あけましておめでとうございます。2023年ウサギ年。おそらくTF界隈では数多くのスタンピーが活躍するスタンピー特需現象が起きているのではないかと思いますが、当ブログも月並みではございますがそのスタンピーから新年を始めたいと思います。20年以上も前のオモチャですが、今見ても色あせないどころか今よりも優れているところすらあるんですよね。
当アイテムについてはもうとっくにお馴染みの方も多いでしょうが、温故知新ということでひとまずお付き合いくださいませ。
TRANSFORMERS BEAST WARS NEO – TAKARA
日本におけるビーストウォーズ展開3年目の作品。完全新規の日本オリジナルアイテムを中心にリリースされ、動物(サイバトロン)VS恐竜(デストロン)という構図で展開された。商品はロボ・ビーストモードともに一段と進化を遂げたがその分複雑化し、その流れは(開発上の)次作品である「カーロボット」まで続いた。
・販売 | 1999年 |
・英名 | TRANSFORMERS BEAST WARS NEO STAMPY |
【フロント&リア(ロボ)】ビッグコンボイ部隊の少年戦士。モチーフのウサギからもわかるとおりどちらかというと偵察や諜報員といった役割で、戦闘向きのキャラではありません。しかし玩具デザインはウサギの耳を2本の剣に見立てるというアグレッシブなもので、今見てもアイデアの光る逸品です。またビーストのガワは背面にきれいにまとまっています。
【アップ】少年戦士らしさが良く出た無邪気さあるニヤリ顔。色分けもしっかりされていますね。
デザインをさらに良く見ていきます。手の部分をアップにしてみてみると、手首が横向きになって剣を持っている状態なのがわかります。ちなみにこの剣(裏返すとウサギの頭部)ははずすことはできません。
胸のスパーククリスタルは赤色でサイバトロン(マクシマル)マークが付いています。
【可動】ヒーロー着地!トランスフォーマーの歴史上、G2から始まったフリーポーザブルの流れはこの頃には当たり前。さすがに近年のアイテムほど綺麗にはいきませんが、十分ヒーロー着地できます。
スタンピーブレード!デフォで武器を持っている状態というのはやはり珍しいですよね。
ちなみにテックスペックによると彼の性格は臆病なのにお調子者で、仲間の足を引っ張ることも多いのだとか。寄せ集めのビッグコンボイ部隊らしいキャラです。
【ビーストモード】ウサギに変形。ウサギとはいっても可愛らしい要素は少なめで、ケモノ感のあるデザインです。ちなみに手足の位置がいまいち落ち着かなくて、写真の通りなんか中途半端な体勢しかとれません。
こんな感じで中腰で立たせた方がしっくりきたり。ちなみにアニメではこんなリアルなウサギじゃなく完全にマンガチックなかわいい二足歩行ウサギとして描かれておりました。
【変形】両手を合わせて背中のカバーをはめるだけの単純な変形。複雑を極めたネオ期においては最も簡単な部類です。
ウサギというよりネズミっぽいリアルな顔。毛並みの造形もワイルドで、可愛さのカケラもありません。
アルミラージモード!
【シザーモード】ネオのアイテムには第3形態が用意されております。スタンピーはこちらのシザーモード。これまたウサギの耳をうまく活用した面白い武器形態。ぱっと見のまとまりはかなり良いですね。
偉大なる5ミリジョイントのおかけで最新アイテムでも組み合わせて遊ぶことができます。ただし近年のアイテムに比べ肉厚で密度もあるので、ボイジャー以上の大きめフィギュアじゃないと保持は辛いかも。
そのままバックパックにしてフライトユニットなんていかがでしょう。よく見るとスタンピーすごい体勢になってますけどw
昔話シリーズ①ウサギとカメ
昔話シリーズ②カチカチ山
昔話シリーズ③因幡の白兎
鳥獣戯画かな?
ビーストキャラで遊ぶの楽しいな~。
以上ビーストウォーズネオからスタンピーでした。ウサギモチーフの変形ロボという今後2度と出るかどうかというニッチなアイテムですが、まさに当時のビーストウォーズ旋風の勢いを物語っていますよね。一時かなり安く出回っていたネオ期のTFもだんだん見かけなくなってきました。日本オリジナルトイですので、ここは地道にオークションやリサイクルショップなどで探してみましょう。
というわけで当ブログもホップステップということでこれからも細々と続けていきたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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