マスターズオブユニバース・オリジンズ:ヒーマンのディープな世界。昨年秋ごろ再販されたWAVE2からマン・E・フェイスを紹介します。今回はMOTUらしいギミック重視の面白フィギュアですよ。早速見ていきましょう。
MASTERS OF THE UNIVERSE ORIGINS- MATTEL
米マテル社が2020年から展開している、かつての大ヒットフィギュア・マスターズオブユニバース(MOTU)の本格リブートシリーズ。初代オリジナルフィギュアのデザインをほぼ忠実に再現した上で可動箇所を現在の標準的な仕様に変更。キャラクターのバージョン違いなども取り入れた正統アップデートラインと言える。
・販売 | 2020年 |
・英名 | MASTERS OF THE UNIVERSE ORIGINS MAN-E-FACES |
【パッケージ】ちょっとカードが傷んじゃってますが、いつものレトロ仕様パッケージ。裏面にはイラストによるキャラ紹介、遊び方、ラインナップが。
【フロント&リア】かなりオリジナリティーの高い独特の素体。MOTUの世界といえば「剣と魔法とテクノロジー」ですが、その中でもテクノロジー要素に全振りしたデザインです。青と黄色がメインのド派手な宇宙飛行士といった趣きですね。
ビンテージトイはシリーズ展開2年目の1983年に発売されておりますが、当時から見ても攻めたキャラだったんではないでしょうか。
【アップ】ヘルメットというかゴミ箱をかぶったような面白い頭部にアメコミヒーロー的なマスク顔。インパクトが強いですねぇ。そしてこんな頭部ですがなんとちゃんと首が回転します。後述のギミックのことを考えると、これはマテルやるなという感じ。
【可動】ヒーロー着地!オリジナル要素が強いボディですが、動きは標準的です。
【付属品】手持ちの銃が付属。ビームガンでしょうか。ユルいデザインがかわいいです。
メディアによって異なるようですが、アニメでは最初はちょっとした荒くれものとして登場。スケルターの配下にされそうになりましたが、ヒーマンたちによって助けられました。
【ギミック】さてお待ちかね、楽しいワンギミックの紹介です。マン・E・フェイスのギミックの秘密はまさにそのゴミ箱のような頭部にあり。
頭頂部をよく見るとダイヤルがついているのですが…
それをグルっと回すと…
ででーん!顔がロボットフェイスに変わりました!
さらに回すと、モンスターフェイス!最初のヒューマンフェイスと合わせると、マン・E・フェイスは全部で3つの顔を持っているのです。ちなみにアニメではもっとたくさん顔を変えることができ、名前も「Many faces」のもじりなんだとか。「Eって何だよ」と思ってたら、なるほどねぇ。
ギゴガゴ、ギゴガゴ…。彼は顔を変えることで能力も変えられるので、それを生かしてアクターとして活躍しているそうです。
ガオー!!モンスター時はちょっと荒くれものになっちゃいます。
対決タイム!ちょっとギミックかぶりしているトリクロップスがお相手だ!
バキューン!!冷静沈着なヒューマンフェイスで先制攻撃!
ゴゴー!!ロボットフェイスで突撃して…
グオー!!モンスターフェイスでトドメだー!!
「ギミックかぶりは許さない!」
「俺の出る幕無しかよ…」
YouTube公式チャンネルより、”The Mystery of Man-E-Faces”をお楽しみください。彼のだいたいのことがわかります(英語です)。
マン・E・フェイスでした。インパクト強めの印象的なキャラクター。ギミックもシンプルに楽しくてオススメですよ。というわけで皆様からのご感想やレビューなんかもお待ちしておりまーす。
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