだんだんそろってきましたよ！今度MASKもリメイクするらしいので、これは楽しみ！

棒立ちで当時のオモチャ風に…？

マーベルレジェンドからロムでした。見た目は地味でも背景の奥深さなら誰にも負けない！待望のML化で今後の展開も楽しみな要注目キャラですよ。というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。