アメコミフィギュアの王道、マーベルレジェンド6インチシリーズ。その中のサブライン「X-MENレトロコレクション」シリーズに新ウェーブ6体がリリースされました。なんやかんやでマーベルで一番好きなのがX-MEN。これは見逃せないぞということで、当サイトでは3回に分けてゆっくり紹介していきたいと思います。初回はウルヴァリンとダークフェニックスです。写真中心・説明少な目になるかと思いますが、さくっと見ていきましょう。
MARVEL LEGENDS 6″- HASBRO
元々はトイビズ社が展開していた6インチフィギュアライン。2007年から米ハズブロ社がマーベルコミックキャラクターのライセンスを取得し、同フォーマットを踏襲し継続させた。WAVE内の各アイテムに付いているおまけパーツを集めて完成させるビルド・ア・フィギュア（BAF)が特徴（無いWAVEもある）。マーベルユニバース（3.75インチ）ラインが隆盛の一時期は低迷していたが、現在はマーベルコミックフィギュアのメインラインである。
| ・販売 | 2022年 |
| ・英名 | Marvel Legends X-Men Retro Collection Wolverine / Dark Phoenix |
ウルヴァリン
【パッケージ】環境配慮のためにハズブロではパッケージに使用するプラを順次廃止しておりますが、このレトロコレクションシリーズにおいては雰囲気重視でバリバリのブリスター。分厚いバックカードにブリスターが張り付いているこのスタイルはやはり変なアドレナリンが出てきますねw
全体的にノスタルジックなデザインが貫かれており、このまま飾ってもインテリアになりそうなアイテムです。
【フロント＆リア】日本でも地上波でアニメ展開したころの青黄スーツにマスクオフの姿。やっぱりX-MENといえばこのスーツですね。ベルトについているXマークがこれまたたまらん。
ウルヴァリンはX-MEN以前の70年代にハルクの対戦相手として登場したのが初。普段はローガンと名乗っていますが、本名はジェームズ・ハウレットです。ミュータントパワーとして超人的な格闘能力と治癒能力を持っており、「ウェポンX計画」の実験台にされ全身の骨格をアダマンチウムに交換。両腕からそのアダマンチウムのツメを出して戦うのはもうおなじみですね。
【アップ】マーベルレジェンドはコミックキャラもどちらかというとリアルな実写寄りで造形します。かなりウルヴァリンのイメージ通りの顔になっているのではないでしょうか。ところでウルヴァリンと言えば＝（イコール）ヒュー・ジャックマンすぎてそれ以外が想像だにできませんが、いつか登場するであろうMCUでは一体どうなるんでしょうね。
【可動】ヒーロー着地！ツメが邪魔w！ウルヴァリンは背が低く造形されているのでややこじんまりした印象に。可動についてはご覧になってわかると思うのですが、肩の前後スイングが付いています。これはかなりポージングの幅が広がっていいですよ～。
ツメを活かしてポーズいろいろ。ピョンピョン飛び回るイメージがあるキャラなので、いじるのが楽しい。
ツメは完全固定ではなく、根本が若干グラグラ動きます。基本はまっすぐにするんでしょうが、少し広げたりしてもカッコいいかもしれません。
【付属品】替えヘッドとしてご覧の怒り顔がついています。敵をにらみつけるウルヴァリン。
「ウォォォォォォォ！！」
交換用手首パーツはツメ無しの拳。ウルヴァリンでツメ無しというのも…ねぇ。
なのでこういう感じで片方だけ出しているというシチュエーションに使うといいかもしれません。
というわけでまずはウルヴァリンでした。とりあえずチームには欠かせないメンバーですからね。マスクオンバージョンが欲しいところですが、もう結構高くなってしまっています。こちらはひとまず現状手に入りやすいアイテムですので押さえておきましょう。
ダークフェニックス
【パッケージ】ヴィンテージ感を意識したでっかいブリスター。ハズブロのプラスチック梱包はだんだん無くなってきていますが、これはいつまで続くでしょうね。なおこちらの商品は表面のメインカラーである「紫」が全体の良いアクセントになっていると思います。
【フロント＆リア】シンプルなX-MENコスチュームを赤基調に変えたまさにフェニックスなデザイン。髪の毛と腰に巻いたスカーフ（？）が動きのある造形になっております。
ダークフェニックスはX-MENのメンバーであるジーン・グレイが覚醒・暴走した姿（正確に言うと、フェニックスフォースという超生命体に乗っ取られた姿）。とにかく滅茶苦茶強く、惑星ひとつを滅ぼすほどの力を持っています。最終的に自我を取り戻し、自ら命を絶つというエピソードは有名で、実写映画でも2度取り上げられたほど。コミックでは「実は別人でしたー」で復活しちゃうんですけどね…。
【アップ】待って…この頭部の造形、半端じゃないですよ！ジーン・グレイとしての美しさとフェニックスとしての狂気を見事に表現した最高にカッコいい顔じゃないですか？今回のWAVEはスパイラルが本命だと思ってましたが、まさかのダークホース出現です。
【可動】ヒーロー着地。基本的にはシンプルな女性素体なので、ポージングに不便は無し。ただMLでこういう後ろ髪があるキャラは上を向くのが苦手なんですよね。
適当にファイティングポーズ。このお値段でこれだけ動くのはさすがアクションフィギュアの本場ですね～。
ダークフェニックスはこういった宙に浮いたようなポーズがよく似合います。というかこの雰囲気バツグンの頭部のおかげで、どんな格好させても様になるんですよ。
【付属品】替え手首として、開き手が両手分付属。これがまたフェニックスらしさを全開にさせる効果的なパーツなんですわ。
ダークフェニックス覚醒！！「全ての者たちよ・・・滅びよ・・・！！」
フェニックスを形どったエフェクトパーツも付属。不死鳥の業火！
両手で炎を放ってみたり…
フェニックスキック！なんてどうでしょう。
軟質クリアパーツなので、後ろから光をあててやると綺麗です。
3.75インチマーベルユニバースと。さすがに今回のML版を触っちゃったら物足りないかも。ユニバース版は暴走してないですもんね。
ダークフェニックスでした。いやー、これはいいですよ！彼女が持つ美しさ・強さ・不気味さ・狂気・悲哀を全て含んだような絶妙な頭部造形が素晴らしい。一見にしかずですので、とにかく手に取って見てみてください。国内ではホットトイズさんが正規導入しており、比較的入手難度は低めかと思われます。
まとめ＆おまけ
それではウルヴァリンVSダークフェニックスをストーリー仕立てでお楽しみくださいませ。
WV「ジーンやめろ！自分を取り戻すんだ！！」
DP「黙れ！！」
WV「グワァっ！！」
WV「ウオォォォォォォォォッ！！」
DP「アァッ！！」
WV「ジーーーーンッ！！」
…という悲しいお話でした。
THE END
というわけでマーベルレジェンドからウルヴァリンとダークフェニックスを紹介しました。この2体ではとにかくダークフェニックスが、僕みたいな素人でも適当に撮るだけでだいたい良い写真になってしまうというくらいの造形の良さでオススメです。国内ではホットトイズさんが正規導入してくれましたので、入手難易度は低め。気になる方は是非手に取ってみてくださいませ。皆様からのご感想もお待ちしておりまーす。
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